バガンで靴を脱ぐことを拒否した観光客が禁固刑に
非常にいやなニュースが入ってきました。
バガンを観光していたロシア人の女性が、靴を脱がずに土足のまま寺院に上がり、脱ぐことを拒否し続けたために、拘束され1ヶ月の禁固刑、さらに入管法違反で6か月を加算される判決を受けたということです。
ソース:MYANMAR TIMES
「ニャウンウー管区裁判所は、この女性がアーナンダ寺院およびタビニュー寺院、シンミャシンパゴダを訪問した際、いずれも土足のまま上がり、アーナンダ寺院ではそれを見とがめられたものの、靴を脱ぐことを拒否し、逆に該当する法規を持ってきて土足ではいけないという箇所を示すよう主張したために事務局に訴え出られた」としています。そして裁判所は500000チャット(約5万円)の罰金、または禁錮刑としたそうですが、この女性は罰金の支払いも拒否したために服役刑(宗教への冒涜1ヶ月+ミャンマーの伝統・習慣への侮辱6ヶ月)となったようです。
うーん、これは何なんでしょうか・・・。
外野が意見するようなのでコメントは控えた方がいいかもしれませんが、少なくとも私のまわりにはこのような旅行客はいません。。
また身びいきするつもりはありませんが、ニャウンウー入管の人たちは優しいですよ(笑)。
一度観光客の増加に対応するのが難しいと入管職員が言っていたので、「何をしたらいけないか、観光のマナーを入管か観光省でつくるべきだと思う」と言ったことがありますが、ほら言わんこっちゃないという気分です。
おそらく、入管もアーナンダ寺院の事務局も裁判所もすべてのバガン・ニャウンウーの関係者が後味の悪い苦々しい気持ちをしているんだろうと思います。
すみません、今日はいやな話題になってしまいました。