バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

バンコクエアウェイズがニキ航空の機材で運航開始!

こんにちは。
エティハド航空がエアベルリンの持つオーストリアのニキ航空の株式を取得したというニュースが流れたばかりですが、先週これに合わせてバンコクエアウェイズの複数のフライトが、ニキ航空の機材を使用することになりました。
実際に12月14日からバンコク→マンダレー線やバンコク→シェムリアップ線の一部でニキ航空(A320)となるようです。

 

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マンダレーのバンコクエアウェイズのスタッフに確認すると、エティハド航空との提携によるものということでしたが、これによって以前から噂されていたワンワールド入りが来年にも実現するかもしれません。

ちなみに同スタッフによると、機材と機長・操縦士はニキ航空所属、フライトアテンダントはバンコクエアの乗員の予定だということでした。

※マニアックすぎて、なんだか暗号のような記事になってしまいました(笑)。分かる人にしかわかりません。ゴメンなさい。。

 

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バガン地震の副産物

今年起きた8月の地震では、バガン遺跡の中で特に軍政時代に修復したパゴダや寺院の尖塔部などが損壊しました。

 

詳細につきましては次のレポートをご覧ください。

saratravel.hatenablog.com

 

本レポートを書いたあと、私が詳細を伝えることでどんな影響が出るのかと思うと手が震えました。観光業者ですので観光へ悪影響があるかもしれないと思いましたが、現地の日本人として正確な情報を提供することだけを思いアップしました。

 

結果、心配は杞憂に終わり、多くの方々から「レポートが参考になった」「バガン旅行をキャンセルしようと思ったけどやっぱり行くことにした」という声が聞かれ、すべての人にとってレポートして本当に良かったと思いました。また想像以上に大きな反響があったので、これからも現地からの情報発信を重視していきたいと思います。

 

さて、地震の影響もひと段落し、バガンは日常に戻っていますが、おもしろい現象が起こっています。

 

地震のあと、外壁が崩れ中から更に古いパゴダが顔をのぞかせたものが出てきました。

 

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 これはミンカバー村近くのパゴダですが、中から古い仏塔が出てきました。

 

バガンのパゴダのすべてが、昔の人が功徳のためにお寺に寄進したものですが、寄進する予算がなければ、先祖の建てたパゴダを覆うように修復して、自分の功徳にしたのです。

 

今回の地震で崩れたものではありませんが、オールドバガンにもこのようなパゴダがあります。

 

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それ以外にも、マンダレーに行く途中にあるチャウセーのタモテ・シンピン・シュエグジーという寺院は、かつて大きなパゴダにすっぽり覆われていましたが、外側のパゴダが崩れ中から美しい装飾で覆われたバガン初期の寺院がそっくりそのまま出てきたというもので、非常に貴重な史跡です。

 

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興味のある方は下記の記事をご参照ください。

 

saratravel.hatenablog.com

 

 

このように、何度も修復し、覆いをかぶせることが功徳として認められてきたために、バガンの多くの建築物も中がどうなっているかは見てみないと分かりません。
ただ遺跡といえども現在まで途切れなく続いてきた上座部の信仰対象ですので、調査ができるのかどうか、コンサバティブな場所柄ですのでロマンで終わりそうな気がします。

 

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Airbnbで民泊を提供している貸別荘でバガンは紛糾

こんにちは。

ご存じのようにバガンは遺跡保護地域であるため現在宿泊施設としてのライセンス許可が一時中断し、景観を守るため10年以内にバガン・ニャウンウー地域のすべての宿泊施設をバガンから離れたホテルゾーンに移設すべきだという意見まででて、ホテル組合から猛反対を受けたりしています。

 

そんなさなか、オールドバガン(正しくはウェッジーイン)で民家を改造した貸別荘を民泊サイトAirbnbで提供しているフランス人がいることが発覚、バガンでは大きな問題となっています。

 

該当ページはリンクしませんが、その画像がこれ。

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なぜパゴダの目の前に家を建築できたのかも謎ですが、これを宿泊施設にしてしまうというのも分かりません。

ミャンマーではライセンスを所持せず外国人を泊めることも違法なら、そんな宿泊施設に泊まる外国人観光客も違法となります。

最近では外国人に対する居住条件が急に厳しくなるというニュースが入るなどセンシティブな話題ですが、今後の展開を見守りたいと思います。

まあここだけの話、バガン域内には実はライセンスを持っていないのではないかというホテルがいくつかあって、前から噂になっていますのでそのうち出てきそうですね。

 

ただ以前説経を流していたスピーカーのコンセントを抜いて懲役刑になった外国人がいましたが、地元を理解して尊重するということが大事だと思いますが如何でしょうか?

