2014-01-01から1年間の記事一覧
こちらで戦争の話を聞く度に思うのは、ビルマの人々は日本兵の遺体を埋葬したり、お墓をつくってあげたりと熱心な仏教国らしく手厚くしてくれたということです。 遺骨収集が始まるということですので、これでやっと日本に帰れますね。 ヤンゴンプレス12月号…
最近すごいこと発見したんですけどね、アノーヤター王の時代はシュエサンドーパヤーが最大で最重要のパゴダですよ。そしてニューバガンのローカナンダも彼の建立と言われています。一方シュエジーゴンパゴダは彼が建てようとしたものの未完に終わり、チャン…
私の旅行スタイルは、ツアーで博物館に行っても自分の見たいものだけガイディングなしで勝手にまわる、いわゆる「自己中型個人旅行者」の類いでして、コースが決まっているのに「離団願い」まで出して勝手を貫き、現地ガイドや添乗員から嫌がられるタイプで…
当たり前のことかもしれませんが、バガンの遺跡としての価値は戦災にやられなかったことに尽きると思います。1975年の大地震によりバガンのパゴダも甚大な被害を受けますが、戦争、特に空爆や対抗勢力による破壊を受けずにこれまで来たというのはある意味奇…
こんな見出しをつけることになるとは思いませんでしたが(笑)、 うちのニャウンウー支店(看板はBAGAN TRAVEL BUREAU ※先週告知もせず開店)からオフィスに戻ろうとしたら、目と鼻の先にあるピンサルパゲストハウスの通称フミヤさんに呼び止められまして、…
フットワークが良いことから、去年あたりから人気が出だし、いまやバガン観光に欠かせなくなったEバイクですが、気になる点がいくつかありますのでご報告したいと思います。 まず、これは「ペダルがついてるから自転車と同じ」という認識で脱法的に外国人の…
バガンには、単体として素晴らしいと思えるものがいくつかあります。 そのひとつにこのローカテイパン祠堂があります。この壁画をはじめて見たときは、立体的に広がる視覚的な美しさに立ち止まってしまいました。 ~バガンの遺産・王朝壁画~ バガンの大きな魅…
本格的な発掘調査や研究がまだまだなされていないバガンでは、これから何が出てくるか分からないと思うことがたくさんあります。 まゆつばものの話ではなく、マルコポーロの「東方見聞録」にあるミエン(緬)がバガンであるとすると、金銀が多く流通していた…
海外旅行が日常のこととなり、またネット情報の充実により多くの観光情報が活用されるようになりました。私もバガンにいながらネットを駆使して仕事をしていますので、そのど真ん中にいる人間のひとりですが、最近では旅行形態の変化に伴う微妙なサービスが…
ミャンマー入国管理局は2014年9月以降入国ビザ取得のための手続簡素化のため、E-Visaを導入すると発表していましたが、このままいけば9月1日から運用が開始されそうです。 Myanmar eVisa (Official Government Website) 申請者はオンライン上でビザを申請、…
※2015年10月更新版はこちらをどうぞ。 saratravel.hatenablog.com こんにちは。 バガンには77の宿泊施設があるとなっていますが、去年から新しいゲストハウスが次々に建っていて、正確にはいくつあるのか分かりません。 また、観光省の基準があいまいでホテ…
バガンでいちばん良い車は何だか分かりますか? それはユニセフの車です。いつ見てもピカピカで、同じ真っ白のランドクルーザーが3台いっしょに走るので目立ちます。 地元の人に何の団体だか知っているかと聞くと、たいてい「知らない」と答えます。少なくとも…
※2020年7月7日更新:最新の地図を無料配布していますので、ダウンロードしてご使用ください。サイズはA4です。なお、商用利用はお断りします。ダウンロードページ(PDFが開きます): https://www.sara-tour.com/common/images/baganmap.pdf ↓↓↓ここから 古…
ずいぶん前に気球の会社からプロモーション用のCD-ROMをもらい、永らく置きっぱなしにしていたのですが、最近開けてみたらその写真が販促用に旅行会社に配るだけにしてはもったいないくらいだったので、ちょっとご紹介したいと思います。 にほんブログ村
人気急上昇のバガンではハイシーズン(10月から3月)ともなるとすべての宿泊施設が満室となるなど、観光地としてはホテルが取りにくい状態が続いています。 特に今年は欧米のミャンマー観光ブームだけでなく、観光ビザの緩和政策によってタイなどの東南アジ…
バガンにいて不思議なことがあります。 なぜか朝、雨が降らないのです。毎朝ニャウンウー空港に通ってますので分かりますが、今年に入って雨が降ったのはたった1度しかありません。午後になると雨は降りますが、それにしても午前の非降雨率は圧倒的に高いで…
バガン遺跡の仏塔や寺院はすべて昔仏教寺院に寄進されたものです。ひとつひとつに寄進者がいて、己の功徳のために莫大な予算を費やして築造されました。 仏塔に残る碑文には、自分が寄進した仏塔を破壊したり、宝物を盗んだりした者への渾身の呪詛をこめたと…
※オーラミャンマーはアライアンスミャンマーに名称変更しております(2015年5月加筆) ※ラグジュアリークルーズについては下記のページをご参照ください。 http://www.sara-tour.com/resort/index.html#section101 マンダレー~バガン間のクルーズは民間3社…
日本が夏休みに入り、ほぼサービスでやっているバスチケットの販売枚数が1日10枚を超える勢いです。その多くがJJ EXPRESSですが、原因はミャンマー初となるバスバウチャー発行によるオンライン販売を始めたためです。利便性を追求するのも利益を出したあとだ…
執筆中のヤンゴンプレス「バガン通信」です。 バガンの人は穏やかで、口げんかですら見たことがありません。人間ですので、悪口や陰口は聞きますが、対立することはほとんどありません。平和というのはこういうことを言うんだなあとつくづく思います。 ~バ…
これまでいろいろな媒体を使ってバガン情報を発信してきましたが、自前のブログはありませんでした。 まあやり方がよく分からなかっただけですが(笑)、他媒体での情報発信(過去の情報が埋もれてしまうなど)に限界を感じてきましたので、こちらから生の情…