バガンの国際線乗り入れについて
こんにちは。
次のような記事がでました。
“マンダレー管区副首相とソムキッド・タイ副首相がバガン=タイ直行便就航を示唆”
『タイの副首相ソムキッド・ジャトゥシーピタック氏がバガンを訪問、マンダレー管区副首相ゾーミン氏と会談を持ち、バガンとタイを結ぶ直行便就航に向けた話い合いがもたれた。また両国間の観光プロモーティングの協力を約束した』…というニュースです。
※ソース:THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/discuss-on-direct-f…/
さて、バガンの国際線乗り入れですが、昨年バンコクエアウェイズがバンコク⇔バガンの就航予定を組み込みましたが頓挫しました。理由は分かりませんが、路線図ではバンコク→ネピドー→バガンとなっていましたので、ネピドー線に搭乗するスーツ姿のビジネスマンと、その先のバガンまで行く短パン姿の観光客とのギャップがあったのかもしれません(笑)。
まあそれは冗談としても、ATR-72(ネピドー線はジェットではありません)の国際線での経由というのが航空会社にとってやりにくいのかもしれません。
いずれにしても、今回の話し合いは、タイトルこそバガン直行便となっていますが、あくまでアジェンダの1つに過ぎないと思います。
バガン直行便について、私なりに考えているのは、エアアジアは飛ばせません。なぜかというと、ジェット機しか持っておらず、現バガン・ニャウンウー空港はプロペラ機ATRまでの大きさしか発着できないからです。振動が遺跡に影響するということで、ATR-72でも悪影響がでるという人さえいます。
バガン観光にジェット機が飛行するようになるのは、おそらく戦時中に日本軍が使ってたパゴック旧空港を使うようになってからでしょう(15年後とか?)。
アウトバウンドが盛んになっている近隣の観光当局はそれまで待てないのでバガンに早く飛ばしたいと考えています。
いちばん簡単なのはチェンマイです。なんせヤンゴンより近いんですから(笑)。そうするとバンコクエアが一番手です。チェンマイは近隣諸国へのフライトも多いので使い勝手が良さそうですね(日本からは不便ですが)。次はルアンパバーンです。これもヤンゴンと同距離で近いです。でもプロペラ機を保有しているエアラインに限定されてしまうので、エアバスジェットしか持ってないシルクエアーなんかは飛ばせません。
AIR KBZが就航する可能性もありますが、集客力を考えるとバンコクエアしかないかもしれません。
当社のお客様の多くが、ヤンゴンスルーを考えられているようですので(笑)、私としても早く実現してほしいなと期待しています。
新着情報が入り次第お届けしたいと思います。
地元への還元とは?
こんにちは。
JHCアンコールツアーの山本宗夫会長という方がいらっしゃいます。
カンボジア・シェムリアップで行われるこの人の誕生日会にはものすごい数のカンボジア人が参加したりするのですが、日本語を無料で学ばせてなおかつ日本に招聘し、(本当の意味での)研修を実施し体験させ、カンボジアへ送り返すなどということをずっとやっているすごい人です。アンコール遺跡観光の草莽期にカンボジアに会社を興した先駆者ですが、観光で会社が潤うと地元の若者に投資するなど地元への還元を重視し、それらはいまやシェムリアップの大きなホテルになったりしているのだそうです。
(私のような零細も含めて)海外に進出しようとするすべての事業体が見習うべき伝説の人といえますね。
ここから本文です。スミマセン…。
ヤンゴンプレス2月号掲載
バガン通信「地元への還元とは」
バガンは2年ほど前から日本人にもよく知られた観光地となり、旅行客が急増しました。
バガンに限らずミャンマーの田舎では、元来つつましい生活を送ることをよしとする文化があるため、利益追求が目的となる“ビジネスをする“という行為はどちらかというと功徳にならないことなのかもしれません。観光地として発展が見込めても、商売をしているのは地主かヤンゴンなどのビジネスマンか、多少商才のある村のごく少数の人だけという気がします。
ですので、バガンの多くの人は相変わらずつつましい生活を送っているわけです。そうしてる間にこの地は大きな事業体や外国人にとって恰好の投資のターゲットになり、大きな波に飲み込まれてしまいます。バガンの人々にはそんな真似はできないし、それ以前にやろうとも思っていません。
ただ、今まで通りに仏の教えに基づいた信仰深い暮らしを守るだけです。
ところがその大きな波はそれさえも許してくれません。大家からある日突然、この土地は既に大きな外国のホテルグループに売却したから立ち退くように言われてしまいます。
