バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

正式決定!10月から日本人は観光ビザが免除に

2018年8月2日 追記:要件となっていた1000米ドル所持が不要となりました。

saratravel.hatenablog.com



ミャンマー旅行業協会(UMTA)は、観光省の公式文書として、2018年10月から日本国パスポートを所持する者は観光ビザを免除されると発表しました。

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現在わかっているのは以下の通りです。


★滞在期間は30日間まで免除する
★2018年10月1日から1年間試行期間とする
★旅行者は滞在中の旅行費として1000米ドルを所持していること(不要となりました)
★ミャンマー国外へ出国するための航空券を所持していること
★カレン州ミャワディ、シャン州タチレイク、タニンダーリ管区コートーンなど国境ゲートでの入国も同様に適用になる


このうち旅行費1000ドルの携帯というのは現実的でないと思いますが、“その代わりに〇〇があれば良い”となるのではないかと思います。今後分かり次第またご報告したいと思います。 (不要となりました)

いずれにしても、これで日本人の旅行者が増加するのは確実で、来年度を目指しているバガン遺跡世界遺産登録とともに、明るいニュースとなりそうです。ようやくビザ免除となりましたが、長年格闘されてきた外務省と日本大使館さんに感謝したいと思いますね(笑)。

 

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FMI AIRが運航を停止

ミャンマー国内線航空会社のひとつFMI AIRが、一時運航を停止すると発表しました。
ミャンマービジネストゥデイでは、社内体制の再組織化と市況の変化によって将来的に運航を再開するだろうとしています。

www.mmbiztoday.com

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なお、既約分については払い戻しに応じるということですが、FMI AIRの定期運航はしばらく見ていなかった気がしますので、今後の予約についてはごく少ないのではないかと思います。

ミャンマー国内線はエアバガン,エイペックスエアが既に運航を取りやめておりますが、FMI AIRはエアアジアがミャンマー進出の際にパートナーになるのではないかと報じられていますので、その辺が理由かもしれません。

一方、今年は国内線各社とも欠航や時刻変更が相次ぎ、運航の不安定な状態が続いています。
特に、5月~9月のローシーズンは昨年まで2年続いた各社の単独運航がなくなり、エアカンボーザ(AIR KBZ)とゴールデンミャンマー航空の共同運航、マンヤダナーポン航空とミャンマーナショナル航空(MNA)の共同運航のフライトが多くなっています。
ご搭乗予定の方は使用するチェックインカウンターが変更になったりしますのでご注意ください。

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ヤンゴン空港発着ターミナル変更のお知らせ

2018年7月現在ヤンゴン国際空港の国際線発着は、ターミナル1とターミナル2を使用していますが、今月中にほとんどの便をターミナル1(新ターミナル)に移行させる予定だということです。

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現在までにターミナル1発着に変更した航空会社は以下の通りです。

ノックエア DD4230/31, DD4238/39
ベトジェット VJ917/918
ビーマンバングラディシュ BG060/061

8月のANA (NH813/814)便の発着ターミナルもターミナル1となっていますので、来月からは変更となるのは確実です。航空会社によって多少前後すると思われますので、最新の情報をご確認ください。

なおミャンマー国内線はすべてターミナル3を使用していますが、ヤンゴン⇔マンダレー間のMyanmar Airways International運航便についてはチェックインカウンターが変わったりしますのでご注意ください。

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ヤンゴン空港のシャトルバスができた!

本日6月22日よりヤンゴン空港とヤンゴン鉄道駅を結ぶシャトルバスが運行を開始したと全国紙ミャンマータイムスが報じています。

www.mmtimes.com

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これによりますと、22日のみ無料試運転、明日23日から500チャットの料金となるということです。また運行時刻は5時から22時、運行間隔は5~10分(将来?)だと伝えています。
運行会社はYBSのオムニバスで当初は5台にて運行を開始し、徐々に増やして30台を使用する予定だということです。

なお、運行経路(予定)は下記のようになっています。

■ヤンゴン空港シャトルバス経路■


ヤンゴン国際空港ターミナル1
↓↑
ヤンゴン国際空港ターミナル3(未確認)
↓↑
8マイル交差点
↓↑
ヤンゴンホテル前
↓↑
ナワデイシネマ前
↓↑
カバエーパゴダ
↓↑
セドナホテル
↓↑
ミャンマープラザ前
↓↑
メリアホテル
↓↑
エクセルホテル
↓↑
シュエゴンダイン交差点
↓↑
シュエダゴンパゴダ
↓↑
ヤンゴン動物園前
↓↑
パークロイヤル前
↓↑
タマダシネマ前
↓↑
スーレーパゴダ停車場(未確認)
↓↑
ヤンゴン鉄道駅


※注意:計画ではスーレーパゴダ前までとなっていますが、本記事ではヤンゴン鉄道駅までと書かれています。現状未確認です。
※現在空港発着はターミナル1のみだという情報もありますので、ご注意ください。

路線としましては、空港からピイ通り、カバエーパゴダ通りと進み、シュエゴンダインから市内に入るというもっとも理想的なルートになっています。記事には、片道の所要時間を早朝時1時間、日中1時間半ほどを想定しているとされています。

