実走!E-Lite(朝発ヤンゴン→バガン)
日本が夏休みに入り、ほぼサービスでやっているバスチケットの販売枚数が1日10枚を超える勢いです。
その多くがJJ EXPRESSですが、原因はミャンマー初となるバスバウチャー発行によるオンライン販売を始めたためです。
利便性を追求するのも利益を出したあとだったなと今更ながら気づき、誰もいないオフィスでひとり黙々とバウチャーを発行する日々です(笑)。
バックパッカー向けのバスバウチャー発行要員を1人雇うことも考えている私ですが、先日E-Liteの昼行バスに乗ってみましたのでご報告したいと思います。
価格(14ドル) | ★★★★ |
人気 | ★★★★ |
空席 | ガラガラ |
乗り心地 | ★★★★ |
揺れ | ★★ |
サービス | ★★★ |
E-Liteはヤンゴン-マンダレー線を主軸として運行しているVIPバス会社で、ミャンマー人の人気ではいちばんです。バガン線は今年に入って始めた新路線で、昼行・夜行の両方を走らせています。特徴としては、全座席にテレビが付いています。新しいからいいものの、故障したら直すのだろうか…という疑問は浮かびますが、映画(英語)も15本位あって、長時間の時間つぶしに最適です。
車両は広めの45席で、4列シートなので横幅はJJ EXPRESSにはかないませんが、前の座席までのスペースが広く、ゆったり足を伸ばせます。
ただシートは薄く、寝心地が良いJJ EXPRESSに比べるとナイトバスとしては若干落ちるかもしれません。
旅程
ヤンゴン 08時00分発
トイレ 5分(休憩)
115マイル 30分(休憩)
メイッティーラ 15分(休憩)
バガン 17時00分着
夜行では通常115マイルとメイッティーラの2箇所しか停まりませんが、昼行は他に1~2ヶ所トイレ休憩に立ち寄ります。
ついでながら、このヤンゴン行きの往路(バガン→ヤンゴン)はJJ EXPRESSの夜行を利用したのですが、まれに見る激しい腹痛におそわれ、ネピドーのサービスエリアを越えたところで我慢できず、バスを緊急停車させることになってしまいました。
折りしも大雨のあとだったらしく、足元はどろどろ。用を足してバスに戻ると私のくつは田んぼから戻ったようになって車内は泥だらけ、迷惑きわまりませんでした…。
と、10年に一度の大失態でしたが、ちなみに20年以上前に一人旅の途中、高知県須崎の路線バスでもやったことがあります(笑)。はは。
さて、道中のどかな田園風景というか、野原が延々続きます。メイッティーラまではほぼ同じ景色で2時間も走ると飽きがきます。そういえば、先ほどの須崎事件のときは、「スーパーながら」で東京を23時47分に出て、高知に翌19時とかに着いた長旅の翌日で、絶不調だったのをいま思い出しました。
メイッティーラからは起伏が出てきて、なかなかローカルな旅となって楽しいです。
別路線ですが、メイッティーラも通るバガン→タウンジー線のカロー手前の山越えは、これからシャン州に入るんだというわくわく感があってお勧めです(もちろん昼間です)。
E-Liteの感想ですが、足元が広く、また映画が見放題なのでいいですが、クーラーががんがん効いていて、本気で寒いです。バガン行きの昼行は2度目でしたが、やや座席が狭くてもエアコンを切ってくれるMandalar Minnの方がマシかなあと思いました。
※これだけレポートしておいてなんですが、E-Liteのヤンゴン発はサラトラベルでは販売していません。ただのレポートでした(笑)。
※その他のバガン・バス情報については以下をご覧ください。
バックパッカー必見!バガン発着高速バス名鑑 2014年7月版 ミャンマー/バガン特派員ブログ | 地球の歩き方