~バガン便り~

バガンにあるサラトラベルの情報発信ブログ

日本人の観光ビザがまもなく免除に

ミャンマー政府は日本国および韓国国籍の旅行者に対し、短期ビザを免除する文書を正式に発行した、とミャンマー観光省顧問のキンゾー氏が発言しています。

www.mmtimes.com



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ミャンマータイムス紙など各紙が報じたもので、その理由について、観光省のマーケティング戦略の視点から欧米諸国よりもASEANや日本、中国や韓国などを重視している点を指摘しています。
また今後発効時期などについて、入国管理局や外務省と協議していくことなるとしています。

さて、時期ですが、別の報道では今年10月にも開始されるのではないかと流れていましたが、あくまで未確認情報です。正確な情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。

現在はeVisaで取得するのがもっとも便利です。

evisa.moip.gov.mm


※右上の言語選択で日本語を選んでください。

ビザは現地としましても心配する大きな部分を占めますので、速やかに実施されることを期待しています。
ご旅行予定の方はどうぞお気をつけてお越しください。

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★速報★ 9月からバガンのパゴダへの登楼再開へ

バガンのパゴダ・寺院を管理する文化省考古学局のアウンアウンチョー氏は、2018年9月よりバガンの限定された5基のパゴダに登れるよう正式に許可を出すと発言したと、全国紙ミャンマータイムスが伝えています。

www.mmtimes.com

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“まだどれだけの観光客を登楼できるようにするかは決めていないが、各施設の構造的強度を専門家に診断してもらった上で決定することになる”としているので、人数制限が設けられるようですが、そこまで進んでいるということは再開は決まったとみていいでしょう。

久しぶりに吉報といえるニュースが入ってきました。実はこの話は以前からわかっていたことで、先月にはマンダレー管区首相がゴーサインを出して、あとはバガンの考古学局がOKをするだけだというところまでは伝わっていました。具体的な時期が報道されましたのでおそらくは9月以降に登楼が再開されるのだろうと期待しています。
ちなみに私が聞いているのは、登楼可能な5基のうち、現時点ではシュエサンド―パゴダは入るだろう、ブレディは入っていない模様だということです。

景観を保つためと決定された登楼禁止以降、地元バガンでは観光客の足が遠のいてしまうと再開を求める声が多くありました。現在朝日と夕日を望むことができる高台も夕方ともなれば人で溢れかえってしまうなどしたため高台を増設すると計画したら、今度はそれが景観を損ねるだろうと報道されたりして政府の方も頭を悩ませていたようです。

私個人としては本当に9月から再開されるか確定的とは言えない気がしますし、いざ登れるようになるとしたら、突然明日から登れますとなるかもしれないなと思っていますが、いずれにしても、あの世界でも稀有といえるすばらしい眺望が戻ってくるのだとすると待ち遠しいですね。

また最新の情報が入り次第お伝えしたいと思います。

 

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この13年間で29頭のイラワジイルカが死ぬ

個体数が減少しているエヤ―ワディ―川固有種のイラワジイルカ(カワゴンドウ)が、マンダレー・バモ―保護区域で13年間で29頭死んだと、保護に携わるマウンマウンレイ氏が明らかにしたと政府系新聞Global New Light of Myanmarが伝えています。

www.globalnewlightofmyanmar.com

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1984年以降両親とともに保護活動を行っている同氏は、2005年から今年にかけて29頭のイルカが死に、そのうち電気柵などに触れたことによるショック死で21頭が死亡したとしています。またその他もワナなどによるものだということです。


イラワジイルカはミャンマーやカンボジアなどメコン川流域に生息し、生息域が非常に狭い中で少ない個体数が確認されています。ミャンマー側では漁師の漁を助けて糧を得る“相利共生”の珍しい関係がみられることから注目されています。


一方、減少してはいるものの、6頭の赤ちゃんイルカが誕生したことも確認されていまして、保護区域が守られ増えていくといいなと願っています。海から遡っていったので当然かもしれませんが、昔はバガンにも群れでやってきたという話も残っていて、ネッシー伝説のように今でもローカナンダの先ででたとか、ニャウンウーの中州に現れたとか、目撃談が時々聞かれます(笑)。でも、いつかまた住みやすい水環境と、本当の意味での相利共生がうまれ、バガンにも戻ってきてくれるとうれしいですね。

 

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世界遺産の本当の意味

“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”が世界遺産に登録されたということです。

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五島の頭ヶ島天主堂(画像はwikiより)。のどかな美しい海とミスマッチな小さな天主堂群がすばらしいです。

私は一時期キリシタン史に凝り、上智大学の図書館に通ったりしたこともありますが、外海や五島などは過疎化が急速に進み、キリシタン(いわゆるカクレ・ハナレ)だけでなく、大浦天主堂でのカトリック復活以降の伝統や貴重な伝承も廃れていっているので、今回の世界遺産登録はそういう意味で文化を残せる機会になるのではないかと思います。

特に“ハナレ”キリシタン(明治以降カトリックの教義に戻らなかった人々)は、江戸時代からの秘匿した信仰に基づくために、自分たちの信仰を誰にももらさず、若い人たちはそれを継ぎたがらないことから消滅の危機に瀕しています。

