バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

やはり増えていたバガンの観光客数!

昨年1年間にバガンを訪れた外国人観光客数が発表され、前年よりも15%増えていたことが分かりました。

 

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■バガンを訪れた外国人観光客数の推移

2014年 230129人
2015年 247140人(+7%)
2016年 283877人(+15%)
※Myanmar Tourism Federationによる

 

ミャンマーを訪れた外国人が昨年かなり減ったというニュースが流れましたが、これはタイなど陸路から入国した数が相当数減ったのだということです。
また視察目的のビジネスマンも減ったのかもしれませんが、バガンに関しては順調に増加しています。

 

と同時に感じるのが、アンコールワットなどと比べるとまだまだ少ないと思います。
でも、バガンは今まで通り素朴でのんびりした観光地の方がいいのかもしれませんね。

 

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速報・ブレディとテッサワディーが登楼再開!

※掲載画像は以前のものです。

昨年8月以来登れなくなっていた2つのパゴダが本日登れるようになりました。
 

シュエサンドーパゴダと並んで朝日と夕日鑑賞で人気だったブレディ(BULE THI)は本体のパゴダが登れるようになりました。

 

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ニューバガンから空港に向かう途中のテッサワディーも登楼が再開されました。

 

 

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いずれも地震前に人気がありましたので、登れるパゴダが以前に戻るというのは非常にうれしいですね。

 

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現地旅行社しか提唱できないサステイナブル・ツーリズム

こんにちは。
今年2017年は国連が定めた「持続可能な観光の国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development)」で、これはサステイナブル・ツーリズムを普及させていこうという意図があります。


このサステイナブル・ツーリズムというのは何かと言いますと、“環境悪化や文化継承の阻害、過度な商業化を回避することによって、観光地本来の姿を求めていこうという考え方”です。


これは、これまで観光発展してきた反省の中から生まれてきたものですが、私から言わせれば当たり前のことです。

 

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なぜ今更こんなことを提唱するかというと、これはつまるところ先進国の観光における「目に余る商業主義」を修正しようということです。


20世紀の観光の歴史を振り返ると、日本では伊香保だ城崎だと大量送客ツアーを送れるだけ送り、儲けるだけ儲けたあと、その結果多くの貴重な日本の遺産である温泉が涸れ、それを大衆には隠し、ポンプアップしてろ過してうめて、それでもなくなるとただの水を提供する。それを宿泊施設も旅行業者も知りながらまだ販売する。そんなことをしてきました。


なぜそうなるのか。

それは団体の送客で利益が出るからです。これはかつての日本も、現在のミャンマーでもどこでも同じです。


フィリピンのボラカイ島は世界1のビーチともてはやされ、近年のホテル建設ラッシュで小さな島の海が一気に汚れました。上空からの写真を見るとビーチを覆うように海水が汚水のようになっているのが分かります。地元の日本人の方が、「20年前はボラカイはきれいだった」と言っていたのが印象的でした。


カンボジアのアンコール遺跡の入場料が今年85%も上がりました。これはひとつには、あまりに団体客が多くて遺跡に悪影響があるから、観光客を絞ろうという意図があるのかもしれません。観光地化の弊害としては、世界中から観光客が押し寄せるために、次から次にホテルが建てられ深刻な人材不足に陥っています。また長いローシーズンのために旅行会社に囲われたガイドの収入が季節によって極端になっており、生活に大きな負担となっています。


バガンでも観光地化によって、仏教信仰に影響が出るのではないかと思っている人は多く、また地価の上昇によって将来家が持てなくなってしまうのではないかと危惧している声が多く聞かれます。


私はサステイナブル・ツーリズム自体は至極当然なことで、バガンもセーシェル諸島と同様観光客数制限をした方がいいと思いますし、遺跡保護をうたうなら、一切の一般車両の入域を禁止して決められた観光用車両だけにするとか、完全な保護区域にすればいいと思っています。


ただ、そういうことが実現する可能性は高くありません。なぜかというと、観光収入は国家にとって貴重な財源であり、これから発展していかなければいけない後進国にとっては、他国の押し付けなどわずらわしいだけです。また日本の大手代理店だけでなく、世界中に星の数ほどある旅行代理店にとってビジネスチャンスなので、このような崇高な考えに賛同できるわけがありません。


