バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

2023年最新 ミャンマー観光はできるのか?【ヤンゴン観光篇】

※掲載情報は2023年2月現在のものです。最新の情報をご確認ください。

昨秋あたりからバガンやインレー、ガパリなどを中心に観光客が戻ってきているミャンマーですが、ヤンゴンの状況、特に観光という視点できちんと見てレポートしなければと思い、ひと通り見てまわりました。

実は今回のインスペクションでヤンゴンを久しぶりに訪問する前は、私自身観光はまだダメだろうと思っていました。治安の悪化や当局による監視などを理由に、観光には適さない都市になっているのではと考えていました。ただ、結論を先に述べますと、90年代のバックパック旅行や治安の悪かったマニラ、各国で起こる旅行者を狙う事件などと比べ、殊更現在のヤンゴンが外国人観光客にとって危険であるという印象は受けず、たとえバガンを訪れる観光客が1日ヤンゴンを観光しようとしても、安全を確保しつつまわれると思いました。
人々が日常に戻っていることが大きいですが、強盗やスリに気をつけるというのはどこの国でも同じでしょう。

ただ、夜間ひと気のない場所を歩かない、タクシーを利用する際は流しのタクシーを利用せず、必ずホテルなどに手配してもらうということを徹底した方が良いと思います。理由はあとで述べます。
また、ミャンマー人が銀行で現金を引き出した後に強盗被害に遭うケースが散見されますので、極力現地の銀行には入らない方が良いかもしれません。



■ミャンマーで観光できる場所、できない場所

 

安全に旅行ができない可能性があるという点では、ゴールデンロック(チャイティーヨ)やミャウー、モーラミャインなどは行くことを延期すべきです。紛争地帯に近く、通行に影響が出ており、観光客が被害に遭う可能性があります。
タイ人観光客がゴールデンロックが含まれた巡礼ツアーを組み、団体で訪れていますが、現地の旅行業者としては“当分行けない”という判断になります。

 

バガンやインレー湖、カックー遺跡ではその心配はまずありません。通常通り観光できています。夜は出歩く人が減ったので早めにホテルに帰った方がいいと思いますが、コロナ前と変わらず夜間歩いても大丈夫です。

一方、ヤンゴンに関しては、治安が悪化したことに間違いはなく、夜間人通りの多い場所ではスリに気をつける必要がありますし、ひと気のない場所を歩くのはやめた方が良いと思います。
マニラ赴任時に24時間体制の緊急連絡先になっていた経験を持つ私からしますと、パークロイヤルを曲がって少し行ったロフトホテルに宿泊し、その周辺で夕食をとるために歩きましたが、やや危ない感触を持ちました。外国人オーラを出すと危険かもしれません。こういうところは車で移動しましょう。


ダウンタウンの19th Streetに活気が戻っています。この周辺で食事をしたり、お酒を飲む分には強盗などに遭う確率は低いように感じますが、なるべく使う分のお金だけ持ち、ひったくりやスリに気をつけましょう。
なお、当たり前のことですが、出歩く場合には、昼間でも常に周囲に目を配り、怪しい輩が自分を見ていないかチェックを怠らないことが大切です。在留邦人の方の被害例が大使館情報にありますが、“つけられていた”パターンばかりでその多くが防げたはずだろうと思います。

ただし、ミャンマーに限ったことではありませんが、女性のひとり歩きはリスクを伴うのでやめた方が良いでしょう。車両で移動するに越したことはないですから。


■タクシーはホテルで手配する

 

次に市内の移動手段ですが、旅行会社や知人友人、ホテルで手配してもらうと良いでしょう。私のおすすめはホテルです。予約する時やメールなどで、「安全なタクシーを空港ピックアップに手配してほしい」とリクエストします。迅速に返事が来たら、できればどうやってミートするか確認しておきます。つまり、きちんとコンタクトできるホテルが初日の宿泊には必要になります。
でもアゴダなどはキャンセル規定が緩いので、返事がなければキャンセルして、ホテルを変えればいいと思います(あくまで方法の一例です)。
ちなみに現在ヤンゴン空港から市内ホテルまで15000ks(約700円)ほどですので目安にしてください。ホテルカーは高額でしょうから、タクシーでと言いましょう。

