バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

ヤンゴン空港が新型コロナ対策ガイドラインを発表

ヤンゴン国際空港を運営するヤンゴン・エアロドローム社(YACL)は、5月19日新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを策定、公衆衛生上の緊急事態のために一時離着陸が禁止されている国際線の運航再開に先立ち、これを実施するとしています。

 

f:id:saratravel:20200520083046j:plain

 

f:id:saratravel:20200520083110j:plain

※画像:Yangon International Airport


※ソース:

yangonairport.aero



さて、中身をみますと、目を引くのはアメリカのCYCLONE TECHNOLOGY社製の大きな滑走路用の路面洗浄車です。すごいです、よくこんなの導入しましたね。
そしてこの洗浄車を導入するために滑走路の塗装や施設内の不要物の撤去などを行ったと書かれています。また空港スタッフの衛生管理上必要となる設備面を拡張したということです。

ターミナルに関してはさらに細かく項目が規定されていて、日本の航空会社などがうたっている安全対策にあることはほぼ網羅されていますが、利用者側から見て特筆すべき点として「空港に入れるのは航空券所持者か空港関係者のみ」「ターミナル内の噛みたばこの禁止」「空港出入口の縮小」が挙げられます。

ヤンゴン空港のオペレーションディレクターに就任する前は、マカオ空港の管理責任者だったペドロ・カヴェム氏は、「空港の利用者や旅行客、そして空港で働くすべてのスタッフに対し、安心・安全を確保することが我々にとってもっとも重要なことであり、新型コロナ問題に打ち克つために、公衆安全上信頼できる環境づくりに取り組み、国際空港としての責務を果たしていきたい。」と述べています。

ミャンマーは現在入国制限措置がとられていて、国際線の運航は帰国者のための臨時便のみ運航、国内線は通常運航に戻りつつあります。6月から徐々に国際線の運航が再開される予定で、ANA成田線は6月16日から再就航予定となっています。新型コロナの新規感染者も帰国者以外はほぼ抑えられてきましたし、世界銀行も2023年までの長期支援をミャンマーに対して実施すると発表したばかりですので、これから経済再開が加速化していくものと見られます。


■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp



にほんブログ村 旅行ブログ ミャンマー旅行へ

にほんブログ村