バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

春秋航空がヤンゴン⇔上海線を新規就航!

上海を拠点とするLCCの春秋航空は、2019年7月1日から上海(PVG)=ヤンゴン線の直行便を開設すると発表しました。
運航は週4便、機材はエアバスA320だということです。なお気になる料金はドルベースで片道USD168~/往復USD339~(いずれもサ・諸税込)となっています。

 

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■運航スケジュール

上海→ヤンゴン
9C6243 PVG 2305 – 0245 RGN 320 月・水・金・日
ヤンゴン→上海
9C6244 RGN 0345 – 0955 PVG 320 月・火・木・土

機材がリクライニングのできないエコノミークラスのみですので、夜間はちょっときつそうですが、JALのマイレージなどを使った上海⇔日本を乗る方にとっては乗り継ぎ1回でヤンゴンですので、そういった使い方はできそうです。

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■詳しくは春秋航空ウェブサイトにて

jp.ch.com

※元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

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条件付きの世界遺産

興味深いニュースが入ってきました。
ユネスコの専門家が“今年の世界遺産委員会によってバガンは登録を果たすかもしれない。だが、もしミャンマー政府がバガンを登録し続けたいのであれば、遺跡の保全を厳しく管理していく必要がある。またそれには、遺跡地区にあるホテルの移転も含む長期的な計画の実施が含まれるであろう。”と述べたと一般紙フロンティアミャンマーが伝えています。

ソース:

frontiermyanmar.net

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とうとう出ました。
実は遺跡地区である、オールドバガンのホテルは15年以内に移転しなさい、というのは何度もニュースになっていましたが、これまでミャンマー政府の意見としか伝わってこなかったのですが、今回の記事ではユネスコのオフィサーが発言したとなっています。

またこのオフィサーは続けて、「イコモス(世界遺産諮問機関)の求めるもっとも大きな課題は、遺跡付近にあるホテルの移転である。イコモスはこの問題を2年以内に解決するよう求めている」と言ってます。

現在オールドバガンには5つのホテルがありますが、いずれも軍政時代に政府高官と癒着して建設されたホテルです。その後現在のNLD政権になってから、遺跡を保護するためにも新ホテルゾーンに移転すべきだという声が上がりますが、ホテル側が猛反発し、現在まで反対の立場を貫いています。

さて、これからどうなるか分かりませんが、旅行会社の私には言いにくいところですが、本当にバガンの景観という意味では、移転してくれた方が間違いなく良いですよね。記事の中でも、これまで移転計画の実施はほとんど進展をみなかったと書かれていますが、世界遺産になった後に取り消しとなったら今度は政府にとって恥をかかされることになりますので、政府としては苦しい立場ですね。

ただお隣りのタイでは、ピピ島の環境保全がまだ確保できていないと言って、観光客の入島制限が延長になりましたね。またフィリピンのボラカイ島も排水処理施設の整備のため、ドゥテルテ大統領の鶴のひと声で本当に全島閉鎖しました。ミャンマーでもこの機会にぜひ、本当の意味でバガンが良い方向に向かうことを心から願っています。

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エアカンボーザに異変あり(第2弾)

ミャンマー国内線最大手のAIR KBZですが、昨年末に度重なる時刻変更を頻発させ、時刻変更のご案内が大変だったという記事を書きましたが、更に驚くような事態となっています。

※前回はコチラ↓
saratravel.hatenablog.com



今月ローシーズンの運航予定が改正されましたが、それを見ますと、なんと主要路線であるバガン⇔マンダレーが8月まで往復とも全便運休となりました…。
こんなことは今年がはじめてです。

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その上、バガン→ヘーホーも、昨年まで3便予定されていましたが、3便のうち2便が欠航となりました。
もうびっくりです。

観光客が減る5月~9月までのローシーズンはもともと減便しますが、3年前まではAIR KBZとマンヤダナーポン航空が共同運航していました。当時はAIR KBZの運航が安定していたのと、観光客の増加を見込んでいたために、AIR KBZはその年限りでコードシェアを解消します。

困ったマンヤダナーポンはミャンマーナショナルと組んだり、ゴールデンミャンマーと組んだりして運航計画の安定化を図りますが、その後の飛行実績をみますと、フライト1ヶ月前からの変更がほとんど発生していませんので、うまくいっていると言っていいと思います。昨年実績で言えば10月からのハイシーズンも変更が少なく、運航状況は非常に良好です。

一方、袖にした形のエアカンボーザですが、オペレーションが混乱して去年から不安定極まりません。空席を埋めようと突然料金体系を変えて安売りしたりするもので、お客さんからクレームが出ているという話も耳にしています。

当社では運航状況を常にモニタリングし、お客様のご搭乗、ご旅程に影響が出ないよう予約発券していますが、ご自身で手配される際には、“代替便が同時間帯にないフライトは手配しない” これが鉄則だと思って、よくよくご検討の上手配されてください。

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バガンの気球4社目はSTT BALLOONING!