 

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伝統舞踊ショーのダンダリーがひっそりと閉鎖

こんにちは。

2014年タイのエンターテイメントグループがオールドバガンの旧王宮で始めたダンダリーですが、今シーズンは開場しないことを決定、発表もないまま閉鎖となりました。

 

もともと料金が高いうえに、飲食しながら観劇することができないシアタースタイルということで、多くの旅行会社やガイドなどは積極的に販売しなかったように思います。

私の会社でも数枚チケットを売りましたが、日本人の方は夜お酒を飲まれる方も多いので、アルコールを置かないショーではまだ難しいのかもしれません。

それから、オールドバガン内にあるということで、進出時の合意文書にも「いつでも閉鎖となる可能性がある」という文言が入っていたというのも聞いたことがありますので、契約絡みの問題だったのかもしれません。ショー自体はレベルが高かっただけに残念です。

 

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ちなみに現在バガンでディナーショーを行っているのは、アマタレストランの伝統舞踊ショーと、ナンダレストランの操り人形ショーがあります。夜はやることがないバガンですので、このどちらかを予定に入れられるのも良いかもしれませんね。

 

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年末年始バガン旅行の方必見☆シュエサンドーパゴダで象の踊り無料公開!

こんにちは。

今年最大の目標がこれでした(笑)。

年末年始に伝統舞踊である象の踊りをバガンのシュエサンドーパヤーの中で無料公開することになりました。

夕日の時間の前に合わせてご覧いただけます。

ポスターをつくってホテルなどでお知らせする予定ですが、先行告知いたします。

 

■日程:2016年12月29日(木)〜2017年1月2日(火)←予定が1日早くなりました

■時間:15時30分から16時30分

■場所:シュエサンドーパゴダ内(シンビンターリャウン涅槃像の前を予定)

※場所は下の画像のあたりです。

 

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今年1年ご愛顧いただいたお客様への感謝をこめて、いっそのことバガンに来るすべての観光客に披露しちゃいます(笑)。アクティビティに乏しいといわれるバガンでぜひ楽しんでいかれてください!

 

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主催はサラトラベルです、一応。特に大々的に宣伝するつもりはありませんが(笑)。
許可を頂いた文化省考古学局と後援して頂いた地元の方々に深くお礼申し上げます。

 

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JICAのバガン無料バスが地元の猛反発で運行休止に

12月1日から2週間の予定でテスト運行を開始したJICAによるバガンフリーバスでしたが、始まるやいなや地元から猛反発を受け、1週間も経たないうちに休止に追い込まれてしまいました。

 

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反対する人達の話を聞くと、「バガン観光自体がようやく活性化してきた段階だというのに、なぜ地元住民の仕事を奪うようなことをするのか」という意見の人が多く、特に観光ガイドなどはほぼ全員が反対意見で、馬車やドライバー、Eバイクのレンタル屋にとっては死活問題と、バガン観光関係者のFacebookではストップフリーバスの嵐となっていました。。

 

一観光業者である私としての立場は難しく、たとえばバックパッカーの方などにとってはこれほど便利なものはないのでしょうし、車や自転車、Eバイクでしかまわれないバガンなので、あるのとないのとでは大違いであると思います。

 

しかし、京都や奈良なども含め世界の多くの観光地でもフリーバスというのはほとんど例がなく、またバガンで地元への恩恵というのが観光収入だけであることを考えると、残念ながら今回の件はJICAの勇み足であったという気がしてなりません。

同じ日本の事業体でありながらこういうことを言うのは気がひけますが、観光発展をリードするプロジェクトであるなら、もう少し真の意味で地元へ還元できるプランを構築してもらえたら、バガンの人々も喜んでくれるのではないかと思うのです。

 

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12月9日よりヤンゴン空港国内線発着がターミナル3に

※ターミナル3のレポートはこちらをどうぞ。

 

saratravel.hatenablog.com

 

 

12月9日(金)からヤンゴン空港発着のすべての国内線フライトは新ターミナル(ターミナル3)を使用する予定だということです。
ターミナル3は画像のいちばん左の大きな建物で、ターミナル1からですと徒歩10~15分ほどかかると思います。
ヤンゴン空港から国内線に搭乗される方は少し早めに出られた方が宜しいかと思います。

詳細を後日お送りしたいと思います。

 

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