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◆速報◆ ミャンマー観光省が再開計画を発表、8月から国際観光再開へ!

ミャンマー観光省は昨日6月9日、首都ネピドーにて新型コロナ感染防止対策に即した観光再開計画を発表、実施にむけてガイドラインを作成したと、国営紙グローバル・ニューライトオブミャンマーが伝えています。

※ソース:

www.globalnewlightofmyanmar.com

 

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©サラトラベルミャンマー

観光大臣のオン・マウン氏は、新型コロナの影響を受けた航空会社の相次ぐ運休や14日~21日間の入国後隔離や渡航制限による世界的な観光産業の停滞を受け、世界観光機関(UNWTO)や太平洋アジア観光協会(PATA)、その他観光関連組織などの対策ガイドラインや意見を参考に観光再開計画を策定したということです。
そして、この再開計画を戦略的ロードマップとして使用し、3段階の措置によって徐々に再開を促進していくとしています。

具体的には、1段階目では納税猶予、観光ライセンス料の減免、家賃の支払猶予、緊急融資などを盛り込んだ救済措置をホテルや観光関連事業に施す。また、観光従事者にデスティネーションや観光マーケティングなどに関するオンライントレーニングを継続して実施する。

2段階目(6月~8月)で再開(reopening)を目指し、旅行者やサービス提供者の安全衛生を管理する作業指示を徹底し、防疫対策を確立させる。さらに観光省は、関連するその他すべての業務従事者に支援策を講じ、非接触型決済やECなどの導入を進めるということです。

最終段階(8月)は、再興(re-launching)の時期と位置づけ、海外からの観光客の誘致を行う販売促進キャンペーンを行う。
この段階に行われる施策には、入国制限の緩和や投資優遇措置なども含まれ、長期事業資金の融資などにも応じ回復後のリバウンドに対応するとしています。

そして、まず6月中に保健省、運輸通信省とともに国内旅行向けの観光ガイドラインを策定、パゴダや寺院、博物館や公園などを開放、"ニューノーマル"に基づいたロードマップ構築によって徐々に観光産業を再始動させていくのだそうです。


いかがでしょうか?ミャンマーもなかなかやるなと、身びいきながらも少しだけ思いました。
社会主義の時代も長かったですし、軍政のあとのNLD政権ですから、もしかしたら経済復興よりも鎖国を選んでしまわないか本当に不安な日々でしたが、今晩はゆっくり眠れそうです(笑)。


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