私は大手さんから嫌われていると思います(笑)。でもそれでいいと思っています。

サラトラベルは日本に本社がありませんので利益還元するところは現地バガンです。
あくまで現地住民の立場を代弁して、観光業をしながらなるべく今までのものを壊さず観光発展していけるように努力し、微力ながらそれを多くの人に伝えていけたらと思います。
それがバガンの人たちから学んだ考え方です。

 

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世界遺産・タイエーキッタヤー遺跡

バガンの前時代にあたるピュー王朝の遺跡がミャンマー初の世界遺産に登録されましたが、そのうちもっとも観光向きのピイのタイエーキッタヤー遺跡(スリクシェトラ)をご紹介します。

 

まず、バガンと気候が異なり、雨季になると遺跡がどろどろになりますので、観光時期は11月~5月までに限定されます。4月~5月までは暑くなりますので、それまでが相応しいかもしれません。

 

場所はヤンゴンから車で約5時間、専用車で行くなら朝7時にはヤンゴンを出ないと途中渋滞にあいます。早めに出ればお昼前に眼鏡パゴダのあるシュエミエーマンパヤーに着き、昼食を食べてホテルをチェックインして、午後タイエーキッタヤー観光という理想的な行程が組めます。

 

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タイエーキッタヤー遺跡は、ピイの市内から30分ほどの距離にある城壁の残る遺跡です。バガンに比べるとパゴダの数がごく少ないのですが巨大なパゴダがいくつも現存していてインパクトがあり、なかなか見ごたえがあります。

 

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この遺跡は主にピュー時代後期のパゴダが残り、バガン時代の前にどのような国家があったのかロマンをかきたてます。

 

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まず世界遺産のモニュメントからしばらく先にあるぽつんとたたずむパゴダがパヤーマーパヤーです。4~7世紀のピュー時代中期に建てられたパゴダですが、形がいびつで味があります。

 

近づいてみると…

 

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かなり大きいです。

 

このパゴダはタイエーキッタヤーの中でも古い部類に入り、考古学的に貴重な史跡だといえるでしょう。

 

城壁の中ほどには考古学博物館(5000チャット)がありますが、遺跡の規模を考えると展示物は貴重なものばかりで必見です。

 

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このストゥーパのレリーフなどは本当に貴重です。同じようなものをボロブドゥール寺院の彫刻の中で見たことがありましたが、それもやはり8世紀ですからね。ボロブドゥールとの距離を考えると、とても同時代に影響し合ったとは思えませんが、柳田國男の「蝸牛考」と同じで、仏教の伝播も同じように広がっていったのかもしれません。

 

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尖塔部が宇宙的な発想をしていてすごく興味深いです。

 

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こちらはヒンドゥーの影響か後の上座部とは大きく異なるのが見てとれます。

 

 

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タイエーキッタヤーで思うのは、この尖塔部分が信仰の象徴だったのだろうということです。いろんな場面で出てきますので重要だったのでしょうね。

 

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先史的な出土品ばかりかと思うと、精緻な彫刻も出てきます。そういえばピュー王朝は後のバガン時代にはないピュー・コインという銀貨を使用していて、なぜかインドシナ半島全域で発見されていることから、一つの謎とされていますね。

 

 

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愛嬌のあるロケットパゴダです。こう見ると、スリランカのパゴダに多くみられる四角い厨子がほとんどなく、王家がインド系だと言われている通り、東南インドの影響が強いのかもしれません。

 

 

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ヒンドゥーの影響と思われる展示物と仏教(特に大乗)のものとが融合していたような感じです。仏教用語はなぜか上座部のパーリ語だというのですから余計なんだかわかりません。

 

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この台座はなんとなく古クメール遺跡のサンボー・プレイクックでも見たような気がするのですが、7~9世紀頃はこのピュー王朝とサンボーの真臘国の時代。中国の記録には両国の交流が盛んだったと記されていて、インド~ピュー~古クメールという文化交流は、いま知られている以上に深いつながりがあったのだと思います。

 

 

 

考古学博物館を出て、南側の城壁の外側にパゴダなどが集まっています。そこまで牛車に乗ることができます。これはどこでも行ってくれますが、スピードが遅いので30分ぐらいまでにしないと飽きると思います。そのほかはバイクタクシーか車でしか移動できないのではないでしょうか。

 

 

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途中に通るパヤタウンパヤーは、地球の歩き方に取り上げられていませんが、とても貴重です。

 