ホテルがタクシーを呼ぶというのは、運転手の身元がある程度わかっているわけで、それだけで安心度は上がります。
ホテルでタクシーを手配する際に、車のナンバーを書いた紙を渡してくれる国(のホテル)がありますが、これなどもドライバーにプレッシャーがかかりサービスの向上に繋がります。
空港でのミートはできればドライバーの電話番号を聞いておきたいところですが、無理なら周辺の人や観光省のツアーデスクにお願いしてホテルに電話してもらい、空港に着いたから車を到着出口に回してもらうように伝えてもらいましょう。もちろんドライバーが名前を書いた紙を持って待っているのが理想ではありますが。

それで、そのドライバーが良い人そうだったら、ホテル到着後にフロントを介してまたお願いすればいいと思います。

もし夜のフライトで市内に入るのがいやだったら、空港近くにあるKC HOTELに泊まるという手があります。このホテルには空港送迎が付いていて、ホテルに確認したところ夜のフライトでも迎えに行ってくれるそうです。こちらはホテル情報を近々アップする予定ですが、安いですしかなり使い勝手の良いホテルだと思います。

 

■治安当局について

 

現在ヤンゴンでは軍や警察による検問や巡回が行われていますが、市民による抵抗がヤンゴン市内では沈静化しているために、当局の動きも緩くなってきたように見受けられます。中心部では軍ではなく警察による検問ばかりでした。
また、クーデター以来民主化支援と見られた日本人2人が逮捕、勾留されましたが、政治目的でない限り観光中の日本人が当局による嫌がらせや不当な思いをすることはないと思います。

今月ご旅行された観光客の方は、高速バスでの移動の際に、軍人に各チェックポイントでパスポートをチェックされるのですが、日本語で話しかけてくるなど友好的な印象を持ったと感想を述べられていました。
ただ、軍や警察関係者、政府関連施設、空港保安設備、デモなどにカメラを向けることはアウトですので、その辺は十分気をつけてください。

この日人民公園には治安当局の姿はありませんでした。

 

■ヤンゴン観光スポットの状況


・シュエダゴンパゴダ

youtu.be


ヤンゴン市民の信仰を集めるシュエダゴンパゴダは以前と同じように多くの参拝客が見られました。外国人拝観料は10000ks。


・アウンサン博物館

youtu.be


以前は館内撮影禁止だったアウンサン博物館ですが、カメラ・動画ともにOKと言われました。前回来たときはなかったアウンサン将軍を描いた絵画が1階に展示されています。外国人入場料は5000ks。


・チャウッタジーパゴダ

www.youtube.com

 


寝釈迦仏のあるチャウッタジーパゴダはまったく変わらず参拝客も以前通り。外国人拝観料は無料です。


その他、コロナ前には観光客が多く訪れていたアウンサンマーケットは徐々に再開する店が増えてきましたが、まだまだ以前のような賑わいが戻っておらず、もう少し時間がかかるのではないかと思います。


■ヤンゴン市内中心部の状況


・スーレーパゴダ周辺

youtu.be

すぐ横に警察の派出所がありますが、ここで撮影していいか聞いたところ、大丈夫だというので撮影しました。


・ユザナプラザ

youtu.be
日曜の朝でお店はまだ開店前のところが多かったですが、まずまず賑わっていました。
また、表通りの渋滞は相変わらずでした。


・ジャンクションシティ

youtu.be

 


パンパシフィックホテルに隣接するジャンクションシティは大勢の若者で活気がありました。一方、ミャンマープラザの下層階はさほど入っていませんでした。


・マハバンドゥーラ公園

youtu.be

 


既に開放されている市民の憩いの場 マハバンドゥーラ公園は日曜ということもあって、大勢の人で賑わっていました。その奥に見える市庁舎前はデモ防止のために立入禁止になっています。


・レーダン界隈

youtu.be


若者の街レーダンはご覧のとおり。以前のような活気があるかどうかは別として、もう日常に戻っています。ちなみに、日本語学校は大流行り。各校とも多くの学習者を抱えているようです。