困り果てた家族は、仕方なく近所に借家を探しますが、数年前から続く地価の高騰で、誰かに買われたままの土地はたくさんあるものの、自分たちに払える家賃の借家などなくなっていました。ローカルの商店には観光客が買い物に訪れるようになり、多少高くても買ってくれることに気づいた店主が増え、それにつれて物価が上がっていきました。英語などの外国語を話せるとそれだけでガイドになれるので、若い人たちの多くがガイドを目指すようになりました。その結果以前は助け合って暮らしていたこの村に貧富の差が生まれていきました。
追い出された家族にとっては、仏を拝む場所さえなくなったような心境になるのでした。
この話は実際に他国の観光地で起きてきた事実です。バガンの地価も高騰を続けています。私たち外国人にできることは、今まで繰り返し見てきた観光地化による弊害をなるべく食い止め、貴重な観光資源が「負の遺産」とならぬよう、地元の人達のことを最大限に考慮しながら発展を後押しすることではないでしょうか?
バガンは本来バガンの人たちの土地です。いつまでも人々が変わることなく仏を拝むことができるよう、我々はバガンの文化や伝統を尊重しながらパゴダを眺めていきたいものです。
ミャンマー国内線にリコンファームは不要?
こんにちは。
昨年はミャンマー入国外国人数が減ったにも関わらずわたしの会社の発券枚数は前年度比で30%増しとなりまして、あれー本当に減ってるの?と首を傾げてるところなのですが、ミャンマー国内線情報を調べていると、驚くべき情報がありました。
それは、「ミャンマー国内線にリコンファームは不要」という大手代理店さんのヤンゴン支店の情報でした。
これは、すごいと思いました(笑)。
で、あまりにいい加減なこと言うなと思ったので、今日はサラトラベルのリコンファーム業務を少しだけご紹介いたします。
おそらく私がいちばん多くミャンマー国内線チケットを発券している日系の販売代理店ですが、まずはこれをご覧ください。
最も信頼できるミャンマー国内線最大手のAIR KBZですが、このフライト変更メールがエアラインから届いたのは12月29日です。そしてフライトは12月31日です。2日後のフライトですよね?で、フライト情報を見ると、バガン(NYU)→マンダレー(MDL)となっています。つまり、この時点でお客さんは、日本を飛び立っている可能性が高いです。そしてメールを見られる環境にないかもしれません。
なぜなら、バガン発だからです。お客さんは、12月29日には、バガンか、ヤンゴンかヘーホーあたりにいるのではないかと思うわけです。少なくとも搭乗前日の30日はバガンを観光しているはずです。と、ここまで考えるのが販売代理店の務めです。
それで、変更内容ですが、以下のようになっています。
旧:31DEC K7239 NYU-MDL 0950/1020
新:31DEC K7262 NYU-MDL 0820/0850
年末年始は団体のブロックが多く、それを見込んで航空会社はフライト数を多くしているのですが、キャンセルとなると一斉に運航予定を変えます。それによって欠航やスキップを出すという機材調整を行います。
このパターンですと、お客さんはまず間違いなくフライトに乗れません。1時間30分も早くなっているからです。
私は29日にこのメールを受け取った時点で、お客さんの連絡先を確認、バガンのホテルを聞いていましたのでそこに連絡し変更内容をお伝えしました。
と同時に、メールでも変更で早くなっているので注意するよう連絡しました。
この変更の場合お客様に伝わったのでそれで終わりですが、もしご宿泊先を聞いていない場合などは、日本の携帯に電話します。
この変更は絶対にお客様に伝えなければ、搭乗に差し支えるケースです。
それで、年末年始とゴールデンウィークは、搭乗客が多いのでヤンゴンとバガンの両空港に空港係員を置いて、アシストさせているのですが、当社の搭乗客名簿を航空会社のものとつき合わせてダブルチェックするわけです。そして、万が一にもサラトラベルのお客さんが乗れないことがないように確認するわけです。
下のリストはその12月31日に使った当社の搭乗者名簿です。
※名前とPNR番号は消してあるので分かりませんが、前記のお客さんは太字にして係員に搭乗手続確認に特に注意が必要だと伝えます。
この作業は膨大です。当然費用もかけています。でもこれをやらなければ、ミャンマー国内線は何があるか分からないと思います。このおかげで、お客様からは信頼頂いているのだと思っています。
さて、リコンファームが本当に必要か、4つほど具体例を挙げてみたいと思います(これから本題です 笑)。
※すべて事実です。嘘は書きません。
①発券済み確定予約のキャンセル
これはもう本当に勘弁です。
過去に大手のエアラインで1回ありました。
発券してチケットナンバーが出ているのにキャンセル扱いになっていました。
それで、後日エアラインにはどうしてこのようになったのか確認したところ、答えはシステムエラーだということでした。
ついでによくあるのか聞いたところ、時々あるというのです。
→ネームインでのリコンファームが絶対に必要!
