バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

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中国からのマンダレー空港乗入れ便が3社就航

ロヒンギャ問題を契機として欧米からの観光客が減少しているバガンですが、海外からの乗り入れがもっとも近いマンダレー空港に5月だけで中国からの新規就航2社と新規路線の開設が1社ありました。

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その結果現在運航中のマンダレー空港を発着する国際線は中国以外がバンコク・チェンマイ・シンガポール、それ以外はすべて中国からで、上海・西安・天津・南寧・広州・重慶・成都・昆明・貴陽・深圳・長沙・晋江・杭州・鄭州・武漢となり、もうこうなると日本のMJAS(三菱・JALUX・YOMA)が運営する意味がなくなってくるのではないでしょうか?

■青島航空 天津⇔マンダレー

QW6097 TSN 1025 – 1330 MDL 32N 357
QW6098 MDL 1430 – 2005 TSN 32N 357

■中国東方航空 武漢⇔マンダレー

MU2605 WUH 1910 – 2035 MDL 738 15
MU2606 MDL 2130 – 0150 WUH 738 15

■華夏航空 天津⇔マンダレー
G54903 TSN 2305 – 0140 MDL 320 3
G54904 MDL 0240 – 0750 TSN 320 4

最近バガンでよく聞く話は、中国人のバガン観光は国内線を使わずマンダレーから自社バスで入り、同系のレストランとお土産物屋をまわってそのままマンダレーに戻るので、まったく華僑以外に金をおとさないといいます。韓国人の囲い込みと同じですが、バガン観光が潤うのであればそれもまた良しとなるのでしょうが、まったくよそで金を使ってくれないのであれば地元としては意味がありません。

ちなみに言っていいのかどうか知りませんが、ニャウンウー空港の近くにあるオーリアムパレスのデラックス棟は中国人に買い取られたため(年間契約のようですが)、1棟まるまる宿泊できなくなりました。
欧米人が来ないので仕方がないっていえばそれまでですが、せめて日本人観光客のために観光サービス枠を確保していきたいと思います。

 

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