・レーダン市場

youtu.be


庶民の台所、レーダン市場には多くの人が行き来していました。


・ダウンタウン 19th Street

youtu.be


夕方ごろの19th Streetですが、早めに飲み始める人でかなり入っていました。夜は行きませんでしたが、ほかの方がアップした動画を見ますと、相当賑わっているようでした。

以上です。
今回はお伝えするのが難しいヤンゴンの状況を可視化するために、YouTubeに動画をアップし、リンクを多用したために見づらくなってしまったらすみません。

個人的な感想としましては、急速に日常に戻っているという印象でした。
これは日本で流れるニュースと異なり、否定したくなる方もいらっしゃると思いますが、市民も食べていかなければいけない、そのために外へ出て働かなければいけないという現実があるのだと思います。

また、観光については、繰り返しになりますが、安全を確保しつつ市内観光をまわることは可能だと思います。その際、ここに述べたことや、ガイドブックに記載されている留意事項、大使館情報などを参考にして細心の注意を払い、なるべくホテルなどで手配した車両で移動し、夜は特に注意する。でも、安全だと言われたミャンマーでヤンゴンの治安が悪化したために強調されていますが、どの国でも必要なことではないでしょうか。

以上です。
今後また新たな情報が入り次第アップデートしていきたいと思います。



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ミャンマーSIMでデータ通信を手軽に行う方法(2023年版)

※こちらの情報は2023年2月現在のものです。
※便宜上換算レートは実勢レートの1円=21Ksとします。

こんにちは。
最新のミャンマーSIM事情に関する情報がアップされていませんので、旅行者が安くネットを利用するにはどういう方法があるか調べてみました。
実質最安に近いと思います。


現在ミャンマー国内でのインターネット速度は各社ばらつきがありますが、個人的にテレノールが好きだったので、社名がATOMに変わりましたが、そちらのSIMをヤンゴンで新規購入します。
まず最初に、ミャンマーではVPNを使わなければ、ネット回線は遅く、特にFBやインスタなどは利用制限がかかります。iPhoneですと、VPNネコが無料で利用できます。他は課金制のものが多いので、とりあえずこちらをご紹介しておきます。

VPNネコ-無制限のトラフィックを備えた高速で簡単なVPN

VPNネコ-無制限のトラフィックを備えた高速で簡単なVPN

  • Secure Connection PTY. LTD.
  • ユーティリティ
  • 無料

apps.apple.com

 



こちらはSIMを挿したあとの画面ですが、連結した となっていれば接続されている状態です。
国を選択するところは、日本で構いません。よく切れるのでよくチェックして、切れていたら接続するにします(ミャンマー人は複数のアプリを導入して、1つが切れたら別のアプリをオンにして常時接続できるようにしています)。

さて、ミャンマープラザやジャンクションシティなどに各社とも店舗を構えていますが、パッケージで20000ks(約950円)~と以前に比べ高いです。安いSIMを買うなら、アノーヤター通り沿いの携帯ショップ周辺にある露店で安いSIMを買うことができます。料金は4000ks(約100円)が最安値でした。他の場所の露店にもあると思いますが、この辺がいちばん多いのではないかと思います。

 

 


番号も選べます。00や777などスペシャルナンバーは近くのお店で8000ks~という料金設定でした。

ただ、安いSIMを買う場合、自分で事前に、またはWiFiのある場所で携帯キャリアのアプリをインストールしておく必要があります。

ATOM Store, Myanmar

ATOM Store, Myanmar

  • Investcom Pte. Ltd.
  • Utilities
  • Free

apps.apple.com


SIMを買って、上記のアプリに買った番号を登録し、2000~2500ksチャージすれば、とりあえずネットは利用可能です。チャージはお店や露店の人にお願いすればやってくれると思います。


チャージしたら、左上の言語変更で英語にして、〇で囲んだPacksに入ります。



旅行される方ですと、上で囲んだ1.4G 1999ksを利用して、もっと必要であれば再度チャージ→追加購入 で良いのではないかと思います。

いかがでしょうか?簡単ですよね。
ATOMが特別良いわけではありませんし、通信事情はまたコロコロ変わると思いますが、情報がなければどうすればいいのか分かりませんので、とりあえずアップしてみました。ご旅行される方にとって少しでも役に立てればと思います。