②システム変更による確定予約の全キャンセル
2015年の話です。
6月にある航空会社が予約システムを変更、それ以降の予約をすべて取り消してしまうという事態がありました。驚きましたが、その時点でそのエアラインの発券済予約が30ほど(その年の年末年始も含めて)あったのですが本当に全部でした。
それですぐさま再予約を入れたのですが、これ直前だったらどうなったかと思うと鳥肌が立ちました。
③もっとも手強いシステムエラー
今年の正月のフライトでバガン(NYU)→ヤンゴン(RGN)の経由便の、経由地からヤンゴンのみが時刻変更となり早くなっていました。
私は1週間ぐらい前なんとなく時刻チェックをしていると(エアラインの報告が遅いのでシステム上の時刻をしょっちゅうモニタリングしています)、なんとそれは乗り継げない経由便となっていました。すぐにエアラインの予約課に確認すると、システムエラーだという答え。
それで乗り継げる便に変更しましたが、これ私が気づかなければどうなってたんだろうと。またこういうことは発券している他社さんでも同様に起こっているでしょうから、実際どういう状態になっているのか考えるとぞっとします。
④ミャンマー国内線では時刻が早くなることがある。
最初にお伝えした通り、ミャンマー国内線は早くなるのです。
1時間前チェックインが基本で、30分前チェックインカウンタークローズです。
ですので30分早くなる分にはぎりぎり間に合うことになります。
でも、ミャンマー国内線はもっと早くすることがあるのです。しかも前日にあったりするから怖いです。これでリコンファーム不要というのは無理があると思います。
あと、これまでほとんど書いたことがない話ですが、エアマンダレーが経営上の問題で全便欠航という事態を招いたのは2014年の年末年始でした。あのときは大変で、弊社では危なくて扱っていませんでしたが、FBページなどで呼びかけ、既約があった方の代替便を必死に探しました。
ここだけの話、あの頃怪文書が出回っていて、これは本当かどうか分からないけどこわいなと思っていました。それでニャウンウー空港カウンターからエアマンダレーのスタッフが消えたので、オフィスに電話しどうしたのか聞いたら、ヤンゴンの予約課とつながらないんですって。それで毎日毎日電話してどうなったかと聞いても、ニャウンウーオフィスのスタッフは不安で待つだけ。それが12月の初めだったと思います。
それで私は仲の良いホールセラーの予約課長に、「これはフライト止まるね」と言って同意されたために日本人で予約している人向けに注意喚起したわけです。
あれからまだ2年しか経っていないんですね。
話がそれましたが、私が思うに、「リコンファームは必要ない」と謳っているところは、面倒くさいのか、あるいはできる人がいないのではないかと思うのです。それほど大変な作業です。要するにリコンファーム代行をやろうと思ったら、年中無休で対応することになるので、現地旅行会社でやれるところはあまりないと思います。
私は以前、15分程度前後する変更はお客さんに伝えていませんでした。ただ、今はほぼすべての変更をお伝えするようにしています。これはもう日課ですので(笑)、サラトラベルが発券中止しない限りやめませんから。
わたしがリコンファーム絡みでスタッフに怒るとき、『うちはそこらのチケットショップじゃないんだから』とよく言います(笑)。そうなんです。
エアカンボーザが去年スペシャルレートをくれると言ったように、私の会社は正規代理店としてエアラインのサポート、お客さんを絶対に乗せるんだという気持ちでやっています(あ、そのスペシャルレートは縛りのある料金だったために断りましたが)。
そうなると、年に1回あるかないかのためにリコンファーム不要だなんて決して言えないと思うのです。
※危ない危ないとあおっているつもりはありません。誤解を招きましたら申し訳ありません。
ANAが2月1日よりヤンゴン空港・ターミナル1発着に
こんにちは。
国際線各社のヤンゴン空港発着がターミナル1に変わっていますが、ANAも2月1日からターミナル1になることが発表されています。
