バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

シュエダゴンパゴダの修復工事が完了

※情報は2019年6月のものです。

昨年9月から行われていたヤンゴン・シュエダゴンパゴダの修復工事が完了し、金ピカの美しい主塔がお披露目されました。


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ちなみに2ヶ月前も下の画像のようにほぼ完了していたのですが、さすがミャンマーを代表するパゴダだけに時間をかけて行われていたようです。

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まもなく雨季に入るヤンゴンですが、今回はまた微妙な時期になりましたが、本来今年から行われるものだったのが劣化した箇所があったために急遽1年前倒しで修復されることになったためにこの時期となりました。

5年に1度行われる工事ですので、これからしばらくはまばゆいばかりの金塔が拝めることになりますね。
ご旅行予定の方はどうぞご期待ください。

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バガンホテル・リバービューがセンタラホテルにリブランド

タイの大手ホテルチェーンであるセンタラホテル&リゾーツは、ミャンマーの中堅ホテルグループ、KMAホテルズと提携し、今年2019年からミャンマー国内の6つのホテルをセンタラホテルにリブランドし運営、それに伴いいずれもリノベーションに入るということです。

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このうちバガンのホテルが2つ含まれていて、1つはオールドバガンのバガンホテル・リバービュー、もう1つはニューバガンのケイトゥマディー・ダイナスティーです。バガンホテル・リバービューはロケーションが抜群の中堅リゾートですが、いまひとつと言ったところ、ケイトゥマディーにいたっては、バガンのすべてのホテルで年末年始も満室にならないほど、人気がなくメンテナンスもお粗末でした。

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センタラホテル&リゾーツといえば、廉価から高級ホテルまで幅広くリゾートホテルを運営しているグループですので、すごく期待できそうですね。特にオールドバガンのホテルに外資が入るということは、他のホテルにも刺激を与えそうで、日資であるはずなのにローカルホテルのようなティリピセヤリゾートなどに良い競争心が生まれると良いと思います。

ちなみにバガンのホテルへの外資進出は、ヒルトンホテルがティンガハグループと組んで大型リゾートを建設していましたが遺跡に近すぎるために頓挫、アコーホテルも3つのホテル開設を発表していましたが、これもやはり中断しています。この状況の中センタラホテルが既存のホテルとの提携を選んだことは、他の外資ホテルも同様の動きが広がるかもしれませんね。
また続報が入り次第ご報告したいと思います。

※元記事:
tokuhain.arukikata.co.jp

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中国からのマンダレー空港乗入れ便が3社就航

ロヒンギャ問題を契機として欧米からの観光客が減少しているバガンですが、海外からの乗り入れがもっとも近いマンダレー空港に5月だけで中国からの新規就航2社と新規路線の開設が1社ありました。

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その結果現在運航中のマンダレー空港を発着する国際線は中国以外がバンコク・チェンマイ・シンガポール、それ以外はすべて中国からで、上海・西安・天津・南寧・広州・重慶・成都・昆明・貴陽・深圳・長沙・晋江・杭州・鄭州・武漢となり、もうこうなると日本のMJAS(三菱・JALUX・YOMA)が運営する意味がなくなってくるのではないでしょうか?

■青島航空 天津⇔マンダレー

QW6097 TSN 1025 – 1330 MDL 32N 357
QW6098 MDL 1430 – 2005 TSN 32N 357

■中国東方航空 武漢⇔マンダレー

MU2605 WUH 1910 – 2035 MDL 738 15
MU2606 MDL 2130 – 0150 WUH 738 15

■華夏航空 天津⇔マンダレー
G54903 TSN 2305 – 0140 MDL 320 3
G54904 MDL 0240 – 0750 TSN 320 4

最近バガンでよく聞く話は、中国人のバガン観光は国内線を使わずマンダレーから自社バスで入り、同系のレストランとお土産物屋をまわってそのままマンダレーに戻るので、まったく華僑以外に金をおとさないといいます。韓国人の囲い込みと同じですが、バガン観光が潤うのであればそれもまた良しとなるのでしょうが、まったくよそで金を使ってくれないのであれば地元としては意味がありません。

ちなみに言っていいのかどうか知りませんが、ニャウンウー空港の近くにあるオーリアムパレスのデラックス棟は中国人に買い取られたため(年間契約のようですが)、1棟まるまる宿泊できなくなりました。
欧米人が来ないので仕方がないっていえばそれまでですが、せめて日本人観光客のために観光サービス枠を確保していきたいと思います。

 

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ミャンマー国際航空が安全性評価で7スターを獲得!

国際線を運航する航空会社の安全性評価を行うAirline Ratingsは、ミャンマー国際航空(MAI)をもっとも高い7スターと評価しました。同社の評価はICAO(国際民間航空期間)の行う運輸安全調査を元にランク付けするものですが、ミャンマーの航空会社でははじめてとなる高評価を得たことになります。

※ミャンマーナショナル航空(MNA)ではありません。

www.airlineratings.com



びっくりですね(笑)。
ミャンマーのエアラインがこんなに早く運航の安全性がパーフェクトであると評価されるとは正直まったく思っていませんでした(笑)。
またヤンゴン空港など整備環境が他国と比べまだ揃っていない中での評価ですので、安全に対する取り組みなどが評価されたということなのでしょう。最近運航スケジュールがめちゃくちゃな同系列の国内線エアカンボーザもぜひとも見習ってほしいものです…。