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2023年最新 ミャンマー観光はできるのか?【ミャンマー入国篇】

※2023年7月更新 (掲載内容は2023年2月現在の情報です)。
現在コロナワクチン接種が2回以上完了している方は、ミャンマー入国の際に抗原検査・隔離など一切不要となっています。
ミャンマー入国にコロナワクチン接種は不要となりました。

知人の協力により、観光客の立場でミャンマー入国およびミャンマー観光の様子を追跡してみました。



日本からはマレーシア航空の羽田→クアラルンプール→ヤンゴンを利用。現在直行便のないミャンマー線の中では、ヤンゴンまでの所要時間12時間10分(うち乗り継ぎ2時間)と、このフライトが現在もっとも乗継時間の短い便となっています。

**FEB MH037 HND-KUL 0030/0710
**FEB MH740 KUL-RGN 0910/1010

この日の搭乗率は8割弱ほど、羽田発便の日本人の割合は2~3割程度だということで、搭乗客の多くはマレーシア人やワンワールドメンバーの欧米人のようだったということでした。

※羽田空港での搭乗手続きの際に確認された書類

・ビザ(eVisa)
・ワクチン接種証明書原本(海外用)
・Myanmar Insurance

eVisaは2営業日で取得、査証発給が停止されるという情報が一部でありましたが、こちらの方ではそのような事実を確認しておりません。サラトラベルのお客様のご旅行が滞りなく進んでいますので、誤情報だと思います。



ミャンマー入国

・検疫(パスポート・ワクチン接種証明書・Myanma Insurance加入書類・健康状態申告書を提出)
・入国審査(パスポート・ビザ・検疫書類を提出)
→入管通過後に預け荷物をピックアップ
・税関(税関申告書を提出)
※現在eVisaでのミャンマー入国は、ヤンゴン国際空港・マンダレー国際空港からのみ可能となっています。

搭乗機内(または搭乗ゲート)では、入国カード・健康状態申告書(Health Declaration Form)・税関申告書が配布されますので、記入します。なお、健康状態申告書には細かい質問がありますので、事前に目を通しておいた方が良いかと思います。こちらの画像のものが最新です。







ヤンゴン国際空港到着後、2階到着ロビーから1階に下りて、まっすぐ進むと検疫カウンターがありますので、ここで機内で書いた健康状態申告書とワクチン接種証明書(海外用の原本)、Myanma Insurance医療保険加入書類(7枚全部)を提出します。
検疫カウンターでは書類を提出して、スタンプをもらいます。所要約1分。



検疫が終わったら、入管カウンターで、ビザと検疫書類、出国航空券と(一応)ホテルバウチャーを提出します。一応と書いたのは、たぶん不要ですが、念のためにプリントアウトしておきましょう。所要1分。

以上のように現在驚くほど速いです。書類不備だけがこわいので、上記の必要書類は必ず揃えてください。





入管審査が終われば、手荷物受取所で預け荷物を受け取り、税関へ。カウンターで申告して、奥の出口からでます(2023年2月現在)。空港内に搭乗者以外立ち入れなくなっていますので、お迎えのある方は出口外まで出てからミートとなります。

いかがでしょうか?
eVisa取得の記事のときに、あまりに簡単で信じられないという声がありましたが、入国の方がもっと簡単です。

サラトラベルのお客様のご旅行準備がスムーズなので、これは相当簡素化されてるなと思って、今回実地調査してみましたが、案の定でした。ビザ申請代行サービスなどが広告を出していますが、まったく不要です。
ご旅行予定の方はどうぞお気をつけてお越しください。次回は「ヤンゴン観光最新情報」をアップデートする予定です。



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フライトキャンセルなし!エアアジア バンコク⇔マンダレー線が健在

※こちらの情報は2023年2月現在のものです。最新の情報をご確認ください。

以前からヤンゴンとマンダレーに就航していたタイエアアジアですが、2月に入っても定時運航率が高いので、ヤンゴンスルーで観光される方には選択肢のひとつに入ってくるフライトといえそうです。

