E-bike利用の留意点
フットワークが良いことから、去年あたりから人気が出だし、いまやバガン観光に欠かせなくなったEバイクですが、気になる点がいくつかありますのでご報告したいと思います。
まず、これは「ペダルがついてるから自転車と同じ」という認識で脱法的に外国人の利用も認められているもので、死亡事故が起きたらその時点でアウトになるものと思われます。
そして、スピードは時速30キロまで出るれっきとした原付バイクです。不安に思う人は乗らないでください(本当に)。
私は自分のEバイクにほぼ毎日乗っていて、バガンでいちばんEバイクを使っている人間であることに間違いないでしょうから(笑)、少し留意点をあげてみたいと思います。
・砂地に弱い。深い砂地ではすぐにバランスを崩す。
・ブレーキは利きが悪く、一度スピードが出たらなかなか落ちない。
・デコボコの道ですぐにパンクする。
・充電式なので古いものになると、3時間走ると充電が切れる。→こぐことになるが重くて進まない
・すべて中国製です。
見てますとけっこう危ないです。特に、午後6時以降暗くなってからはやめた方がいいと思います。
それから、最近日本人の方で走ってる途中で故障して、ミャンマー語しか分からないオーナーから修理代を請求されてるところに出くわしまして、仲のいいガイドに助けてもらって対応しましたが、ミャンマー語でまくしたてられて、つい払ってしまってるケースも多いと思われます。
対処法としましては、先に料金を払ってしまい、過失によらない故障の場合は近くの人に連絡してもらい、その場で乗り捨てるなどされるのがいいかもしれません(過失がある場合は責任とってください、当たり前ですが)。
また、宿泊先の電話番号を必ず控えておき、何かあったら英語で対応してもらうというのがいいと思います。
走っていてパンクしたら、近くの人に伝えてください。バガンの人はやさしいので、おそらく助けてくれます(笑)。
ついでながら、観光省のバガンオフィスはこちら。MTTニューバガン 061-65040
あと、おすすめとしましては、小さいタイプ(写真のもの)と大きいタイプとあるのですが、鳳凰(フェニックス)の重いEバイクがバッテリーも大きくて持ちがよく、女性ふたりが乗っても大丈夫なパワーがあります。
小さい方はバランスも取りにくく、すぐバッテリーが切れます。
とにかくトラブルと事故には気をつけてくださいね。