バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

緊急速報・カンドージパレスホテルが全焼

※追記: 10月19日16時現在日本の報道で焼け跡から日本人男性の遺体が発見されたという情報が流れていますが、現地ではまだ日本人と断定されていないようです。いずれにしましてもご冥福をお祈りしたいと思います。

また現地の報道によりますと、ガスボンベに引火して一気に火が上がったということです。私は近くのホテルに宿泊していましたが、夜中の3時頃数台の緊急自動車の音で目が覚め、その後何台も通っていきましたが、本格的に出動したのは明け方6時頃だったと思います。つまり出火した午前3時から6時までのあいだにかなり火の手が広がっていったようです。

ちなみに宿泊客のほとんどは火災が起きてすぐに避難したということですが、遺体で見つかった方は逃げ遅れたのだろうということです。

 ※追記:10月20日午前5時現在現地報道によりますと、2名が死亡した模様で、1人は共同通信が日本人だと報じ、もう1人は確認されていません。火元は5階で原因は調査中だとしています。

 

***
本日10月19日未明ヤンゴンのリゾートホテルであるカンドージパレスホテル(Kandawgyi Palace)で大規模な火災が発生し、主要棟が全焼した模様です。
6時30分現在鎮火しておらず、火災原因や被害状況は確認できていません。

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 火災前のホテル

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ご宿泊予定がある方は、代替予約が必要になると思われますので、予約された代理店などにお問い合わせください。

カンドージパレスは都会のオアシスのような素晴らしいロケーションに位置し、ここからのシュエダゴンパゴダはもっとも美しい風景だと言われていましたし、私自身ヤンゴンのホテルの中で大好きなホテルの1つだっただけに非常に残念です。

 

焼失した客室棟4階から見たシュエダゴンパゴダ

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また木造建築のホテルとしては、2014年にインレー湖上ホテルのフーピンリゾートの水上コテージに、気球祭りの手作り気球が落下し15棟ほど焼失する被害を受けましたが、貴重な建築物も多いミャンマーですので今後防火に対する制度づくりが急務となりそうです。

 

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ヒルトンマンダレーが予約受付を開始!

セドナホテルからリブランドされ、ヒルトンマンダレーとなりましたが、ヒルトンのオフィシャルサイトで12月11日宿泊分からの予約受付が開始されています(2017年10月現在改装中です)。

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それで料金はといいますと、もっとも安い客室で156ドル++なので、セドナのときよりも高くなりました。
ただよく見るとエグゼクティブ会員の客室が48㎡なので、これはセドナ時代のプレミアクラブにあたります。バルコニー付きの広い部屋ですので、上級会員の方にはお得感のあるアップグレードが期待できそうですね。

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なお、双璧だったマンダレーヒルリゾートがアコー系列となり、プルマンとMギャラリーになるということですので、こちらも会員の方にはメリットの大きいシティ・リゾートとなりそうです。
あとは、マンダレーでいうと国際線の幅が広がるといいですね。マンダレー空港をJALUXが運営していますので、JALさんあたりぜひとも頑張ってほしいところです(笑)。

 

www3.hilton.com

 

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また書いてすみません!アゴダ最安値の出し方2017年10月版!

こんにちは。

ずっと前からわかっていたのですが、何度も繰り返して予約し、やはりこれが現時点の最安値だと確信しましたので書いてみたいと思います。

①トリップアドバイザーで検索

②アゴダが最安値になっていなくてもアゴダを選択(ほかのホテルを選択肢し、アゴダサイトに入ってから希望のホテルを選択しても適用になる模様)

③10%クーポンをコピー

④その下の「対象ホテルを検索」から入る

⑤そのまま予約→割引になることを確認

※2部屋以上予約したい場合はブラウザを一旦閉じてやり直す必要があります

以上です。

 

 

下に見えるクーポンですが、トリップアドバイザーから入らなくても出てきますが、最安値になる料金が毎回トリップアドバイザーから入ると出てくるのです。不規則ですが、何度(何日)かやっていると出てくる設定になっているようです。「本日のお値打ち宿泊料金」に入って必ずクーポンをコピーしましょう。

 

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今回予約したのは、ヤンゴンにできたばかりの HOTEL G YANGONです。パークロイヤルの隣りにできたストランドホテル系列のバジェットホテルですが、コスパ満点!給湯システムがひどくて、おそらくは以前のタマダホテルのままのもので水になったりお湯になったりしていやですが、それ以外はとても良いです。

下の画像がプロモーションコード(クーポン)で、以前のコードからこのクーポンに変わっています。画像に見えませんが、この下の「対象ホテルを検索」し、希望のホテルに戻ります(検索しながらで可)。

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ヤンゴンのHOTEL G YANGONは、検索した当時同じ条件でアゴダで調べるとUSD75でしたが、トリップアドバイザーから入るとすでにUSD69(税込)です。

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そして、クーポンコードを入れると、さらに1泊USD63になります。

※予約したのが3泊でしたのでこのようになっていますが、1泊でも同じ割引率で計算されます。

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この割引はお得感満点、USD75→USD63になるのですから、16%OFF!

予約に入る順番を変えるだけですのですごい簡単ですよね。ただアゴダは頻繁に割引システムを替えますので、この方法がいつまで続くのかは分かりません。

また新たな手法を改悪し、それを発見しましたらすぐにご報告したいと思います。

(相変わらず利益にならないことをやってるって?いいんです、これ趣味ですから。笑)

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シュエジーゴンパゴダのオリジナルとは?