もしかしたら本人たちははた迷惑に感じているかもしれませんが、世界遺産の本来の意義である、キリシタンたちの望む伝統文化の継承に一役買ってほしいなと思います。観光客が大挙押し寄せて、その秘匿性や大事なものを決して穢すことなく。
お願いしますよ、ユネスコさん(笑)。

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なぜかミャンマーにあるアユタヤ仏塔

ビルマ史の中で3度遷都され都があったインワ村には他では見られない面白いものがいくつかあるのですが、その1つがアユタヤ式仏塔でしょう。

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1枚目の写真は5つ並んでいて「パヤンガズ(5本の仏塔)」と呼ばれているものですが、まさしくミャンマーのものではありませんよね。
2枚目の写真のパゴダは非常に良い状態で残っていて、よく見てみましたが尖塔以外の塔の部分はオリジナルのままです。

なぜこんなものがビルマの都の中心にあるのかよく分かっていないのですが、一説によると、18世紀に泰緬戦争(ビルマ=アユタヤ戦争)でインワに連行されたタイ人大工たちが、ビルマ王の言った通りにパゴダをつくらず、自国のスタイルでつくったのだというのです。

真偽のほどはわかりませんが、本山のアユタヤではこのビルマに破壊されるなどして尖塔まできれいに残っているものはほとんどなくなっていますが、敵地のど真ん中にこうして残されているんですから不思議ですよね。
最近ではこれを知ったタイ人がよくインワを訪れるようになり、ちょっとした巡礼地になってるんだそうですよ。歴史の摩訶不思議といったところでしょうか。

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バガン遺跡の修復作業がほぼ終了

文化省考古学局バガン支局によると、2016年8月にバガン近郊で起きた地震の影響で損壊したパゴダ・寺院の修復が80%近く完了したと、一般紙イラワジ紙が伝えています。

「第1段階として緊急の措置を講じた。その次に修復を行い、いまや80%は完了した。そして今後引き続き耐震工事を行うことになる」と考古学局のアウンアウンチョー氏は述べています。

www.irrawaddy.com

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現在ユネスコの技術支援を受けながら行われている修復ですが、各所でバガン伝統の竹組みを用いた工事作業は独特で、観光客からも好評でした。

関係者から聞いたところでは、ユネスコは当初どのような修復工程がふさわしいか検討していたところ、バガンの方では昔ながらの工法ですいすいと竹組みを組んでしまい、ユネスコの担当者が「へえ、これでやれてしまうのか」と感心して、そのまま伝統修復作業がはじまったということです。

また、2016年に被害を受けたパゴダの多くが軍政時代などに過度に修復を繰り返した箇所であったため、ユネスコの支援を受けた考古学局ではオリジナルでないものはこの際取ってしまうという方針で、尖塔部のないパゴダが増えました(これが本来長く続いたバガンの姿なわけですが)。

私個人として思うのは、実のところストゥーパの尖塔部というものは、特にピュー族やモン族の影響を受けたバガン王朝時代からタイのものは、無理のある形をしていて、尖塔の美しいスコータイ遺跡なども良く見ると尖塔がやはり欠けていてあとから修復した痕跡のあるものがほとんどなのです。

ですので、地震のあるところでは当然倒壊してしまい、それを地元の人は悲しんで修復、また壊れて修復ということを繰り返してきましたが、それが功徳になると信じられているので、バガンでも頭のないパゴダに納得がいかない人は多いです。
世界遺産登録まで間近となったバガンですが、ただの商業価値をおく遺産登録ではなく、真の意味で恒久的な価値のあるものと評価されてほしいですね。

まもなくゴールデンウィークです。
今年はフライトの欠航や時刻変更がまた増えていますので、ご旅行予定の方はご注意ください。

 

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2019年までにバガン空港で中型機の発着が可能に

こんにちは。
これまでにも何度か触れたように、バガン・ニャウンウー空港の国際線乗り入れについて具体的な記事が出ましたのでご紹介したいと思います。

Bagan Airport to Be Ready for Larger Aircraft by 2019

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アジアの観光メディアASEAN.TRAVELでは、2019年までにバガン空港で中型機のジェット機材の発着が可能になるだろうとしています。またそのために、現在不足している点として、給油設備や適切な全天候型発着システムや入国審査体制の不備を具体的に指摘しています。

また日本の支援によって2019年までには滑走路の拡張工事が実施されるとしています。
そして、コートーンとガパリ(サンドウェー)、ヘーホー、マグウェイ、パゴックの5空港で拡張工事が施され、このうちヘーホー、マグウェイ、パゴックの3つは中国の一帯一路構想の一環として行われると伝えています。

さて、バガン空港拡張については私が聞いてきたことと一致していますが、この記事では以前取沙汰されたカンボジア・シェムリアップ路線は頓挫していることが述べられています。需要がたいしてないという理由ですが、国際線就航と同時にやるとするとリスクが大きいかもしれませんね。やはりバンコクということになるのでしょうか。またそうなるとしても、コードシェア便が組めないミャンマーのエアラインはバンコクエアやエアアジアには歯が立たないでしょう。

バガン空港が国際空港になるのは間違いないと思われますが、隣りのパゴック空港が日本ではなく中国の支援でというのはいやな感じですね(笑)。JALUXさん、なんでやらないんですか、とかいって(笑)。

いずれにしても2019年後半にバガンが世界遺産に登録される見通しだということですので、ここに照準を合わせているのは確かでしょう。2020年の正月に来られる方は、行程の組み方をよく練る必要があると思います。

 

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