バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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バガンでのメコンツーリズム・フォーラムが来年2月に延期

今年8月からミャンマー・バガンで開催される予定だった、メコン川流域の6ヶ国が協力して観光開発に取り組む会議、メコン・ツーリズム・フォーラムは、開催地はバガンのままで来年2月15日~16日に延期することが発表されました。

※ソース:

www.mekongtourism.org

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©サラトラベルミャンマー


MTCOによると、先週土曜に行われたオンラインセミナーの中で、ミャンマー観光省は新型コロナ感染が世界的に拡がる状況下でバガンに300人もの参加者を集めて開催することは難しいと、日程変更が決まったということです。
また、プレスリリースの中で、"ドーナツ経済学のようなイノベーティブなモデルによって、持続可能な観光再開に転換する機会になる"と、メコン域圏を中心にトラベルバブルを形成し、それによって観光の再開を目指すとしています。

さて、バガンの8月は雨量が東京よりも少ないぐらいで、気候的にヤンゴンやガパリ、インレーとはまったく異なりますが、ローシーズンにあたるために観光客が少ないので、こんな時期によく国際フォーラムを開くよなあと思っていましたが、ハイシーズン真っ只中の2月に変更になったということで、出席者の方にも実際のバガンがどうなのかよく見てもらえると思います。

以前書いたことがありますが、サステイナブル・ツーリズムとは、ぶっちゃけて言うと商業主義の反対、トレードオフの関係にありますので、日本の観光ビジネスが国内・海外旅行ともやってきたいわゆる大量送客の考えと相容れない部分があります。新型コロナの影響で結果的に個人旅行のニーズが増えていくものと思われますが、本当にある意味良いきっかけとなるでしょうし、アジアで進んでいく本質的な"持続可能な観光"を日本も取り入れていってほしいと思います。

■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp



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