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なにかと言いますと、上に乗っている小塔です。バガンのものは去年の地震のときのレポートに書いた通り、尖塔部分がこれまで何度も修復されてきたために、オリジナルがどんな形なのか分からなくなっているものがほとんどです。

 

 

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ところが、ピイ一帯は地震が少なかったのか、尖塔部分がよく残っています。たとえばスコータイ遺跡なども尖塔が鋭利な形をしているために修復されている後がくっきり残っていますし、このように先端までほぼ完全に残っているというのはすごいと思います。

 

 

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東京文化財研究所とかぜひ調査してほしいですね。って、だいぶまたマニアック路線に入ってきてしまったので、この辺でやめときます(笑)。

 

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のどかな風景が続きます。同じように馬車でまわれるマンダレー近郊のインワ村に似た感じですが、インワほど景色が豊かではありません。

 

メインのボーボージーが見えてきます。

 

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タイエーキッタヤー遺跡の中心的存在のボーボージー・パヤーです。46mもの高さがあり、バガンの巨大寺院群へと続くミャンマーのパゴダ巨大化のさきがけと言えるかもしれません。

 

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近くに行くとその大きさがよく分かりますが、よくぞ地震で倒れなかったなと感心してしまいます。

 

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ボーボージーの周辺にはいくつかのパゴダや寺院があり、見どころがいくつかあります。

 

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このように、ピュー遺跡がバガン遺跡に与えた影響が強いことを示したパゴダもあって、バガンとタイエーキッタヤーの両方を見ることで歴史の魅力を再認識できます。

 

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ビルマ語が文字として出てくるのがバガン王朝からとされていますが、それを19世紀の西洋人が勝手にビルマ=チベット語族/モン=クメール語族と分類したために、ビルマ族は北から突如やってきたことになっていますが、このパゴダを見れば、バガンの起源がどこにあったのかという一端が見えるのではないでしょうか。

 

 

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レミャッナー寺院の中には7世紀前後の彫刻も残されていますが、これもやはりストゥーパが両脇に鎮座しています。

 

 

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面白いのは、タイエーキッタヤーではパゴダの多くが城壁の外にあります。これはもしかすると王城を守護するという意味があったのかもしれませんね。巨大なパゴダ群に守られる王宮という風景を想像するのも一興です。

 

さて、市内に戻る途中にパヤージーパヤーがあります。これも他のパゴダと似た形をしていますが市街地にあるのがおもしろいところです。

 

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タイエーキッタヤー観光が終わったら、夕日を見にシュエサンドーパヤーに行きましょう。

 

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バガンのシュエサンドーパヤーと同じ名前のパゴダですが、形は異なります。現在ではミャンマー三大パゴダのひとつにも数えられていて、非常に重要な寺院でもありますし、熱心な信者の参拝地になっています。

 

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ピイはマンダレー~バガンを下った要衝にあり、川沿いの景色も人気です。ミャンマーの主要観光地がほとんどすべて水辺にあるというのが良いですね。

 

 

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ピイは静かで昔ながらの雰囲気を残す地方都市です。ヤンゴンとバガンの中間(ややヤンゴンより)にあって周遊するには少し不便ですが、時間があったら是非とも訪れたい場所のひとつです。

 

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ちなみにバックパッカーの間で超有名人の上村先生ですが、現役ばりばりで旅人に優しい方です。旅の途中で日本食が食べたくなったら寄りたいところですね。

 

のどかな懐かしい街にある、どでかい仏塔群たち。

バガンの壮大な景色とはまた違った存在感を放つパゴダも、また後味の良い余韻と残像を残してくれます。遺跡好きにはマストビジットですね。

 

 

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5月から各社ともマンダレー→バガンを運休予定

こんにちは。

ミャンマー国内線最大手のエアカンボーザ(K7)ですが、5月~9月のローシーズン期間中は、ゴールデンウィークなども含め、マンダレーからバガン・ニャウンウーの路線を運休することになりました。

 

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一昨年はマンヤダナーポン航空との共同運航で非常に運航状況が良かったです。去年は単独運航として運航していましたが、今年は飛ばさないというので非常に残念です。

個人的には、各社が協力してローシーズンはコードシェアにすればリスクを回避でき、搭乗率も増やせると思うのですが、エアカンボーザができないのは、今年から系列会社であるミャンマー国際航空となぜか社内コードシェアを組んだので、それが原因なのかもしれません。

 

またマンヤダナーポン航空も現時点で予定は入っていますが、運休予定ということで、近いうちにキャンセルとなるのではないかと思います。その他の航空会社も運航を予定したとしても、欠航などが相次ぐ可能性があり、今年に限っては逆ルートをご検討頂いた方が無難かと思います。

 

一方バガン→マンダレーは9時台の朝便で予定されています。

ミャンマー周遊旅行をされるかたはご旅程の組み方に十分ご注意ください。

 

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エミレーツがヤンゴン⇔プノンペン線の直行便を就航!