ただ、立て続けに墜落事故を起こしたマレーシア航空なども、最初の事故を起こす前はずっと高評価だったわけですし、必ずしも7スターのエアラインが事故を起こさないということではありませんが、ミャンマー航空業界にとってはすごく良いニュースになると思います。

また先日国内線のゴールデンミャンマー航空がミャンマー全国の空港のジェット燃料補給のライセンスを獲得したというニュースがありましのたで、、ミャンマーの空の安全もどんどん進化してきてると言えそうです。

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バガン遺跡がまもなく世界遺産に

世界遺産登録における調査および評価を行っている諮問機関であるフランスのICOMOS(イコモス)は、2019年6月30日からアゼルバイジャンの首都バクーで開催される第43回世界遺産委員会の年次会議において登録の可否が決議される【バガンの考古地域と記念建造物群】について登録勧告とすると発表しました(文化遺産(iii)(iv)(vi))。これによってバガン遺跡は事実上の登録内定となったために、よほどのことがない限り世界遺産に登録されることになりそうです。

バガン遺跡は1997年ときの軍事政権が登録を目指しましたが、第21回世界遺産委員会で“情報照会”と決議されたため、実に20年以上の猶予を経て世界遺産となることになりました。

バガン遺跡を語るとき、「世界遺産になっていないすごい遺跡」というのがひとつのブランディングとしてあったわけですが、その稀少価値がこれでなくなってしまいますね(笑)。

 

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※元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

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■速報■ 日本人のミャンマー観光ビザ免除が1年延長の見通し!

昨日東京で行われたミャンマー観光セミナーにおいて、ミャンマー観光フェデレーションのモンモン・スエ副会長は今年9月末までとされている日本人の一般旅券所持者に対する観光ビザ免除措置を1年延長する予定だと発表しました。

ソース:NNA ASIA

www.nna.jp


また、トゥレイン・タン・ジン駐日ミャンマー大使は、「中部の遺跡都市バガンが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録される見通しだ。観光でミャンマーを訪れてもらうことが、経済発展にも資することになる」とコメント。日本とミャンマー両国の旅行業界が協力して日本人観光客を送り出すことに期待を示した。と伝えています。

吉報ですね。もう5月も終わりに差しかかり、10月以降の予約がたくさん入っているというのに、いったいどうするのだろうと思っていましたが、ようやく延長予定が発表されました。なお最終的な政府発表はまだ数ヶ月先だということですが、これまでの経験則で考えますと、たとえば9月になって、「やっぱ、やめます」と言ってもものすごいコンプレインの波に巻き込まれるだけなので、8月あたりにこのままの状態だったら、ほぼ本決まりと言っていいでしょう(笑)。

昨年10月からのビザ免除は、当社のお客様にもかなりの好感触をもって受け止められていたようですので、このままずーっと続けてほしいですね(笑)。
いずれにしましても、続報をお伝えしていきたいと思います。

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ミャンマーナショナル航空機が胴体着陸(詳報)

日本でも大きく報道されているミャンマーナショナル航空(国営航空)UB-103便の胴体着陸事故について、本日朝からマンダレー空港の離発着は平常通りに戻っております。

昨日5月12日、乗客乗員89名を乗せたミャンマーナショナルエアウェイズ(国営航空)ヤンゴン発マンダレー行きUB-103便が、マンダレー着陸時にギア装置の異常が発生し、前輪が出ないまま胴体着陸したということです。



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国営紙Global New Light of Myanmarによりますと、ミャンマー国内線の同機(機材:エンブラエル190/機体番号:XY-AGQ)は5月12日午前8時ヤンゴンを離陸、その後着陸態勢に入ってから、機長が前輪の異常を管制塔に報告し緊急着陸を要請、午前9時9分燃料を投棄し機体を軽くした上で胴体着陸を試み無事着陸したということです。この事故でけが人などは出ませんでした。

なお、当社では同エアラインの航空券を手配しておりませんが、今後ご搭乗予定の方は手配された代理店などで今後の予定を確認されてください。ただ、当社調べでは、該当便(UB-103)は毎日運航機材が変わるフライトですので、今後は別機材にて予定通り運航されるのではないかと思います。

本インシデントはミャンマー国内線の事故としては2015年7月にエアバガン(現在運航停止)が起こしたオーバーラン事故(けが人1名)以来のものとなりますが、事故機種のエンブラエル190は日本でも使用されている機材ですが、ミャンマー国内線としては同社が2機保有するだけで、他はすべてATR-72(500/600)を使用しています。

また昨日の事故ではマンダレー空港の滑走路全長15000フィートのうち4000フィートの位置で停止し余裕もあり、映像を見てもメインギア(後輪)からの接地も安定していたため、前輪ギア故障の際の機長の技術・対応としては適切であったと言えそうです。

事故原因は現在調査中のために今後明らかになると思いますが、同エアラインはかつて非常に事故が多かったことで有名で、運航管理体制のより安全な航空会社を利用すべきだと改めて実感いたしました。

ただ気になるのは、インシデントとしては先日のビーマン・バングラ機の事故の方がはるかに重大であると思うのですが、日本のメディアは動画が残っている方を取り上げる傾向があるので、その辺少しだけ疑問に感じます…。

※ミャンマー国内線は、2019年現在同社と、AIR KBZ、マンヤダナーポン航空、ゴールデンミャンマー航空、ヤンゴンエアウェイズの5社のみが運航しています。



※元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

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