 

www.airasia.com
現在日本人が利用しそうなマンダレー発着の定期便は、エアアジアとミャンマー国際航空(MAI)のバンコク線がありますが、このエアアジア便は空港からバガンまで同日中に移動できるというところがとても良いです(専用車で所要3時間半~4時間)。

■バンコク→マンダレー(火・木・土)
FD244 DMK-MDL 1110/1225 TUE/THU/SAT A320


■マンダレー→バンコク(火・木・土)
FD245 MDL-DMK 1315/1545 TUE/THU/SAT A320

 

https://www.flightradar24.com/



見てください。モニタリングしてみてもエアアジアとは思えないほど(失礼!)、安定度抜群です。

また、値段もTHB1800~2000程度と安いですね。
気をつけなければいけないのは、バンコクの空港はドンムアンですので、スワンナブームとの乗り継ぎは移動があるということになりますが、バガン2泊(観光1日強)の観光なども問題なくできそうです。

個人的にマンダレーから出国する時にはこの便のすぐあとのバンコクエアを利用していましたが、エアアジアも運航状況は良かったので引き続き使える便だといえそうです。
特に東南アジアなどに滞在されている邦人の方にはかなり便利なルートなのではないでしょうか。



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【2023年最新】最短でミャンマー観光ビザを取る方法!

(更新:2023年7月3日)

保健省通達により、ミャンマー入国に コロナワクチン接種は不要となりました。

(追記:2023年2月23日)

※国営保険会社Myanma Insuranceの保険への加入- 保健省通達

これまで加入が求められていた国営保険会社Myanma Insuranceの保険について、商用ビザ(※)で当地に入国する場合は、Myanma Insuranceの保険に代えて、日本等の保険会社の保険(新型コロナウイルスを補償対象に含むもの)に加入した証明(英語又はミャンマー語)を提示することで差し支えないこととなりました。

※新規商用ビザの申請要件については、在京ミャンマー大使館に直接申請する場合は上記と同様の条件が適用されますが、Eビザを申請する場合は引き続きMyanma Insuranceへの加入が必要とされています。
************************************
※以下の情報は2023年7月現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※ビザ取得に関連するサイトのリンクは最下部にあります。

現在バガンやインレーなど主要な観光地では、ほぼ制限なく観光が可能になっているミャンマーですが、観光ビザ取得に関する具体的な最新情報がまったくあがっていない気がするので、こちらで発信してみたいと思います。




■ミャンマー観光ビザ取得の手順

①ミャンマー行き航空券を予約
②宿泊ホテルを予約(仮予約で可)
③コロナワクチン接種証明を取得
④Myanma Insuranceでコロナ医療保険に加入(50ドル)
⑤eVisaサイトでビザ申請(50ドル)

※申請に必要なもの

・ミャンマー出国航空券(jpegかpdf)
・ホテルバウチャー(jpegかpdf)
・コロナワクチン接種証明書(jpeg)
・コロナ医療保険(pdf)
・パスポートの顔写真ページ(jpegかpdf)
・顔写真(jpeg/2MB以内)

まず、取得はとても簡単です。2018年に観光ビザ免除になる前の時期と変わらないと思います。申請から取得までは3営業日あれば取得できているようです。また、入国に際しても、ワクチン接種を2回以上済ませている人であれば、PCR検査も隔離も不要で通常通りの旅行ができるようになっています。
なお、ホテルバウチャーの宿泊日ですが、滞在中の何泊目でも大丈夫な気がするのですが、一応ミャンマー到着初日の宿泊分としておいた方が無難でしょう。


【注意】
・ミャンマー入国:ワクチン接種2回以上で無条件(到着14日前までに済ませる) コロナ医療保険への加入が条件です。
・日本入国:ワクチン接種3回以上で無条件 無条件になりました(2023年5月8日)

