バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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ヤンゴンプレス2016年3月号掲載・バガン通信「バガンのホテル選び」

あの~、バガンの歴史スペクタルもいいんですけど、何か情報ありませんか?という声が聞こえてきそうですので(笑)、たまには役に立ちそうな情報を発信してみました。

 

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バガンのホテル選び

 

バガン遺跡はオールドバガン・ニャウンウー・ニューバガンの3つの地域で構成されていますが、その他にも宿泊施設がいくつかあります。

 

☆オールドバガン:

遺跡に囲まれた中~高級のリバーサイドホテルが多い。以下の5軒が営業している。

 

①ティリピセヤ

②エヤーリバー

③バガンタンデ

④バガンホテル

⑤タラバーゲート(リバーサイドではない)

 

☆ニューバガン:

メインとなる遺跡群からは離れるが周辺にパゴダもある。レストランやホテルが多くホテルゾーンといえる。ホテルはバジェットホテル~高級ホテルまで多彩。現在オールドバガンから移住したバガン村の人達が住んでいる。

 

☆ニャウンウー:

宿泊施設はゲストハウスが中心。市場などもある地域唯一の町である。ホテルはロイヤルバガンやニャウンウータンテぐらいしかない。

 

☆ミンナントゥ村:

遺跡の真ん中にオーリアムパレス1軒のみ営業している。北側にはこれも1軒宿といってもいいアメージングリゾートがある。こちらはゴルフ場を併設。

 

☆シュエジーゴンパゴダ周辺:

Zfreeti Hotelなど新しいホテルなどが数軒ある。周囲はレストランやみやげ物屋が点在していて散策向き。

 

☆ウェッジーイン村:

ニャウンウーからオールドバガンに向かう途中にある村。数軒のゲストハウスとレストランがある。

ホテルはBagan Umbraなど2軒のみ。

 

■ホテルの選び方■

 

ロケーションが良いのはオールドバガンにあるリバーサイドホテルですが、夕食に外出する場合は車などが必要となります。周辺を散策したい場合はニューバガンかニャウンウーになりますが、ニューバガンは表通りから奥まった場所にあるホテルも多く予約の際に注意が必要。一方ニャウンウーはゲストハウスがほとんどでホテルはごくわずかです。

最近人気が高いのはオールドバガンにも程近く、周囲にレストランやお店の多いZfreeti Hotelです。日本人宿泊客も多く利用しており、またリゾートホテルの雰囲気もあるのでバガンの中ではコスパは高いといえるかもしれません。

 

一方高級ホテルはとなると、オーリアムパレス(ミンナントゥ)、バガンロッジ(ニューバガン)の2つが人気があります。オーリアムパレスは遺跡に囲まれたバガン王朝の雰囲気が味わえるホテルです。またバガンロッジは、フランスの高級ロッジといった趣きで欧米人に人気が高いです。ただ中心地から離れているので、いずれも移動には車が必要です。

 

 需給バランスでいうとハイシーズンを中心に売り手市場が続いていますので、割高感は否めませんし、遺跡保護地域のため新規ホテルの建設が進んでおらず、質的向上は簡単には望めないというのが現状です。ただ、それ以上に素晴らしいバガン遺跡の絶景が待っているのだと考えると、多少のことは我慢してバガンを満喫して頂けたらご旅行も素敵なものになるのではないか思います。

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