バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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年末国内線総括~AIR KBZに異変あり

※いつも言っていますが、うそは書きません。
※サラトラベルでは前日までに起きた変更につきましては、ご宿泊先へのお電話とメールにてご案内し(またはガイド経由)、ご旅程に影響が出るのを回避するよう努めております。


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こちらの画像は12月28日に起きた時刻変更を、うちのリコンファーム担当が目の前にいる私にメールで送ってきたものです(PNRとご搭乗者氏名は消してあります)。スタッフがいちばん大変なのは、すべてのお客さんの発券時のチケットを全部印刷しておき、そこに変更の過程をすべて書き込んで、それを元に私に伝えてくるわけです。
ところが国内線発券はこれまで私しか行っていません。つまりうちのスタッフたちは予約システムをいじらず、アナログだけで年間3000枚にのぼる予約の一切を把握しているわけです。でもひいき目でなくその精度は高く、私のデジタル情報とスタッフのアナログ情報とを突き合わせることでで、ミスを限りなくゼロにしているといえるかもしれません。


ところで、今年の年末年始は半端なく大変でした。とめどもなく時刻変更に追われて、終わったと思ったらまた変更が入ったりして、つい航空会社に「給料もらわないといけないレベルなんだけど」って言ってしまいました(本当 笑)。


で、実際はそんな甘っちょろいものではなく、発券済予約をキャンセルされたりもしました。

**JAN K7262 RGN-NYU 0700/0820 → **JAN K7248 RGN-NYU 0905/1025

1月1日以降、AIR KBZに上記のような時刻変更が頻発しました。

1月2日だったか、そのうちの1つをシステム上で見ていましたら、なんと09時05分発になっているはずの予約が[CANCELED]となっていました(搭乗日は3日後でした)。私は経験上、まずすぐに別予約で臨時便に空席があったので予約を入れ、かつそれだけでは安心できないので、マンヤダナーポン航空の同時間帯の便に予約を入れ、2席押さえた上でAIR KBZにどうなっているのか聞いたところ…、

「すいません。マニュアル(手動)でキャンセルしていたようです」


ですって…。

どうですかこれ。。

それで、(私が席を押さえてることは言わずに)どうするのこれ?と聞いたところ、キャンセルしてしまったのでそれは返金しますから、買いなおしてください。というのです。つまり、もし券種が高くなっていたらうちの持ち出しになるということです。ま、そのぐらいは結果オーライですが。

それはいいとしても、おそろしいことするなと思いますよね。でも、私の会社ではこれがあるからリコンファームしているわけです。年に1回あるかないかのために全予約をチェックするわけです。で、実際こうやってあるわけじゃないですか(笑)。大手さんのヤンゴン支店のサイトで、リコンファーム不要って書いてありますけど、この記事読んでたらすぐに削除してください(笑)。


さて前置きが長くなりましたが、ここから本題です(笑)。

まずはこれをどうぞ。

23DEC K7264 HEH-NYU 1725/1805 ---> 
23DEC K7211 HEH-NYU 0910/0950 
※発生日:12月21日→他社便の夕方便で回避

03JAN K7235 NYU-RGN 0915/1035 --->
03JAN K7235 NYU-RGN 1000/1120 --->
03JAN K7235 NYU-RGN 1005/1125 --->
03JAN K7212 NYU-RGN 1020/1140 --->
03JAN K7235 NYU-RGN 0845/1005 (最新)

04JAN K7241 SNW-RGN 1545/1635 --->
04JAN K7241 SNW-RGN 1320/1510 (最新)

搭乗客が知らされなければ、思いっきり乗れなくなるパターンばっかりです。
そして重要なポイントは、これすべて観光地発です。お客さんは観光しているわけですよ。メールチェックなんかしませんよね。

こういうのもありました。信じられないような展開ですよ。

05JAN K7262 NYU-MDL 0835/0905 --->
05JAN K7703 NYU-MDL 0745/0815(1月3日)
05JAN K7704 NYU-MDL 0830/0900(1月4日)


なんと前日に再変更してきました。この変更が入った瞬間、仏のようなうちのバガンスタッフがキレそうになってましたから(笑)。


02JAN K7443 HEH-RGN 1325/1435 --->
02JAN K7443 HEH-RGN 1635/1745 --->
02JAN K7443 HEH-RGN 1335/1445 --->
02JAN K7443 HEH-RGN 1400/1510 (最新)

03JAN K7203 HEH-RGN 1725/1835 --->
03JAN K7201 HEH-RGN 1830/1940 --->
03JAN K7201 HEH-RGN 1725/1835 (最新)

03JAN K7262 NYU-MDL 0835/0905 --->
03JAN K7703 NYU-MDL 0745/0815 --->
03JAN K7705 NYU-MDL 0955/1035 (最新)


ウソだと思いますよね。だから冒頭で本当ですとうたったのです(笑)。
こういうケースは読めるんです。あ、またやるなって。1月3日のバガン→ヤンゴンの午前便なんて、お客さんはどの情報が正しいのか混乱しますよね。しかも発券した時期によってお客さんの知っているフライト情報は異なります。これはシステムしか見ていない私は把握できません(システムには予約時のフライト情報の履歴がないからです)。だから、無駄な作業のように感じますが、全チケットを印刷させて、お客さんの持っているチケット情報と整合性を持たせて、そこを起点にしてリコンファームをしているわけです。すごい作業量ですよこれ(笑)。


話を戻しますと、変更の嵐になってこれは危ないぞと思い、昨年の年末前にスタッフの配置を変えて、毎日リコンファーム担当を終日置くことにしました。そして、お客様への最新時刻のご案内をすべて搭乗前日に切り替えたのです(混乱させないよう途中の情報を伝えない)。これは本当に本当に大変でした(泣)。マジで。毎日4時間延々時刻変更のご案内やってましたから。はは。

で、なにがこわいかって、変更になるのは(まだ)いいのですが、休みの日にAIR KBZのスタッフは口頭で伝えてくるわけです。電話だけなんです。システム上に変更が反映されていないものも多くて、万が一どこかで間違うととんでもないことになるんです。だから、うちの担当には、もう1回電話して間違いないか確認しろと、つまり ①航空会社が言い間違える ②うちのスタッフが聞き間違える ③橋本がご案内を間違える と、間違える可能性が3つもあるわけです。これはものすごく緊張する作業でした。


だから2日あとの時刻変更だったら、1日待ってシステム上に出てくるのを待ったりして、ぎりぎりまで確実な確認方法をとっていました。
またヤンゴンからバガンに日帰り予定のお客さんとかは大幅な時刻変更によって旅程が大幅に狂ったりしますので、当社の方で買い直しで他社便に変更したりもしました(前日の買い直しもありました)。

それで問題はエアカンボーザのオペレーションが昨年11月以降急にこれを繰り返すようになったことです。そして、12月下旬に1月以降の運航予定を一斉に変えたために二重にぐちゃぐちゃになったのです。
3年前にマンヤダナーポン航空がこれをやりまして、サラトラベルでも一旦同社の予約を控えたぐらいですが、いまAIR KBZがまったく同じ状況になりました。特別他社が良いということはありませんが、ご自身で予約される方は当分リコンファームは必須であることと、大幅な時刻変更もあり得ると思って余裕のあるご旅程で組まれることを強くお勧めいたします。

以上です。
って読み返すと半分ぐらい愚痴ですね。お読み頂いた方すみません。。
でも今年の年末年始はなんとかお役に立てたかなと思いますし、、当社の存在意義を再確認できたので良かったです(まったくオチませんでした…)。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。ははは

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