バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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許可を得ずにドローン撮影をした観光客に懲役1ヶ月

首都ネピドーの国会議事堂付近を無許可で撮影していたフランス人観光客が逮捕され有罪となり、懲役1ヶ月の有罪判決を言い渡されたということです。

www.japantimes.co.jp

 

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ソース:ジャパンタイムス

この記事の中で注目すべきは、有罪となったフランス人は輸出入取引法違反の罪に問われたことです。判決によりますと、輸入申告をせずに持ち込んだドローンを使用して、通信省に無許可で政府関連地域を撮影したためとなっています。


また在緬フランス総領事の話として、この観光客は罪になると認識していなかったということですが、現地の私としましては、今回のケースも自国でたとえば軍関係の施設や刑務所などでドローンを飛ばしたりしたら即刻逮捕されるのと同様、ミャンマーにも禁止区域はあるという当然の意識が足りなかったと思います。

ちなみにサラトラベルのお客様でも、バガンなどをドローンで撮影したいが大丈夫かという方が時々いらっしゃいます。私は、遺跡を傷つけたら大変なので、そういった観点からやめられてくださいと申し上げるのですが、無許可撮影だけでなく、輸出入禁止物の持ち込みでも罪に問われてしまうことがあるとすれば、次回以降は懲役刑に処される可能性がありますというべきですね。

いずれにしましてもネピドーだからここまで大ごとになったのかもしれませんが、バガンでは特に仏教への冒涜だけは許されないというタブーがありますので、ご旅行される方はその辺だけはお気を付けください。

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