こんにちは。

機内サービスなどで世界のリーディングエアラインに必ず名前が挙がるエミレーツ航空(EK)ですが、2017年7月からヤンゴン⇔プノンペン路線の直行便を就航すると発表しています。

 

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フライトスケジュールは以下の通りです。

 

■ヤンゴン→プノンペン
EK388 RGN-PNH 18:55/21:25
*B777-300ER

 

■プノンペン→ヤンゴン
EK389 PNH-RGN 23:10/00:40(+1)
*B777-300ER

※飛行時間:2時間

 

www.emirates.com

 

一昨日このニュースを見て、うーん高いんだろうなと思っていましたが、今日料金がでまして、やはり高かったです(笑)。
最安値の日のエコノミーバジェットで往復USD576ということですから、同路線のバンコク経由を飛ばしているバンコクエアの往復USD420~や、さらに安いエアアジアなどと比べるとダントツに高いですね。

 

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まあこの路線に乗る搭乗客自体が欧米人のビジネスマンなどがメインになるでしょうから、そういう価格帯なのかもしれませんね。観光という意味では、ヤンゴン⇔シェムリアップがほしいところでしたが。。

 

 

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バガンの国際線乗り入れについて

こんにちは。

次のような記事がでました。

 

“マンダレー管区副首相とソムキッド・タイ副首相がバガン=タイ直行便就航を示唆”

『タイの副首相ソムキッド・ジャトゥシーピタック氏がバガンを訪問、マンダレー管区副首相ゾーミン氏と会談を持ち、バガンとタイを結ぶ直行便就航に向けた話い合いがもたれた。また両国間の観光プロモーティングの協力を約束した』…というニュースです。

 

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※ソース:THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/discuss-on-direct-f…/

 

さて、バガンの国際線乗り入れですが、昨年バンコクエアウェイズがバンコク⇔バガンの就航予定を組み込みましたが頓挫しました。理由は分かりませんが、路線図ではバンコク→ネピドー→バガンとなっていましたので、ネピドー線に搭乗するスーツ姿のビジネスマンと、その先のバガンまで行く短パン姿の観光客とのギャップがあったのかもしれません(笑)。

まあそれは冗談としても、ATR-72(ネピドー線はジェットではありません)の国際線での経由というのが航空会社にとってやりにくいのかもしれません。
いずれにしても、今回の話し合いは、タイトルこそバガン直行便となっていますが、あくまでアジェンダの1つに過ぎないと思います。

 

バガン直行便について、私なりに考えているのは、エアアジアは飛ばせません。なぜかというと、ジェット機しか持っておらず、現バガン・ニャウンウー空港はプロペラ機ATRまでの大きさしか発着できないからです。振動が遺跡に影響するということで、ATR-72でも悪影響がでるという人さえいます。
バガン観光にジェット機が飛行するようになるのは、おそらく戦時中に日本軍が使ってたパゴック旧空港を使うようになってからでしょう(15年後とか?)。

 

アウトバウンドが盛んになっている近隣の観光当局はそれまで待てないのでバガンに早く飛ばしたいと考えています。

いちばん簡単なのはチェンマイです。なんせヤンゴンより近いんですから(笑)。そうするとバンコクエアが一番手です。チェンマイは近隣諸国へのフライトも多いので使い勝手が良さそうですね(日本からは不便ですが)。次はルアンパバーンです。これもヤンゴンと同距離で近いです。でもプロペラ機を保有しているエアラインに限定されてしまうので、エアバスジェットしか持ってないシルクエアーなんかは飛ばせません。
AIR KBZが就航する可能性もありますが、集客力を考えるとバンコクエアしかないかもしれません。


当社のお客様の多くが、ヤンゴンスルーを考えられているようですので(笑)、私としても早く実現してほしいなと期待しています。
新着情報が入り次第お届けしたいと思います。

 

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