バルーンズ・オーバーバガン,オリエンタルバルーニング,ゴールデンイーグルの3社が運航しているバガンの気球遊覧ですが、昨シーズンより4社目となるSTT Ballooningが運航を開始しています。

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なぜ今になってご紹介しているかと言いますと、実績のない運航会社って誰が予約しますか?笑
だから私の会社では1シーズン待って現地で様子を見て、それで手配を開始することにした次第です。
ざっと見てきた感じ、特に他社とサービスが異なるわけではありませんでしたが、軽食はちょっとショボい(失礼)感じでしたので、さっそく「高いんだから、もうちょっとゴージャス感を出したら?」と言っておきました(笑)。

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また、正確に把握しておりませんが、飛んでいたのはスタンダードばかりだったような気がします。
私としては人気のゴールデンイーグルとオリエンタルバルーニングが取れなかった場合に3番手として検討するという立ち位置かと思います(なぜだか分かりませんがバルーンズ・オーバーバガンはほとんど予約が入りません。多すぎてサービスの質が落ちると思われているんでしょうかね)。

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いずれにしましても、バガンの気球は非常に人気が高いですのでお早めにご検討ください。


■運航会社: STT Ballooning
☆運航地: バガンのみ
☆料金:
 スタンダード USD330(収容:12~16名)
 プレミアム USD410(収容:8名)
☆運航日: 2019年10月7日~2020年4月10日

↓ご予約・お問い合わせはコチラまで

www.sara-tour.com

※元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

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バガン遺跡が禁煙地区に!?

おはようございます。
今月末からアゼルバイジャンで行われる世界遺産委員会で、バガン遺跡が世界遺産に登録されるか決議されますが、その登録名が「バガンの考古地域と記念建造物群」(Bagan Archaeological Area and Monuments)になってるようですよ。これが公定訳になるか知りませんが、いったい誰がつけたんでしょうかね。いかにもって感じですが、のどかなバガンが仰々しくなっちゃいました(笑)。

ところで昨日遺跡管理委員会において、バガン遺跡の主要観光スポットなどを全面禁煙地区に指定しようという会議が開かれたと政府系新聞グローバルニューライトオブミャンマーが伝えています。


 ソース:

www.globalnewlightofmyanmar.com

 

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この中で、バガン・ニャウンウー空港や、病院、学校、インフォメーションセンター、考古学博物館、夕日鑑賞スポットなどバガン・ニャウンウー地区にある主要な29の施設と17基のパゴダで全面禁煙とする計画で、今年7月からプロジェクトをスタートさせるということだそうです。

ただ禁煙もいいですが、木造建築ほとんどないですからね、遺跡には。またコンヤ(噛みたばこ)禁止ならわかりますが、元々喫煙率低いんですよね。
ドローンの徹底禁止とか小さなパゴダへの違法登楼の取り締まりとか、バガンにはまだまだやるべきことが山ほどあるような気がします。
あと、私にもし決定権があったら、電線の地中化ですとか、オールドバガンからパヤトンズ遺跡群まで一般車両通行の全面禁止、商業看板の全撤去とかやりたいですね(笑)。あれ、私の村じゃなかったですか?はは

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シュエダゴンパゴダの修復工事が完了

※情報は2019年6月のものです。

昨年9月から行われていたヤンゴン・シュエダゴンパゴダの修復工事が完了し、金ピカの美しい主塔がお披露目されました。


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ちなみに2ヶ月前も下の画像のようにほぼ完了していたのですが、さすがミャンマーを代表するパゴダだけに時間をかけて行われていたようです。

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まもなく雨季に入るヤンゴンですが、今回はまた微妙な時期になりましたが、本来今年から行われるものだったのが劣化した箇所があったために急遽1年前倒しで修復されることになったためにこの時期となりました。

5年に1度行われる工事ですので、これからしばらくはまばゆいばかりの金塔が拝めることになりますね。
ご旅行予定の方はどうぞご期待ください。

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バガンホテル・リバービューがセンタラホテルにリブランド

タイの大手ホテルチェーンであるセンタラホテル&リゾーツは、ミャンマーの中堅ホテルグループ、KMAホテルズと提携し、今年2019年からミャンマー国内の6つのホテルをセンタラホテルにリブランドし運営、それに伴いいずれもリノベーションに入るということです。

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このうちバガンのホテルが2つ含まれていて、1つはオールドバガンのバガンホテル・リバービュー、もう1つはニューバガンのケイトゥマディー・ダイナスティーです。バガンホテル・リバービューはロケーションが抜群の中堅リゾートですが、いまひとつと言ったところ、ケイトゥマディーにいたっては、バガンのすべてのホテルで年末年始も満室にならないほど、人気がなくメンテナンスもお粗末でした。

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センタラホテル&リゾーツといえば、廉価から高級ホテルまで幅広くリゾートホテルを運営しているグループですので、すごく期待できそうですね。特にオールドバガンのホテルに外資が入るということは、他のホテルにも刺激を与えそうで、日資であるはずなのにローカルホテルのようなティリピセヤリゾートなどに良い競争心が生まれると良いと思います。

ちなみにバガンのホテルへの外資進出は、ヒルトンホテルがティンガハグループと組んで大型リゾートを建設していましたが遺跡に近すぎるために頓挫、アコーホテルも3つのホテル開設を発表していましたが、これもやはり中断しています。この状況の中センタラホテルが既存のホテルとの提携を選んだことは、他の外資ホテルも同様の動きが広がるかもしれませんね。
また続報が入り次第ご報告したいと思います。

※元記事:
tokuhain.arukikata.co.jp

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