~バガン便り~

バガンにあるサラトラベルの情報発信ブログ

バガン遺跡の修復作業がほぼ終了

文化省考古学局バガン支局によると、2016年8月にバガン近郊で起きた地震の影響で損壊したパゴダ・寺院の修復が80%近く完了したと、一般紙イラワジ紙が伝えています。

「第1段階として緊急の措置を講じた。その次に修復を行い、いまや80%は完了した。そして今後引き続き耐震工事を行うことになる」と考古学局のアウンアウンチョー氏は述べています。

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現在ユネスコの技術支援を受けながら行われている修復ですが、各所でバガン伝統の竹組みを用いた工事作業は独特で、観光客からも好評でした。

関係者から聞いたところでは、ユネスコは当初どのような修復工程がふさわしいか検討していたところ、バガンの方では昔ながらの工法ですいすいと竹組みを組んでしまい、ユネスコの担当者が「へえ、これでやれてしまうのか」と感心して、そのまま伝統修復作業がはじまったということです。

また、2016年に被害を受けたパゴダの多くが軍政時代などに過度に修復を繰り返した箇所であったため、ユネスコの支援を受けた考古学局ではオリジナルでないものはこの際取ってしまうという方針で、尖塔部のないパゴダが増えました(これが本来長く続いたバガンの姿なわけですが)。

私個人として思うのは、実のところストゥーパの尖塔部というものは、特にピュー族やモン族の影響を受けたバガン王朝時代からタイのものは、無理のある形をしていて、尖塔の美しいスコータイ遺跡なども良く見ると尖塔がやはり欠けていてあとから修復した痕跡のあるものがほとんどなのです。

ですので、地震のあるところでは当然倒壊してしまい、それを地元の人は悲しんで修復、また壊れて修復ということを繰り返してきましたが、それが功徳になると信じられているので、バガンでも頭のないパゴダに納得がいかない人は多いです。
世界遺産登録まで間近となったバガンですが、ただの商業価値をおく遺産登録ではなく、真の意味で恒久的な価値のあるものと評価されてほしいですね。

まもなくゴールデンウィークです。
今年はフライトの欠航や時刻変更がまた増えていますので、ご旅行予定の方はご注意ください。

 

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