ただ、注意しなければいけないのは、2023年2月現在日本に帰国する際に、ワクチン接種3回以上で無条件となることです。2回接種のみですとPCR検査の陰性証明が必要となり、貴重な観光時間を削る必要がでてきます。

eVisa自体の申請は以前と変わらないので、必要事項を記入して、ファイルを添付してクレジット決済するだけです。支払方法が増えてデビットカードなども使えるようになっています。なお、サイト上にはビザ発給要件などいろいろ記載事項が書かれていますが、まったく更新されていませんので、無視して構いません。



その他ポイントとしましては、パスポート画像は携帯画像で構わないのと、顔写真は背景に多少影があっても大丈夫なので、携帯で撮った画像を加工しても通ります。

Myanma Insuranceの方は、実際どのような時に適用になるのか分かりませんが、同様に必要事項を記入してクレジット決済するだけです。料金は、60歳まで50ドル、61歳~75歳まで75ドル、76歳以上が100ドルです。なお、数え年での年齢となります。


また、コロナワクチン接種証明書ですが、自治体によっては郵送が必要だったり、日数がかかったりしますので、もし証明書のコンビニ発行登録が済んでいるようでしたら、アプリをダウンロードして画像ファイルを携帯に保存した方が手っ取りばやいです(その際マイナポータルなどでマイナンバーカードを携帯で読み込める状態になっていることが必要です)。

以上です。
ずいぶん簡潔に書きましたが、それだけ簡単に取れるようになっています。
ちなみに、視察旅行も観光ビザでいいと書かれているサイトがありましたが、商用ビザではないでしょうか?観光ビザはあくまで、観光旅行用ですので、ビジネス目的や取材目的での取得はやめましょう。ビジネスビザの取得も同様に簡単ですので(在籍証明書など日本側の提出書類は一切不要)。
それから、現在eVisaでの入国はヤンゴン、マンダレー各国際空港のみ可能となっているので、ご注意ください。


関連サイトは下記のリンクをご参照ください。


■ ミャンマー eVisa

evisa.moip.gov.mm



■ Myanmar Insurance - コロナ医療保険

www.mminsurance.gov.mm



■ 新型コロナワクチン接種証明アプリ(デジタル庁)

www.digital.go.jp



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パークロイヤル・ヤンゴンで朝食付きの最安値がなんと1泊USD52

※2023年2月現在の情報です。

ヤンゴンのホテル宿泊料金を総ざらいしていたところ、パークロイヤル・ヤンゴンの最安値がアゴダで1泊朝食付 52ドルであることを発見、これが現時点でヤンゴンの5つ星ホテルの最安値ということになるでしょう。



ホテルのクラスが3つ星も5つ星も同じ宿泊料金になったりするというのも凄いですが、航空券のエラー運賃のようで探し甲斐があります(泊まるわけではありませんが…)。

出し方はまたしてもトリップアドバイザー→アゴダアプリで検索でした。PCでも同じように試してみましたが、そんな料金設定がありませんでした。ご丁寧に「過去6ヶ月間で最安値」と記載がありますので、間違いないのでしょう。

www.tripadvisor.jp


ずいぶん前に同じような最安値の記事を書いたことがありますが、なぜいまだにトリップアドバイザーから入ると最安値が出るのかよく分かりません。あくまで推測の域を出ませんが、アゴダはリピーター獲得のために複雑な料金体系を採用したり、何か月も経ってからポイント還元される仕組みにしていますが、トリップアドバイザーはリピート利用を期待しておらず、1回の予約で思い切り安く提供していて、その差が表れているのかもしれません。

ヤンゴンのホテルに関しては、近々コスパの良いホテルのルームチェックなども予定していますので、最新の情報を発信していきたいと思います。



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2023年1月 ミャンマー国内線時刻(主要路線)アップデート