※2017年9月現在いずれのパゴダとも修復中です。画像は現在のものではありません。
 
現在下層テラス部分を修復中のシュエジーゴンパゴダですが、一般に「ミャンマー中のパゴダの原型となった」とされています。
ですが、たとえばヤンゴンのシュエダゴンパゴダなどは首が長く、本体の部分も小さく、似ても似つかない姿です。しかもバガンを見渡しても、シュエジーゴンと同じようなずんぐりむっくりした形のパゴダは非常に少ないのです。
毎日毎日パゴダを眺めている私は(笑)、この言い伝えにはなにか違和感があると感じていました。

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伝説ではシュエジーゴンパゴダの中にはアノーヤター時代の小さなパゴダがすっぽり入っていると言われていますが、私はそのオリジナルの形は違うと思っています。理由は、ひとつにはいまに残るずんぐり型のものはバガン王朝末期のパゴダに多く、たとえばシュエジーゴンそっくりのミンガラゼディは13世紀のものです。またシュエジーゴンパゴダは16世紀に地震のために倒壊し、大規模な修復が行われたと伝えられています。
 

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では、アノーヤター時代の姿はどんな形をしていたのかというと、アノーヤター王が建てたほかのパゴダを比べると分かります。
またマニアックな話ですみませんが(笑)、アノーヤターの代表的なパゴダは、①シュエジーゴンパゴダ(釈迦のあごの骨を奉納)②シュエサンドーパヤー(釈迦の聖髪を奉納)③ローカナンダパヤー(釈迦の歯を奉納)とされ、王はこの3つによってバガン王都を守護しようとしたわけで、建てられた目的が明白です。
そして面白いことに、王宮のあったオールドバガンに近いシュエサンドーからシュエジーゴンまでの距離と、同じくローカナンダまでの距離は等距離なのです。
 

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ですので、私はシュエジーゴンパゴダも、他の2つと同様やや縦長の本体を持つ形がオリジナルなのではないかと思います。もしそうだとすると、この型はミャンマー中いたるところに見られるパゴダの形なのでしっくりきます。
と同時に、中に納められている仏舎利(あごの骨)はピューのタイエーキッタヤーから持ってきたと言われているので、実はかなり早い段階に建てられたために、これが原型とされるようになったのだと考えています。
 
バガンは考古学調査がほとんどなされていない貴重な場所ですので、今後仏教庁の協力のもと本格的な調査が行われるようになることを期待したいと思います。
 

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バガンで靴を脱ぐことを拒否した観光客が禁固刑に

非常にいやなニュースが入ってきました。
バガンを観光していたロシア人の女性が、靴を脱がずに土足のまま寺院に上がり、脱ぐことを拒否し続けたために、拘束され1ヶ月の禁固刑、さらに入管法違反で6か月を加算される判決を受けたということです。

 

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ソース:MYANMAR TIMES

www.mmtimes.com



「ニャウンウー管区裁判所は、この女性がアーナンダ寺院およびタビニュー寺院、シンミャシンパゴダを訪問した際、いずれも土足のまま上がり、アーナンダ寺院ではそれを見とがめられたものの、靴を脱ぐことを拒否し、逆に該当する法規を持ってきて土足ではいけないという箇所を示すよう主張したために事務局に訴え出られた」としています。そして裁判所は500000チャット(約5万円)の罰金、または禁錮刑としたそうですが、この女性は罰金の支払いも拒否したために服役刑(宗教への冒涜1ヶ月+ミャンマーの伝統・習慣への侮辱6ヶ月)となったようです。


うーん、これは何なんでしょうか・・・。
外野が意見するようなのでコメントは控えた方がいいかもしれませんが、少なくとも私のまわりにはこのような旅行客はいません。。

また身びいきするつもりはありませんが、ニャウンウー入管の人たちは優しいですよ(笑)。
一度観光客の増加に対応するのが難しいと入管職員が言っていたので、「何をしたらいけないか、観光のマナーを入管か観光省でつくるべきだと思う」と言ったことがありますが、ほら言わんこっちゃないという気分です。

おそらく、入管もアーナンダ寺院の事務局も裁判所もすべてのバガン・ニャウンウーの関係者が後味の悪い苦々しい気持ちをしているんだろうと思います。
すみません、今日はいやな話題になってしまいました。

 

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ANA成田→ヤンゴン線の新時刻について

日本からミャンマーへ唯一直行便を運航しているANAですが、10月29日からNH813便の時刻が早まりヤンゴン16時30分着となります。
これによって国内線へ当日乗り継ぎができるようになるというような一部報道がありましたが、私の把握している限りほとんどありません。

まずご注意いただきたいのは、ミャンマー国内線は1時間前チェックインが原則(時刻が早くなる可能性があるため)です。そしてANAでヤンゴンに到着しても入国審査→荷物ピックアップとあるので、現実的に乗り継げる便はないと思います。
なんとかチャレンジされる方でヤンゴン→マンダレーの18時発というのがありますが、乗り継げない可能性があるということはおすすめできません。

ミャンマー国内線は運航状況の面でまだハードルの高い部分があるため、国際線を予約する前に一度よくお調べになってからご旅程を組まれるようにしてください。

 

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ロヒンギャ武装集団について

日本でも報道されているロヒンギャ族の武装集団が警察施設などを襲撃したというニュースですが、ラカイン州の辺境地域でのことなので外国人が訪れる各観光地に影響することはありません。
何か影響が出る可能性が出てきた場合にはこちらを含めご報告したいと思います。

 

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ラカイン州といえば、まもなく世界遺産登録といわれているミャウウー遺跡があります。
実際ここも観光客に開放されていますが、現状ではご案内できない状態です。

ついでながらフィリピンのスールー諸島というところは、ピンクサンドの遠浅の素晴らしいビーチが続いていて、現在まで手付かずのままですが、ここも紛争地帯にあるために観光できません。
諸行無常を感じるこの世の中ですが、いち早く争いがおさまり少しでも平和に近づくように願っています。

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