ただ、5台しかないのに5~10分間隔で運行できるとは思えませんが、必要だと判断したらすぐに増便するのかもしれません(と期待します 笑)。
いずれにしても、ヤンゴンのタクシーの悪評は絶えませんので、これで観光客にとって大きく利便性が向上するのではないかと思います。

あと気になりますのは、ミャンマー国内線のヤンゴン発で7時発前後という便が多くありますが、チェックインが6時で、ダウンタウンのホテルを5時出発だと、何かあったら微妙な時間になりますね。7時発のフライトに搭乗される方は、しばらくタクシーなど事前に手配された方が無難かと思います。

また実際に乗車してから改めてご報告したいと思います。
ご旅行予定の方は、どうぞお気をつけてご旅行されてください。

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日本人の観光ビザがまもなく免除に

ミャンマー政府は日本国および韓国国籍の旅行者に対し、短期ビザを免除する文書を正式に発行した、とミャンマー観光省顧問のキンゾー氏が発言しています。

www.mmtimes.com



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ミャンマータイムス紙など各紙が報じたもので、その理由について、観光省のマーケティング戦略の視点から欧米諸国よりもASEANや日本、中国や韓国などを重視している点を指摘しています。
また今後発効時期などについて、入国管理局や外務省と協議していくことなるとしています。

さて、時期ですが、別の報道では今年10月にも開始されるのではないかと流れていましたが、あくまで未確認情報です。正確な情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。

現在はeVisaで取得するのがもっとも便利です。

evisa.moip.gov.mm


※右上の言語選択で日本語を選んでください。

ビザは現地としましても心配する大きな部分を占めますので、速やかに実施されることを期待しています。
ご旅行予定の方はどうぞお気をつけてお越しください。

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★速報★ 9月からバガンのパゴダへの登楼再開へ

バガンのパゴダ・寺院を管理する文化省考古学局のアウンアウンチョー氏は、2018年9月よりバガンの限定された5基のパゴダに登れるよう正式に許可を出すと発言したと、全国紙ミャンマータイムスが伝えています。

www.mmtimes.com

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“まだどれだけの観光客を登楼できるようにするかは決めていないが、各施設の構造的強度を専門家に診断してもらった上で決定することになる”としているので、人数制限が設けられるようですが、そこまで進んでいるということは再開は決まったとみていいでしょう。

久しぶりに吉報といえるニュースが入ってきました。実はこの話は以前からわかっていたことで、先月にはマンダレー管区首相がゴーサインを出して、あとはバガンの考古学局がOKをするだけだというところまでは伝わっていました。具体的な時期が報道されましたのでおそらくは9月以降に登楼が再開されるのだろうと期待しています。
ちなみに私が聞いているのは、登楼可能な5基のうち、現時点ではシュエサンド―パゴダは入るだろう、ブレディは入っていない模様だということです。

景観を保つためと決定された登楼禁止以降、地元バガンでは観光客の足が遠のいてしまうと再開を求める声が多くありました。現在朝日と夕日を望むことができる高台も夕方ともなれば人で溢れかえってしまうなどしたため高台を増設すると計画したら、今度はそれが景観を損ねるだろうと報道されたりして政府の方も頭を悩ませていたようです。

私個人としては本当に9月から再開されるか確定的とは言えない気がしますし、いざ登れるようになるとしたら、突然明日から登れますとなるかもしれないなと思っていますが、いずれにしても、あの世界でも稀有といえるすばらしい眺望が戻ってくるのだとすると待ち遠しいですね。

また最新の情報が入り次第お伝えしたいと思います。

 

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この13年間で29頭のイラワジイルカが死ぬ

個体数が減少しているエヤ―ワディ―川固有種のイラワジイルカ(カワゴンドウ)が、マンダレー・バモ―保護区域で13年間で29頭死んだと、保護に携わるマウンマウンレイ氏が明らかにしたと政府系新聞Global New Light of Myanmarが伝えています。

www.globalnewlightofmyanmar.com

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1984年以降両親とともに保護活動を行っている同氏は、2005年から今年にかけて29頭のイルカが死に、そのうち電気柵などに触れたことによるショック死で21頭が死亡したとしています。またその他もワナなどによるものだということです。


イラワジイルカはミャンマーやカンボジアなどメコン川流域に生息し、生息域が非常に狭い中で少ない個体数が確認されています。ミャンマー側では漁師の漁を助けて糧を得る“相利共生”の珍しい関係がみられることから注目されています。


一方、減少してはいるものの、6頭の赤ちゃんイルカが誕生したことも確認されていまして、保護区域が守られ増えていくといいなと願っています。海から遡っていったので当然かもしれませんが、昔はバガンにも群れでやってきたという話も残っていて、ネッシー伝説のように今でもローカナンダの先ででたとか、ニャウンウーの中州に現れたとか、目撃談が時々聞かれます(笑)。でも、いつかまた住みやすい水環境と、本当の意味での相利共生がうまれ、バガンにも戻ってきてくれるとうれしいですね。

 

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