バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

台湾交通部が「防疫観光」解禁、入国制限にも言及。エバー航空は成田/関空/福岡便再就航へ

ば新型コロナの感染がまる1ヶ月抑えられたことにより、台湾政府は5月20日より「防疫旅行」(原文:防疫旅遊)を解禁、交通部観光局は、防疫旅行策定→安心旅行→国際旅行と段階的に解除していくことを発表しました。また安全な国内旅行から開始し、最終的には海外の感染抑制国からの旅行客受け入れ解禁を行うということも表明され、このまま日本が感染拡大を防げた場合、近いうちに台湾への渡航の扉が開かれる可能性がでてきました。
なお、1段階目の「防疫旅行」から次のステップに進むのは1ヶ月~3ヶ月かかるだろうとしています。

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画像:台湾交通部

※ソース:東森財經新聞「防疫安心旅遊」

fnc.ebc.net.tw


また、これを受けて昨日エバー航空は、6月から台北発福岡線(週3便)、関空線(週3便)、成田線(週3便)を運航すると発表しています。またキャセイパシフィックも、香港⇔台北線を6月21日からデイリー運航を予定するとしています。※今後予定が再変更となる可能性もありますのでご注意ください。

親日で非常に近しい国からこういうニュースが入ってきたのがうれしいですね。
今日はそれ以外にも香港とマカオ間の出入境制限が8月にも解けるのではないかという報道もありましたよ。

■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

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アフターコロナの「トラベルバブル」とは?

※本記事の内容は5月13日現在のものです。最新の情報をご確認ください。

新型コロナ問題に端を発した国際線の運休と入国制限ですが、海外では渡航制限解除のキーワードとして「トラベルバブル」という新しい言葉が使われるようになっています。

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これは何かといいますと、たとえばフランス+イギリスや、オセアニア(オーストラリア+ニュージーランド)、バルト三国(エストニア+ラトビア+リトアニア)のように複数国間だけで相互交流を行い、それ以外の国とは国境を閉鎖するという渡航基準で、その他でもキプロス+ギリシャ+イスラエルでも検討中とし、東南アジアでもタイとベトナムは2国間からスタートさせる可能性があるととPATA(太平洋アジア観光協会)の会長が言及しています。

感染にある程度収束のめどが立ち、安全だと認識された両国で入国制限を解除し、バブル(バリヤーをはる)で守るということで、まあこのような状況では当然のリスタート方法となるのではないかと思います。

ミャンマーもかなり新規感染者の数が抑えられてきましたし、お隣りのタイや死者を出していないベトナム、感染防止策が功を奏した台湾など、先をいく国をモデルとして早期に渡航制限が解除されることを願っています。

ちなみに、ヤンゴン路線でいえば、もっとも多く便数を飛ばしていたバンコクエアウェイズがまだ再開時期を発表していません。5月15日からバンコク⇔サムイ線の運航を再開しますが、ツイッターでの情報発信が活発になっていますので、そろそろ国際線の再就航も発表があるかもしれません。
また続報をお伝えしたいと思います。

■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp




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JAL国際線、一部の座席を指定対象外へ

JALはソーシャルディスタンスを確保する目的から、既にゴールデンウィークから開始していた国内線に続き、国際線でも5月10日~6月30日まで隣り合わせとならない座席配置にして販売数を減らすと発表しています。

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“ご搭乗に際してはマスク着用のご協力をお願いいたします。

体調が優れないお客さま、発熱や強いだるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)などの症状があるお客さまはご搭乗をお控えいただきますようお願いいたします。

上記の症状があるお客さまのご搭乗に際しては専門の医療機関へご相談をお願いいたします。

お客さまにはご不便をおかけいたしますが、安心、安全にご利用いただくためお客さまのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。”

新型コロナウイルス肺炎感染防止のためのソーシャルディスタンシング対応およびご搭乗に関するお願い - JALウェブサイトより


バンコクエアウェイズでは既に2月から導入していましたが、新型コロナで販売座席数が減少したときに、”フライト本数はそのままで座席をゆったりさせて人との間隔をあける”か、“間引きして本数を減らし、1本に搭乗者をまとめる”という選択肢を求められたときに、ソーシャルディスタンスを確保するということは前者を採用するということですから、早い段階でそうしていたバンコクエアの方針はさすがだと言わざるを得ません。
東南アジアからどんどん引っ張っていってほしいですね。

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ウィーン国際空港で入国時の即時検査を実施、陰性なら自主隔離不要に

