バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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ミャンマー副大統領、9月までに日本などと「トラベルバブル」「トラベルブリッジ」で観光再開

※7月12日追記:

国営紙・大統領府(英語)→第3四半期中(7月~9月)
イラワジ紙・大統領府(ミャンマー語)→第3四半期のあと(10月以降)


という記述により、正しくは10月以降ということになろうかと思いますが、正確にどちらが正しいのか分かりませんので、本記事はそのまま記載いたします。


昨日7日首都ネピドーで、ミャンマー副大統領のヘンリー・ヴァンティオ氏は、議長を務める国家観光開発中央委員会(NTDCC)において、新型コロナ問題の影響を受け大きく落ち込んでいる観光産業の再興を優先課題とし、戦略計画の再検討を促すよう語りました。本日付の国営紙グローバル・ニューライトオブミャンマーが伝えています。

www.globalnewlightofmyanmar.com

f:id:saratravel:20200708074451j:plainPhoto: MNA



この発言は委員会の目的として進められてきて観光マスタープランとその進捗状況を踏まえてのものですが、この中で観光再開時期についても触れられています。

先月発表された観光再開計画に基づき、今年9月までに“トラベルブリッジ”によってラオス・カンボジアと、“トラベルバブル”によってタイ・ベトナム、さらに新型コロナ感染拡大を抑制している日本・中国・韓国・香港・マカオとの往来を再開し、観光回復を目指すとしています。

これまで伝えられていたのは ①地域観光:CLV+タイ ②アジア再開:日・中・韓 という順でしたので、少し変化が起こりました。「トラベルブリッジ」という言葉がでてきましたが、ここでの用法を見ますと「トラベルバブル」よりもさらに進んだ関係ということでしょう。日本がタイやベトナムと同等になったのは進展があったと言えるでしょう。

ただ、何度か言いましたが、ASEAN諸国もそうですが、各国とも足並みが揃っていませんので、そう順序よくとはいかないのかもしれません。さらに言うと、インドシナ諸国ではインバウンド(海外からの観光客受入れ)の話題は出ますが、アウトバウンド(自国民の海外旅行)の話はほとんど出てきていませんので、どの国も消極的なんだと思います。

日本も海外旅行が再開されるのは順調にいって10月になる見込みのようですので、それまでに双方の国の準備が進むことを願います。

ついでですが、日本の海外出国に関する新しい話題として、PCRセンター(羽田/成田/関空+東京+大阪)が夏のうちに整備され、迅速な検査体制ができるようになるという情報がありました。

また業界団体では、帰国後の自主隔離は、接触アプリの活用などにより廃止するよう観光庁に提案書を提出したということで、ようやく動きが活発になってきましたね。そういえば台湾のオードリー・タンさんが最近FBの広告によく出てきますが、JATAのウェビナーにオードリー・タンさん呼んだらいいんじゃないでしょうか(笑)。



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