ちなみに国内線のターミナル3からの乗り継ぎは徒歩で10〜20分ほどかかります。
シャトルバスが運行されていますが、15〜20分おきのため、ぎりぎりの方はタクシーで移動されるのが無難かもしれません。
お時間には十分に時間を取ってご旅行されてください。
ベトナム航空が航空運賃を軒並み値上げ
ヤンゴン⇔成田・関空の利便性の高かったベトナム航空ですが、案の定というかANAとの資本提携のあと値上げされています。
同路線のビジネスクラスの料金が安く人気がありましたが、ANAの運賃との整合性を守るためかこうなってしまいました。
ビジネスで往復100ドル前後(10%/CLASS-D/税別)の値上げとなっています。
またさらにお得感のあった周遊チケットなどは、確認できた路線で29%値上げされているものもあって、そこまでやるか(怒)って感じです。
これでベトナム航空の収益が上がるなら会社として良いことなのでしょうが、ベトナム航空を利用することの多いベトナム人の方にとってはあまりメリットのあることじゃないかもしれませんね。
今後は是非とも顧客目線に立った料金改定がほしいところです。
JALと提携していたベトナム航空を奪う形になった去年のANAの株式取得ですが、今年3月にはJALへの新事業規制が解除になるということです。成長するアジア市場でJALがどう巻き返していくのか楽しみです。
あ、ちなみにマンダレー空港はJALUXさんでしたね(笑)。コードシェアのバンコクエア便以外でマンダレーをどう使ってくるのか期待したいところです。
タイ・エアアジアがバンコク⇔マンダレーを1日2便に増便!
こんにちは。
バンコクエアとともにバンコク⇔マンダレーを定期運航しているタイ・エアアジア(FD)は、3月17日(金)から同路線を1日2便にすることが決定しました。ビッグニュースですね。
フライトスケジュールは以下の通りです。
■バンコク→マンダレー
FD244 DMK-MDL 11:10/12:25
FD246 DMK-MDL 15:40/16:55(増便)
■マンダレー→バンコク
FD245 MDL-DMK 12:55/15:15
FD247 MDL-DMK 17:30/19:50(増便)
時間帯もいいですね、これ。
マンダレーで1泊して観光してバガンやインレーに向かうとか、インレー観光のあと同日乗り継ぎでバンコクまで帰れるというルートになりました。
エアアジアが増やすというだけで見込まれているということで非常にうれしくなります。そしてマンダレー空港を管理するJALUXさんにとっては吉報ですね。
アゴダ情報続編・携帯アプリ利用のススメ(長文注意)
こんにちは。
本業が旅行会社で、趣味がホテルの最安値探しというある種の手配マニアといえる私ですが(笑)、前回のアゴダの記事はすごい反響でした。
驚いたのは、「アゴダ クーポン」と検索すると上位に引っかかるようで、いやあ全然関係ないんです。すみません(笑)と反省しているところなんですが、自分の出張用のホテル探しをアゴダでしてるもので、最近気づいたことを挙げてみたいと思います。
1.アゴダを利用する人は携帯アプリを入れた方が良い
理由は、明らかにPCサイトとは料金体系が異なっており、最安値は携帯アプリによくみられることです。ちなみに違ったらすみませんが、前回記事に書いた8%から10%引きになるプロモーションコード割引ですが、もしかすると携帯アプリはその本当の最安値も普段から出しているんじゃないかと思っています。
2.携帯アプリの料金は1日のうち何度か変化する。
これは驚きだと思いますが、毎日毎日料金チェックばかりしているうちに分かりました(笑)。PCサイトにはあった言語による料金設定はないかもしれません。携帯アプリの料金は複雑に変えられていて、税込み⇔税抜きでの表示が交互に現れたりします。
それで、見ていて思うのは、税込みになったときのある時間帯に最安値が現れるのではないかと思います(マニアックすぎ 笑)。すべてがパターン化されているとは思いませんが、1回出てきた最安値を追いかけていたらそうなりましたので。
