バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

航空各社ともカンボジア国内線・国際線の運航再開!

日本のニュースがほとんどすべてネガティブなものしかないために、世界は絶望的な状況に向かっているのかと錯覚してしまいますが(笑)、お伝えしている通り東南アジアの国の中で既に感染がおさまっている国から、空路の再開が進んでおり、カンボジアでは既に国内線・国際線とも運航を再開しています。

 

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©Khmer Times

ソース:

www.khmertimeskh.com



カンボジア・アンコール航空,チャイナエアライン,エバー航空の各社は、プノンペン空港発着のフライト飛行を今月から再開、ホーチミン,台北各空港へ向けて海外輸送が開始されています。
なお、カタール航空、キャセイパシフィック、タイ航空、エミレーツの各エアラインに関しても、6月~7月に再開予定だとしています。


そして、ここからとても重要ですが、搭乗前に新型コロナウイルスの即時検査が義務づけられるということです。きましたね。エミレーツが試験的にやっていましたが、これが最終兵器でしたね。要は、みんな非感染者であれば良いだけですから、なにも3日以内の非感染証明書が条件とかそんな面倒なことではなく、その場でやればいいわけです。
内戦が終わってから歴史がまだ浅く、非常に困難な時代の経験を覚えているカンボジアからスタートというのがさすがと思わせます。


ということで、これで国際線旅客輸送の目途が立ちましたね。入国後の検疫隔離という問題もかなりハードルが下がっていくと思います。そして、欧米や日本があたふたもがいている間に、インドシナあたりが先を行く構図が見えてきました。残っている日本人の方にとっても吉報になったのではないでしょうか。

■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

 

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◆続報◆大手キャリアはヤンゴン便再就航を7月1日に設定

マレーシア航空,タイ航空がヤンゴン線の再就航を発表したとお伝えしましたが、その他シンガポール航空/シルクエアー,ベトナム航空,キャセイドラゴン航空がそれぞれ7月1日から運航を再開する予定であることがわかりました。


各国とも入国制限や渡航制限はかかったままですので、解除になるまでは帰国困難となっている人や永住者、外交官などの旅客輸送、援助物資や航空貨物の輸送目的となると思います。また、当然搭乗者数が少なければ欠航や変更になるでしょうし、不安定な状態がしばらく続くと思います。


ただ、運航状況をモニタリングしていくことで、どのフライトが飛ばす頻度が高いのかなど傾向はわかると思いますし、入国制限や乗継制限が解けたときにどのフライトを使えば確実かという検討材料になるでしょう。
いずれにしても、これによって東南アジア諸国にとってはいち早い経済再開が求められているということになるでしょうし、航空会社にとっては文字どおり、待ったなしの状況なんでしょうね。
特に観光収入がGDPの20%を占めるタイなどは、国家をも揺るがす事態ですのであっという間に緩和方針を打ち出すのではないかと期待しています。


※ミャンマーナショナル,ミャンマー国際航空,バンコクエアウェイズあたりはミャンマー路線の運航予定が決まっていません。また、マンダレー線は予定が出ていないようです。バンコクエアのあの社長の不敵な笑いが目に浮かびますが、また電撃的に後出しじゃんけんで何かやってくるかもしれません。

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現在発表されているフライトスケジュールは以下の通りです。


■シンガポール航空/シルクエア- シンガポール→ヤンゴン(7月1日から)
SQ998 SIN-RGN 0755/0920 DAILY A330-300
MI518 SIN-RGN 1515/1640 DAILY B737-800


■シンガポール航空/シルクエア- ヤンゴン→シンガポール(7月1日から)
SQ997 RGN-SIN 1035/1510 DAILY A330-300
MI519 RGN-SIN 1735/2210 DAILY B737-800


■ベトナム航空 ホーチミン→ヤンゴン(7月2日から)
VN943 SGN-RGN 0915/1110 火木土 A321
■ベトナム航空 ヤンゴン→ホーチミン(7月2日から)
VN942 RGN-SGN 1210/1505 火木土 A321


■ベトナム航空 ハノイ→ヤンゴン(7月1日から)
VN957 HAN-RGN 1630/1800 日月水金 A321
■ベトナム航空 ヤンゴン→ハノイ(7月1日から)
VN956 RGN-HAN 1855/2130 日月水金 A321


■キャセイドラゴン航空 ヤンゴン→香港 (7月1日から)
KA251 RGN-HKG 0120/0555 DAILY A321
KA275 RGN-HKD 1705/2155 不定期 A321
■キャセイドラゴン航空 香港→ヤンゴン (7月1日から)
KA254 HKG-RGN 1420/1610 不定期 A321
KA250 HKG-RGN 2155/2335 DAILY A321


◇詳細は各社ホームページにてご確認ください。


シンガポール航空:https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/home#/book/bookflight
ベトナム航空:https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home
キャセイパシフィック:https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html