ウィーン国際空港によると、オーストリア政府は今週から同空港に入国する到着旅客が希望すれば、3時間で結果がわかるPCR即時検査の実際を開始したということです。

 

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ソース: TRAVEL + LEISURE

www.travelandleisure.com

 

現在オーストラリア入国には、14日間の自主隔離または4日以内にとられた新型コロナウイルスの陰性証明書が必要ですが、この即時検査によって入国条件が緩和されるだろうと記事は伝えています。

今回のコロナ騒動で思うのは、人間って頭いいなということです。観光、特に海外旅行は滅んでしまい、鎖国する国が出てきて国際物流も成り立たなくなるのではないかという評論家とかいましたが、天然痘やペスト、スペイン風邪のときとはまったく異なり、学習と実践をあちこちで推進していくことでこの困難を切り抜けようとしていることがわかります。

さて、この記事では入国時のことにしか触れていませんが、これではエアラインとしてはリスクがあるので、終息宣言国でなければ搭乗前に何らかの陰性証明を取らざるを得ないのではないかと思います。
エミレーツが搭乗前に10分で結果がわかる即時検査を実施していましたが、出国時と入国時に組み合わせることでより検疫効果が期待できると言えるかもしれません。

いずれにしても、海外渡航にとっては明るい道筋が見えてきた感があります。日本国内ではこういう混沌とした状況下でのアイデアとか実行力って出てこないですね。そこが残念です。

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観光の再開時期について

少しずつ予約が入りはじめてきました。旅行業に携わる私からすると、底をうって非常に前向きな状況に変わってきたわけですが、現在どんな状況にあるか意見表明する人が日本には全然いないなと感じます。何でしょうかね?自粛してるんでしょうか。

観光業というのはロスを数える産業だと思うのです。つまり他力本願的な面が大きく、災害など不可避の事態によって損失を被ることが定期的に起こって、そこでつまずいて出直す必要に迫られるので、実感としてロスが大きい商売だなと感じるのです(笑)。

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さて、前置きが長くなりましたが、私は日本からのインバウンドに特化しているのでその観点からすると、海外旅行の需要が戻るのは入国制限・渡航制限が解除されたとして今年9月以降だと思っています。ロンリープラネットは夏場後半から、日本の観光新聞社も8月後半からとしています。その後徐々に戻ってきてトランプ米大統領などは完全に戻るのに2年かかるとしています。

観光需要については、たとえば“民族問題などによってミャンマーが嫌いになって行きたくなくなった”とか、“〇〇の国は前回嫌なことばかりで二度と行かない”などといった、「行きたくない」という人が多いわけではなく、「行こうと思ってたけど行けなくなった」という気持ちの人が多い状況ですので、旅行できるようになったら戻ってくると思われます。

だから娯楽が多くリピーターの多い国が最初に戻るでしょう。またミャンマーで言えば、ガパリビーチなどもともと喧噪とは無縁の観光地は、ソーシャルディスタンスを心がけても魅力となるでしょうし、バガンやインレーも屋外なので大丈夫と捉えられるかもしれません。

どの国も国内観光を優先的に回復させ、そのあと段階的に海外へという方針であることは一貫していますが、それも実は“国内⇔海外”というはっきりした観光区分ができている国のことになります。日本でいえば、海外旅行が普及するのはつい30年前からのことですし、それまでは私の世代も含めて国内しか旅行したことがなかったわけです。旅行といえば、京都とか長崎とか、近場で草津、伊香保という(笑)、40代以上の人はだいたいそうだったと思います。その後海外旅行がでてきて、2つの旅行分野ができましたが、ミャンマーなどはいきなり海外に出る人とかもいて、ガパリもグエサンビーチも行ったことないけれど、去年シンガポールとシェムリアップに行きましたとか言うわけです。

要は時代背景として国内旅行がなかったところにいきなり海外旅行ができるようになったので、その間のステップをすっ飛ばしてるわけですね。はじめて持った携帯がスマホだというのと同じです。しかも東南アジアはどこも距離が近いですから。
先週、ASEAN加盟国の観光閣僚級会議が行われましたが、その中でアフターコロナの観光回復プランの策定というのが大きく取り上げられました。これなどは、アセアンを1つの国としての枠組みととらえ、観光需要の創出を促していくということだと思います。

