日帰りで行くゴールデンロック~個人旅行の方向け情報
※追記:ロープウェイが完成し、運航されています。はじめての方は行きはピックアップで恐怖と熱気の体験をし、帰りは景色のきれいなロープウェイを利用する、というのがおすすめです。
ヤンゴン発のツアーとして人気のゴールデンロックですが、何か情報が足りないのでまた裏技も含め書いてみたいと思います(少しお金を使ってもいい人向けです)。
ゴールデンロック(ミャンマー人はチャイティーヨといいます)の魅力は、山の頂上に大きな岩が落ちそうなところに鎮座していて、ミャンマー人の強い崇敬を集めていることです。
このような巨石は周辺では見られるところで、国境をまたいだタイにも同じような岩があります。ただゴールデンロックの場合には、本当に落ちそうな状態で落ちないという点にあります。またここから見た景色が絶景で、この岩はいったいどこから落ちてきたんだろうと不思議になるのは確かです。
ちなみに、チャイティーヨ周辺には、観光客の行かない良いところが実はいくつもあるので、近々そういったツアーもつくっていきたいと思っています。
それでは少し写真でご紹介したいと思います。
大事な情報は下の方にありますので、不要な方は写真をとばしてください。
キンプンのピックアップ乗り場
ピックアップは定員になる発車する
参拝客が多いので後部座席の待ち時間は10分程度でしょうか
フロントシートの料金表。2人+大きいスーツケースという場合これもあり
ぎゅうぎゅう詰めになるまで入れます
上りはジェットコースターです。エンジン止まるなよと全員が思ってるでしょう(笑)
山頂からの風景。ゴールデンロックの魅力はこの景色も大きいでしょう
参道は上りです。足の悪い方は人力カゴを利用しましょう
外国人は入域料10000チャットを払います
パゴダが近づいてきました。バガンと双璧をなすミャンマーのパワースポットです
入口にある靴の預け所ですが、ここで預けてしまうと奥の店には裸足となってしまう
若いミャンマー人には古都バガンよりも見晴らしの良いチャイティーヨが人気(笑)
ゴールデンロックしたのテラスや右側のテラスには女性は行けます。
金箔を貼れるのは男性だけ
確かによくこれで落ちないなと思います
日本と同様土産物屋はどれも同じような店が多いですね
ミャンマー人スタッフはここで漬物を買い込んでいました
さて本題です。長くなりましてすみません(笑)。
まず日帰りで行く場合の行程は以下のようになると思います。
07時00分 ヤンゴン発
11時00分 キンプン着
11時00分 キンプン発(ピックアップ乗り換え)
11時40分 山頂着
12時00分 ご昼食
13時00分 観光開始
14時00分 観光終了
14時20分 山頂発(ピックアップ)
15時00分 キンプン着(車両乗り換え)
19時00分 ヤンゴン着
つまり、移動に片道4時間(往復8時間)、キンプンからの往復で観光・買い物を入れて4時間とかなりタイトなスケジュールになります。ここを節約するにはどうするか?
①ヤンゴンのホテルを北寄りに取る
ヤンゴンへの帰着時は渋滞の時間です。行きはさほどでもないですが、帰りがかなりのロスになります。特に空港周辺のミンガラードンあたりで動かなくなりますので、バゴーに泊まっちゃってもいいかもしれません。少なくともダウンタウンには戻らず、レーダンやインヤー湖周辺あたりにされた方がいいかもしれません。
②出発時間を早める。
午前7時発となると帰着が午後7時なので5~6時出発にすると少し時間ができると思います。また暑期(3~5月)は日が出ると裸足で歩くのがこたえるので、やはり早めに動いた方が良いと思います。
■ピックアップがいやな人
キンプンからの往復ピックアップはぎゅうぎゅう詰めで斜度のある山道を猛スピードで走ります。横揺れが大きいので前にあるバーを握る手が疲れます。
これを避ける方法は、フロントシートに座ることです。
料金は専用とすると15000チャット(2017年10月時点)。これは計5席(ドライバーの隣り2席+その後ろ(狭い)3席で、1人でも2人でも専用利用は同じです。ですのでガイドがいる場合、ガイド+4人までOKということになります。
ただ、キンプン発の上りは人気があるために30分ほど待ったりします。これはやはりロスとなりますので、日帰りの場合には、行きががまんして、下り(あまり待たされない)でフロントシートに乗るというのがいいかもしれません。
■めしがまずい
いろんな方が書いてますが、ゴールデンロック周辺はあまり美味しいレストランがありません。ガイドに聞くと、バゴーまでいかないとさほど美味しいところはないという声が多いです。
ただキンプンではBAWGA THEIDDHI(ピックアップ乗り場のすぐそば。トイレがきれい)が比較的まし、山頂では同じくホテルですがYOE YOE LAYやKYAIKHTO HOTELが比較的ましだということです。ただ私からするとどこも同じような昔学生の頃食べた記憶に残らない食堂の味(笑)という感じで、紹介するほどのものでもないかもしれません。
■宿泊
宿泊される方は、山頂ホテル YOE YOE LAY, MOUNTAIN TOP, KYAIKHTO HOTELのいずれかになると思います。YOE YOE LAYがチャイティーヨパゴダの奥側、他の2つが手前側です。今年あたりからミャンマー人の宿泊客もものすごく増えて予約するのが大変なので、選べないで取れるだけでよしとい時期も増えてきました。山頂で取れない場合は、先ほど紹介した山麓のBAWGA THEIDDHIが良いと思います。
■買い物
パゴダの周辺には小さな土産物屋なども多くあります。場所は参道(パゴダ手前)とパゴダに突き当たる前を右手に入った道、パゴダを過ぎてYOE YOE LAY HOTELの方面と固まってあります。パゴダ入口で靴を脱ぐときに預けてしまうと、奥に行くときに裸足で歩かなければならない(靴で歩くところに店がある)ので、預けない方が良いと思います。
ちなみにお土産ですが、よくみるゴールデンロックの置物はあまり買う人がいないようで、ミャンマー人スタッフはあんずとかの漬物や漢方の栄養ドリンクのようなものを家族に買っていました。
■参拝記念(?)
パゴダのそばまで行けるのは男性だけとなりますが、金箔が1つ1800チャットです。また金箔を貼れない女性は、鈴(3000~5500チャット)を買って願をかけるようです。
■持っていった方がいいもの
・ビニール袋(靴入れ)
・ウェットティッシュ
・折りたたみ傘
■その他注意点
・女人禁制のなごりで女性はそばまで行けません。ただパゴダ脇の階段を下りて下側からゴールデンロック近くまで行くこともできます。“そばまで行ってさわることはできない”という言い方が正しいかもしれません。
・ピックアップにはスーツケースも載せられますが、スペースは多くなく、また大きいものは無理です。宿泊される方も大きいものは車両に預け、必要なものだけ上げるようにした方が良いかと思います。
※2017年10月現在予定されているロープウェイはまだ運行していませんでした。早くて12月といったところでしょうか?
→2018年現在運航しています。山腹のヤテタウン⇔山頂まで片道10ドル(外国人)です。