■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

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タイ航空がヤンゴン⇔バンコク線を7月1日から再開

※5月10日追記 運航会社がタイスマイルではなくタイ航空であることがわかりましたので、タイトルと本文を修正いたしました。

マレーシア航空が9月からミャンマー路線の運航を再開するとお伝えしましたが、今度はタイ航空が7月1日からヤンゴン線を再開する予定だと発表しています。なお、マンダレー線につきましては現時点で未定となっています。

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©Thai Airways International
 

■バンコク⇔ヤンゴン
TG305 BKK-RGN 1750/1845 DAILY A330
TG306 RGN-BKK 1945/2140 DAILY A330

タイ航空がタイ政府から巨額の融資を受けるというニュースが流れていましたが、バンコク⇔ヤンゴンについては現在のところタイスマイル運航ではなく、タイ航空の運航便で予定されているようです。

いずれにしても、バンコク線が復活することはミャンマー国内に残る日本人としても大きな安心感がありますし、あとは入国制限が解けるだけという状況になったと言えます。
また続報が入り次第お伝えしていきたいと思います。


◇タイ航空:

www.thaiairways.com


■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

 

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マレーシア航空がヤンゴン⇔クアラルンプール線を9月4日から再開

日本では相変わらず経済活動の再開の見込みが立っていないようですが、東南アジアでは既に各エアラインが航路の再開に向けて動き出しています。

 

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エアアジアとの合併などもささやかれているマレーシア航空ですが、9月4日からヤンゴン線を再就航することを発表しています。


■クアラルンプール⇔ヤンゴン
MH740 KUL-RGN 0910/1025 月火金土 B737-800
MH741 RGN-KUL 1125/1550 月火金土 B737-800


なお、クアラルンプール発は9月1日から予定されているようです。
詳細につきましては、航空会社のサイトにてご確認ください。


◇マレーシア航空:
https://www.malaysiaairlines.com/jp/ja.html

■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

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ミャンマー観光は一体どうなってしまうのか(2020年5月2日)

※本記事は2020年5月2日現在のものです。またミャンマーのインバウンド観光に限定した内容となります。


ひさしぶりに誰も書かない記事を書いてみたいと思います。
前代未聞の大災害に見舞われました。ほぼすべての国際線と多くの国内線が世界中で欠航となりました。しかもそれが突然発生するという、観光業にとっては危急存亡の秋といえる事態となっています。
オリンピックイヤーということもあり、インバウンド需要の増加を見越した日本国内の観光業界は大打撃を被り、既にコロナ関連による倒産は100件以上となっているようです。死者数が欧米各国に比べ抑えられていることと、遅々として進まない支援策協議によって、ずるずると経済対策が後回しになるのではないかと危惧されていますが、結果的に中国や韓国などがイチ抜けたという状況になっているのが皮肉です。


さて、ミャンマーの状況ですが、ずっと感染者数がゼロだったためにPCR検査をしていないだけで実際には蔓延しているのではないかと、各国が帰国勧告を出したりして不安視されていました。ただ最近の大使館情報や保健省発表などを見ますと、ほとんどの感染源は海外帰国者だったりしていますので、現状では最初から感染は拡がっていなかったととれるかもしれません。またかなり厳しい集中的なロックダウンと強制的な検査および隔離が行われていますので、少なくとも"感染発生を追えている"と言えると思います。


ただ政府からの外出禁止令やそれに伴う自粛ムードにより国内観光も当分は控えられるでしょうし、現在の状況は観光関連のビジネスは成り立たなくなっています。もっとも影響を受けているのは日本と同様ホテルと航空会社ですが、日系のティリピセヤホテルも5月末までの閉鎖を伝えていますし、その他のホテルも同様です。インレーの高級ホテルプリンセスリゾートなどは政府から大きな緊急融資を受けていますが、当たり前ですが借りるということは続けるということですので、この状況で閉めずに続けて、観光再開後に多くの競合リゾートがひしめくインレーエリアで集客して、それだけの負債を返済できる見込みがあるのかというとかなり疑問に思えてきます。


ちなみに、ミャンマー政府は4月に緊急融資を行ったのに引き続き、世界銀行からの融資を受け約3000億円の融資や納税猶予、観光ライセンス料の免除措置などを含む事業救済策を講じると発表しています。最近評判の悪かったアウンサン・スーチーさんですが、軍政時代だったらほとんどの事業体がつぶれて、ハイ終わりだったでしょうから、いかに国際世論というものが一面的な見方しかされていないかがこういう時に分かりますね。
観光先進国であるカンボジアでは支援対策が今のところまったくなされておらず、観光業が壊滅状態なのとは対照的です。
いずれにしても、現在ローシーズンであるというのはホテル業界にとっては救いです。


一方国内線はというと、軒並み5月中の全便運休を決めていますが、もともとオペレーションの良くないエアラインが多いですので、今後淘汰されていくものと思われます。また運航再開後もかつてのように直前にキャンセルになったり、大幅な時刻変更が発生したりと、非常に不安定な運航となることが予想されますので、航空会社やフライトの選択が重要になると思います。