あと、すごいと思ったのは、料金表示は普通いちばん安い部屋(ROH)のものが出ますが、スイートとかがやはり一瞬最安値になるのも確認しましたので、上のクラスの客室もそういった変化があるということです。
それで私見として思うのは、PCサイトよりも携帯サイトの方が安い料金が頻繁に出てくるということです。ちなみにモバイル限定料金とかいうのは無視です。多少安い程度で最安値にはなりません。
3.アゴダの最安値にはホテル直販では絶対に出ない料金がある
ホテルによりますが、どうしてなのかアゴダの販売価格には、ホテルがサイトなどを通してお客さんに直接販売する料金よりも安いものがいくつもあります。そういう仕入れなのか、原価割れしてるのかは分かりませんが、200ドルのホテルルームでホテル直販より30ドルも安いこととかあります。
ついでに、民泊サイトのAirbnbも空席が多いと最安値で売るホテルがあって、私自身シェムリアップのプリンスダンコールをハイシーズンに税込み50ドルで泊まったことがありますが、これも間違いなく最安値でしょう(Airbnbでの予約でやり取りはホテルとなのでアゴダとは違いますが)。
ただ、大手ホテルグループのスターウッドやアコーホテルなんかは会員向けの料金の方が結果的に安くなるんだと思います。ひと通り全部チェックしますが、例えばインターコンチネンタルやホリデーインを持つIHGなどは、直販サイトで少し高めに料金設定しておいて、実はポイントプロモーションやポイント購入することでかなり宿泊料金が抑えられるようになっているので、会員になったらすごくメリットありますよという戦略ですよね。
アコーなども2000ポイントで40ユーロに直接換算して使えるので、うまく使えばアゴダよりもお得感はあると思います。
アジアに関していえば今後どんどん大手ホテルグループの傘下ホテルが増えるでしょうし、こういったメンバーシップを重視した顧客獲得という流れは続くと思います。
いずれにしても出張や旅行を頻繁にするわけではない旅行者にとってはアゴダなどの予約サイトが便利なのは変わりません。
それから前も書きましたが、ミャンマーのホテルに関する最近あった情報を挙げてみたいと思います(ぶっちゃけ)。
・アゴダでの残り室数を少なく表示している。例)10室以上残っているのに2室と表示されるなど
・旅行会社が空席照会をしていて満室なのに、アゴダに5室残っていた。
・クリスマスイブや大晦日のガラディナーについてアゴダに何も書かれていないのに強制的に付けられたとコンプレインがあった。
・アメリカの金融制裁が解けた途端、カンドージパレスやミャンマートレジャーリゾート、オーリアムパレスのホテルグループが出てきた。あ、ノボテルヤンゴンも同じですね。発言はここまでにしときましょうか(笑)。
・オールドバガンに近い中級ホテルANANTA BAGANにライセンスが下りたようでオープンした。
・ピンサルパゲストハウスがアゴダに登場(付け足し)
キャンセル規定のゆるいアゴダでは当然ながら旅行客はキャンセル無料期間中ならホテルを変えたりしますよね。これでハイシーズンのキャンセルでロスが出たホテルなんかが、アゴダの料金を高めに設定するようになりました。オペレーションをきちんと考えてるホテルなんかは細かく設定していますね。
ちなみに関係ありませんが、ここだけの話私の会社では確定したホテル予約の支払いは、確定した段階で全額払い込みます(半年前とかでも)。なぜならホテルが超強気なミャンマーではキャンセル料の交渉とかしてくれずまるで相手にしてくれません。以前仮押さえのキャンセル忘れがあって(ホテルは既約の相互確認とかまったくしてくれない)痛い思いをしたので、どうせ返ってこないなら100%払っておけばミスを防げるとはじめたものです。ホテルだけではなく、航空券も車もガイドもツアー終了と同時に精算しますので、サラトラベルに仕入債務はありません(だから大変なのです←オチ)。