いまのところ中国はしばらく内需を優先させるように見えますし、日本やアメリカも同様のようですが、たとえば、オセアニア(オーストラリア+ニュージーランド)やスイス(近隣諸国から順次緩和)のように、内需という意味を1国に限定せずに周辺の国と一緒にやろうとする国々も見られます。国力のない国も数多く含まれるASEAN諸国もそのような協力体制を敷くということでしょう。

またLCCの普及などにより国際線の座席需要はいまや東南アジアが世界でいちばん多いので、そういう意味でも国際線の再開はアジアの多くの国にとって喫緊の課題となっています。日本のニュースを見ていますと、運休、運休でもう終わりだというニュアンスに思えてきますが、まったく正反対で、6月まで運休で7月から再開とか、減便の上継続とか、多くのエアラインですぐにでも再開させる準備をしているのです。

それから飛行機での移動が危ないという先入観があるようですが、もともと高度10000mもの高さを飛行する航空機には、外気を取り込む必要上高度な換気システムが備わっており、座席の上から下へ空気が流れるように設計されていて、さらに高性能空気フィルターで循環しているので、非常に感染しにくいつくりとなっているんですね。私にとっては窓のない新幹線の方がよっぽどコワいと思ってしまいます(笑)。

それを考えますと、国際線搭乗を避けた方が良いという理屈はまったく正確だと思いませんし、それを分かっている方からどんどん海外旅行に戻っていくんだと思います。そして、感染者がゼロにはならないということと、ワクチン開発を待っていたらホテルや航空会社、レストランとかイベント会社だけでなく、自分たちの生活もボロボロになっていくということにみんなうすうす気づいてますので、“ニューノーマル”とは言えども残る需要は残ると思います。

最初に言いましたが、観光業はロスの多い業種です。需要回復までにはかなりの時間がかかると報道されていますが、ちなみに私の会社では昨年の11月が創業以来の最高益でしたが、そこまでV字回復したら逆にこわいですよ(笑)。観光需要というのは少しずつ上がっていき、何かがあっていきなり下がって、また少しずつ回復して、また急に下がるのです(笑)。
だから、9月ぐらいから少しずつ戻って、来年半分ぐらいに戻って、再来年にやっと回復、それで十分です。気持ちを切らさずに丁寧に旅行をつくっていくしかないとつくづく思うのです。

■元記事:
tokuhain.arukikata.co.jp


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「るるぶ」電子版の無料公開期間が5月31日まで延長

JITパブリッシングは、先月から無料公開していた「るるぶ情報版」電子書籍の国内・海外版約200冊の期間を、5月31日まで延長すると発表しました。

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※出典:

prtimes.jp


いまのうちにさーっと流し読みして、気になったとこだけスクリーンショットで撮っちゃえば、あっという間に旅程組めちゃいますね。とかって旅行会社が言っちゃいけないですね(笑)。

でもるるぶ情報版のプロから見た観光情報の精度とピンポイントの捉え方はすごいと思いますので、これを機にチェックしておくと良いのではないかと思います。



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フィリピン航空のコロナ感染防止対策

5月16日までの全便運休を発表しているフィリピン航空ですが、再開後に向けた感染防止対策を打ち出しており、搭乗者に以下のような対策を義務づけるとしています。

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▶出典:フィリピン航空サイトより(英語)



■マスクの着用義務

すべての搭乗客はマスクを持参し、空港および機内で着用する(2歳未満のお子様は不要)
医療用マスク、耳ひもマスク、自作のマスクのいずれともOK、また出入国に定めのない限りフェイスシールドも可能。

■消毒液持参の奨励

機内の衛生上の必須アイテムとして消毒液を搭乗客自身にて用意し、使用することを推奨します。ハンドキャリー(機内持込手荷物)として100ml以下のアルコール70%までの溶液を10個まで持ち込むことが可能です。

■ハンドキャリー重量

これまで7㎏だった機内持込手荷物重量を2㎏までとし、残りの5㎏はチェックイン荷物に加算させることとする。

■オンラインチェックインおよび搭乗時刻

可能な限りオンラインチェックインを使用することを推奨します。また搭乗時刻については余裕を持ってチェックインし、マニラ発国際線搭乗はフライト出発の4時間前までに、国内線およびその他の空港については3時間前までに搭乗手続きを行うようにしてください。
※注:チェックインカウンタークローズの記載はなし


フライトスケジュールや発着ターミナルの限定使用、出入国制限などにつきましては、ご自身にてご確認ください。


フィリピン航空サイト(日本語)

www.philippineairlines.com
■元記事:

tokuhain.arukikata.co.jp

 

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