ミャンマー観光がどうなるかとなりますと、外国人旅行者に依存してきた観光業界ですので、入国制限と国際線の運航再開がカギとなりますが、実質入国制限をいつ解除するかにかかってくると思います。
国際線各社はもう存続できるかどうかの瀬戸際ですし、1日数億円ずつ損失が出ているエアラインも多いわけですので、"フラッグキャリアがつぶれても国家としていいんですか?"という立場だと思います。


最新情報を見ますと、キャセイパシフィックが6月21日から運航便を増便すると発表していますし、バンコクエアが国内線再開、マレーシア航空やガルーダ・インドネシアなども早々と再開、というか運航自体既に開始していたりします(日本のメディアはこういう続報出さないんですよね)。当面援助物資や国際貨物輸送をメインとした運航になるのかもしれませんが、フライトがあるのとないのとでは大違いですよね。
もっとも早い時期からコロナ感染対策に直面してきたキャセイが増便を決めたというのは大きな意義があって、今後各社が追随することになると期待しています。
また、感染防止対策で言いましたら、エミレーツが10分以内に結果が判明する検査キットを導入して全搭乗客に実施していましたが、これで擬陽性の問題をクリアしたら、到着後の検疫のための隔離というハードルに対しても大きく前進すると思います。


エールフランスが70億ユーロの融資を受けるだとか、ルフトハンザが資金調達できなければ破産させるとか言ってますが、東南アジアでそんな融資できる国どれだけあるかっていう話です。そういう意味ではアジアから再開が進むのは当然の帰結ということになります。
ついでですが、2月にバンコクエアに搭乗したとき、その時点で既に"密"を避ける間隔を開けた座席配置にしていてさすがと思わせましたが、日本に一時帰国して新幹線に乗ったら、逆に指定席が満席だったので恐怖を感じましたが、そういうことだと思います。


それから、後進国では民主化がさほど進んでいなかったので、日本など先進国と比べて強引な政策がとれ、かつ観光への依存度が高いので政府としても積極策をとれるのかもしれません。
入国制限がでてミャンマー入国に支障がでる前の段階で、私の会社で最後までご旅行予定だった方は日本ではなくてタイやシンガポールなど周辺諸国の在留邦人の方でしたので、再開後最初に観光で訪れる方もおそらく中国や東南アジアにいらっしゃる日本人の方なのではないかと思います。


ミャンマー人はと言いますと、仕事が激減したフリーランスガイドやドライバーなどは、ちょっと前までの質素な生活に戻っています。どうなるかと心配しましたが、清貧が売りなだけに、ごくごく普通に生活しています。逆に高飛車だったホテルがこれで少しは優しくなってくれるといいなと心の中で少しだけ期待しています。
私も3月からキャンセルの嵐に見舞われ、いっときは絶望的な心境になりましたが、旅行予定だった方もうずうずして待っているようですので、再開後の激務に耐えられるように一休みというところです。初心に返ってまた開業したころの心境で準備していきたいと思っています。


それではまた、上向きな観光情報の発信再開をしていきたいと思います。
乞うご期待!


■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

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旧ブログ「バガン便り」使用のお知らせ

昨年2019年よりWordpressの新ブログに移行していたこちらのブログ「バガン便り」ですが、新ブログに不具合が発生しているようですので、当面こちらを使用することにいたします。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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9月5日ヤンゴン空港閉鎖により大量の欠航が発生

***午後12時15分(MM)追記:
現在国内線はほぼ平常通りの運航ですが、機材調整のために時刻変更やルート変更が出ています。国際線につきましては、引き続き遅延などが発生している模様ですので、ご搭乗予定の方はお早めに空港に行かれるようにしてください。***

***午前7時53分(MM)追記:
全日空NH813便ダイバートによる代替便はヤンゴン到着午後12時40分(BKK-RGN 1150/1240)の予定となりました***

***午前7時34分(MM)追記:
ミャンマー国内線はほぼ平常通り離着陸とも開始されています***

***午前6時24分(MM)追記:
空港管理局より本日6日は朝から離着陸が可能になると通達がありました。ただし遅延は多く発生する見込みです***



昨日9月5日午前11時ごろヤンゴン空港を離陸しようとした軍用機がオーバーラン事故を起こし、その影響で午後から国内線の離発着ができなくなり、その後今度は国際線の離発着が制限され、多くの便に影響が出ています。

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こちらで把握できているだけでも、昨日の到着便は、全日空成田発NH813便はバンコクにダイバートし本日のヤンゴン到着便は未定、ベトナム航空ハノイ発はチェンマイにダイバート、その他シルクエア、バンコクエアウェイズなどは軒並み欠航となりました。またヤンゴン出発便はほぼすべて欠航となりました。

代替便につきましては本日滑走路が何時から使えるようになるかによって決まるものと思われますが、国内線はヤンゴン9時15分発から出発が予定されていることは確認できています。

本日も朝から遅延などが発生すると思われますので、ご搭乗予定の方は最新の情報をご確認ください。

 

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