バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

その他

地元への還元とは?

こんにちは。JHCアンコールツアーの山本宗夫会長という方がいらっしゃいます。カンボジア・シェムリアップで行われるこの人の誕生日会にはものすごい数のカンボジア人が参加したりするのですが、日本語を無料で学ばせてなおかつ日本に招聘し、(本当の意味で…

アゴダ情報続編・携帯アプリ利用のススメ(長文注意)

こんにちは。 本業が旅行会社で、趣味がホテルの最安値探しというある種の手配マニアといえる私ですが(笑)、前回のアゴダの記事はすごい反響でした。 saratravel.hatenablog.com 驚いたのは、「アゴダ クーポン」と検索すると上位に引っかかるようで、いや…

Ctripとかいう中国のホテル予約サイトがすごい件

こんにちは。個人的な趣味で宿泊予約サイトで新しいホテルなどを調べるのですが、最近Ctripというオンライン予約サイトを知りました。 jp.ctrip.com なにがすごいかと言いますと、中国や華僑の強い国のホテル(特に高級ホテル)がダントツに最安値だったりし…

バガン地震の副産物

今年起きた8月の地震では、バガン遺跡の中で特に軍政時代に修復したパゴダや寺院の尖塔部などが損壊しました。 詳細につきましては次のレポートをご覧ください。 saratravel.hatenablog.com 本レポートを書いたあと、私が詳細を伝えることでどんな影響が出る…

Airbnbで民泊を提供している貸別荘でバガンは紛糾

こんにちは。 ご存じのようにバガンは遺跡保護地域であるため現在宿泊施設としてのライセンス許可が一時中断し、景観を守るため10年以内にバガン・ニャウンウー地域のすべての宿泊施設をバガンから離れたホテルゾーンに移設すべきだという意見まででて、ホテ…

バガンの七不思議

ちょっと前まで口にするのも憚られる話がいくつもありました。ミャンマー人同士ではこわくて言えないようなことを、外国人である私には安心するのか、こっそり教えてもらったりしました。仏教ナショナリズムの強い国ですので、今後どこまで公になるか分から…

飛行機に乗って耳がツーンとするときの完全対処法

こんにちは。 私は高所恐怖症でその上慢性中耳炎のため気圧の変化にとても弱いのに、旅行会社を経営し飛行機に年間60回乗るという、まったく無謀な人生を送っているわけです(笑)。その私だからこそわかることがこれです。 「着陸前など急降下するときに耳…

バガン遺跡の修復計画がまとまる

8月に起きた地震の影響で被害が出たバガンのパゴダ・寺院について、地元有力紙IRRAWADDY NEWSによると、遺跡を管理する考古学局バガン支局は外国の専門家グループの支援を受け、389基の修復計画をまもなく提案するということです。 その中で修復は来年早々開…

バガン通信2月号「ビルマ族の起源」

下の写真を見て頂ければ分かると思いますが、ピュー王朝末期のパゴダはバガン時代のものとそっくりです。また、四角い厨子がありますが、バガン王朝初期のパゴダにもいくつか見られ、その後なくなっていきます。バガン初期の文化はピュー族の影響を強く受け…

サラトラベルが現地直販のツアー催行しかやらない理由

こんにちは。 今回は日本の海外旅行業界へのアンチテーゼです(笑)。 最近すべてのご旅行づくりを直販に切り替えまして、いわゆるツアーオペレーター業務(日本の旅行代理店向けの現地手配)を完全にやめました。どうしてかというと、次の疑問がずっとあっ…

バガン通信5月号「バガン遺跡は誰のもの?」

今回は私がいちばん書きたかったことでして、ですので今年の抱負は5月にしてもう完結してしまいました(笑)。 余談ですが、絶滅危惧種のイラワジリスが、廃墟になったバガン遺跡で繁殖しまして、乾燥地帯にあって天敵も少ないことから、長い間リス天国でし…

ヤンゴンプレス・11月号連載「バガン通信」

最近すごいこと発見したんですけどね、アノーヤター王の時代はシュエサンドーパヤーが最大で最重要のパゴダですよ。そしてニューバガンのローカナンダも彼の建立と言われています。一方シュエジーゴンパゴダは彼が建てようとしたものの未完に終わり、チャン…

ヤンゴンプレス・10月号連載「バガン通信」

当たり前のことかもしれませんが、バガンの遺跡としての価値は戦災にやられなかったことに尽きると思います。1975年の大地震によりバガンのパゴダも甚大な被害を受けますが、戦争、特に空爆や対抗勢力による破壊を受けずにこれまで来たというのはある意味奇…

ヤンゴンプレス9月号連載・バガン通信

バガンには、単体として素晴らしいと思えるものがいくつかあります。 そのひとつにこのローカテイパン祠堂があります。この壁画をはじめて見たときは、立体的に広がる視覚的な美しさに立ち止まってしまいました。 ~バガンの遺産・王朝壁画~ バガンの大きな魅…

観光客には見えない違法コンシェルジュサービス

海外旅行が日常のこととなり、またネット情報の充実により多くの観光情報が活用されるようになりました。私もバガンにいながらネットを駆使して仕事をしていますので、そのど真ん中にいる人間のひとりですが、最近では旅行形態の変化に伴う微妙なサービスが…