バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

ミャンマー国内線の実際

こんにちは。
年末年始の後精算も終わり(笑)、ようやく2016年がスタートした、そんなサラトラベルですが、昨年1年間を振り返り国内線の手配についてお伝えした方が良いと思うことがけっこうありましたので、ぶっちゃけてみたいと思います。

 

※以下の内容は昨年2000枚以上を発券し、自分でも多数搭乗する中で見たこと感じたことを事実をもとにして書いています。誰も書かなかったことですので反発もあるかと思いますが、今後国内線各社の質的向上とミャンマー観光のためになればと思っております。

 

まず航空会社の評価から・・・

 

エアカンボーザ(AIR KBZ)

実質No.1。運航状況がもっとも安定している。便数も多く、ヤンゴン⇔ヘーホー線など同時刻に複数飛ばしているのでスキップや欠航となってもほぼ同じ時刻のフライトに振替となる。エアバガンとの相互振替はなし。
往復割引があって、早期の予約に適用される(1便10席程度か)。

 

エアバガン(AIR BAGAN)

知名度が高い航空会社。昨年オーバーラン事故を起こし、その後1機を残して全機材の総点検に入る。それから半年経っても欠航などが相次ぎ運航状況が非常に悪い。欠航になると主にアジアンウイングスへの振替となる。エアカンボーザとの相互振替はなし。
注意:マンダレー⇔バガン線(夕方便)で代替便のない欠航が発生しています。

 

マンヤダナーポン(MANN YADANARPON)

新規就航して2年で、機材が新しい。時刻変更が非常に多い。昨年より欠航は減った。2015年11月にハイシーズンの客入りを期待して、ミャンマーナショナル航空との共同運航便やリース便での増便を予定したが、団体によるブロック席のキャンセルが多く結局ほぼ自社機材のみの運航となった。予定時刻が早くなることも多いので、リコンファームは必須。
もっとも安い券種がある(早期の予約に適用)。往復割引も適用になるが、団体のブロックが多いので取れないことも多い。

 

ヤンゴンエアウェイズ(YANGON AIRWAYS)

機材は古いが運航状況は良い。ようやくEチケット発券が適用されるようで、今後サラトラベルでも導入予定です。料金は安め。

エアマンダレー(AIR MANDALAY)

2014年12月から全便欠航という失態をおかしてから運航状況は不安定。当分手配されない方が無難。

 

アジアンウイングス(ASIAN WINGS)

ご存じANAが出資を予定していたがずさんな経営のために断念した国内線。
運航状況も悪い方で、他社便への振替も頻繁に見られる。ヤンゴン→バガンは経由だったりするので使い勝手が悪い。

 

ゴールデンミャンマー(GOLDEN MYANMAR AIRLINES)

昨年非常に運航状況が悪く、また時刻の大幅遅延の際に空港カウンターに誰もスタッフがいないなど、搭乗客への対応として不安が大きいために手配をやめました。ただ、ヤンゴン→バガンの10時30分発とか夕方発とか他社にない便を持っているのでその辺は魅力的です。オンラインにも力を入れていて取りやすいですが、リコンファームは必須です。

 

以上です。
ここに取り上げないFMIはネピドー路線をもともとやっていましたので、ネピドーに行かれる方はそこを利用されると思いますが、その他のエアラインはまだ時期尚早かと思います。。


まず、旅行会社だから言うわけではありませんが、正直に言って他国のようにきちんと予約管理ができていないので、サイトで直接購入されるのはまだまだ早いと思います。オンライン専門の担当者がいるわけでもなく、システムの不具合やエラー(これが致命的。航空会社が対処できない)が多い。。
みなさん先進国に慣れすぎです。

 

エアラインで直接購入されて、決済されているのにウェイティングになっている方とか、FAXでクレジット情報送ってくれと言われてるけどそれって普通ですか?と聞いてこられる方とか、いちばん多いのはキャンセルしたいけど返事がないってパターンです。決済記録さえちゃんと見れない人たちが中で作業してるんですからそれはお互い苦労すると思います。

 

あと、あまり言えませんが、予約システムを変更したある航空会社が、古い予約をすべて消してしまい、予約番号を言っても分からない、もう一度予約してくれなどと平気で言ってきたりいろんなことがありました。

 

私はやはり10ドル~20ドル高いくらいだったら旅行会社で手配してもらったほうがいいと思います。ミャンマー国内線は料金設定がコスティングから成り立っていないところもあるので(笑)変に安くなっていたりしますが、本来旅行手配を代行してもらうというのは、このような意味合いではないでしょうか。ちなみに均一価格で販売している旅行会社さんが多いようですが、本当は券種による料金設定ですので本来料金に幅がでるはずです。

 

今年はもう少し利便性をよくして空の安全を提供できるように工夫したいなと考えております。

 

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