※2023年1月18日現在の情報です。

現在フライトスケジュールの改定が週単位のためにあくまで目安となりますが、この場を借りてミャンマー国内線の最新時刻をアップデートいたします。





■ヤンゴン→バガン

K7211 RGN-NYU 0700/0825 USD101-115 金
K7214 RGN-NYU 0800/1025 USD101-115 日

UB171 RGN-NYU 1200/1320 USD130 金
UB191 RGN-NYU 1445/1700 USD130 日

※バガン遺跡へはデイリー運航のあるマンダレー空港から専用車両で移動する方法もあります(所要時間:3時間半~4時間)。

■バガン→ヤンゴン

K7212 NYU-RGN 0845/1110 USD101-108 金
K7215 NYU-RGN 0845/1210 USD101-108 日

UB171 NYU-RGN 1335/1550 USD128 金
UB191 NYU-RGN 1715/1835 USD128 日

■ヤンゴン→マンダレー

K7443 RGN-MDL 0720/0825 USD102/141 デイリー
K7462 RGN-MDL 1100/1210 USD102/141 火木土日
K7482 RGN-MDL 1340/1450 USD102/141 木

■マンダレー→ヤンゴン

K7443 MDL-RGN 1505/1610 USD102/141 デイリー
K7462 MDL-RGN 1750/1900 USD102/141 日火木土

※ジェット機材(MAI)での運航。右側の料金はビジネスクラス

■バガン→ヘーホー

K7211 NYU-HEH 0845/0930 USD83 金
UB171 NYU-HEH 1335/1415 USD105 金

■ヘーホー→バガン

K7214 HEH-NYU 0940/1025 USD83 日
UB191 HEH-NYU 1605/1645 USD105 日

■ヤンゴン→ヘーホー

K7826 RGN-HEH 0840/0945 USD101-115 デイリー
K7830 RGN-HEH 1155/1310 USD101-115 土
K7825 RGN-HEH 1240/1355 USD101-115 日
K7846 RGN-HEH 1420/1535 USD101-115 水

7Y671 RGN-HEH 0800/0910 USD118 月水金
7Y671 RGN-HEH 1030/1140 USD118 火木
7Y671 RGN-HEH 1100/1210 USD118 日
7Y671 RGN-HEH 1200/1310 USD118 土

■ヘーホー→ヤンゴン

K7212 HEH-RGN 0955/1110 USD101-115 金
K7847 HEH-RGN 1010/1125 USD101-115 火木金土
K7482 HEH-RGN 1200/1300 USD101-115 月
K7827 HEH-RGN 1255/1410 USD101-115 水
K7831 HEH-RGN 1600/1715 USD101-115 土
K7853 HEH-RGN 1710/1825 USD101-115 日

7Y222 HEH-RGN 1155/1305 USD118 金
7Y672 HEH-RGN 1210/1320 USD118 水
7Y672 HEH-RGN 1540/1650 USD118 月
7Y412 HEH-RGN 1630/1740 USD118 水
7Y672 HEH-RGN 1740/1850 USD118 火木土

■ヤンゴン→ガパリ

K7430 RGN-SNW 0800/0855 USD105 火木土
K7430 RGN-SNW 1000/1055 USD105 月
K7428 RGN-SNW 1025/1120 USD105 水
K7428 RGN-SNW 1155/1250 USD105 火木金
K7428 RGN-SNW 1415/1510 USD105 日月

7Y411 RGN-SNW 0800/0850 USD108 月水金
7Y411 RGN-SNW 1000/1050 USD108 土
7Y411 RGN-SNW 0800/0840 USD108 日

■ガパリ→ヤンゴン

|K7429 SNW-RGN 0915/1010 USD105 火木土
K7431 SNW-RGN 1115/1210 USD105 月
K7429 SNW-RGN 1145/1240 USD105 水
K7429 SNW-RGN 1315/1410 USD105 火木金
K7429 SNW-RGN 1535/1630 USD105 日月

7Y412 SNW-RGN 0805/0855 USD108 水
7Y412 SNW-RGN 0905/0955 USD108 日月金
7Y412 SNW-RGN 1105/1155 USD108 土

 

だいぶ全容が見えてきました。
ヤンゴン⇔ヘーホーは霧などの気象状況や機材調整によって減便が発生するものと思われます。当日空港に行ってみたらフライトが変わっていたということも引き続き起こりやすいと思います。
それから、ミャンマーナショナルエアは以前から取り扱いがないためにバガン線以外はお調べしませんでした。

お問い合わせはサラトラベルまでどうぞ。
また新しい情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。



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