バガン&ホイアン便り - ミャンマー・ベトナム観光 情報ブログ

ミャンマー&ベトナムにあるサラトラベルの情報発信ブログ

ミャンマーのニュース

ミャンマー観光は一体どうなってしまうのか(2020年5月2日)

※本記事は2020年5月2日現在のものです。またミャンマーのインバウンド観光に限定した内容となります。 ひさしぶりに誰も書かない記事を書いてみたいと思います。前代未聞の大災害に見舞われました。ほぼすべての国際線と多くの国内線が世界中で欠航となりま…

9月5日ヤンゴン空港閉鎖により大量の欠航が発生

***午後12時15分(MM)追記:現在国内線はほぼ平常通りの運航ですが、機材調整のために時刻変更やルート変更が出ています。国際線につきましては、引き続き遅延などが発生している模様ですので、ご搭乗予定の方はお早めに空港に行かれるようにしてください。**…

観光省がチャット取引の徹底を呼びかけ

ミャンマー観光省は、航空会社など観光関連企業に対し、米ドルでなくミャンマー通貨で取引するよう催促状を出し徹底を呼びかけたと、ミャンマータイムズが伝えています。 www.mmtimes.com さて、サラトラベルは小さな旅行会社なので結局どちらでも構わないの…

ミャンマーナショナル航空の巨額赤字

ミャンマーのフラッグキャリアであるミャンマーナショナル航空(MNA)が、企業化され国際線を就航したにも関わらず、2016年からの経常損失が1370万米ドルになる見込みだと、航空情報サイトSmart Aviation Asia-Pacificが伝えています。 smartaviation-apac.c…

国立ジオパークに5地域を指定

ミャンマー科学振興会のタン・トゥン氏はポッパ山(マンダレー管区)、インドージ湖(カシン州)、インレー湖(シャン州)、ティンタウン湖(ザガイン)、ズエガビン山(パアン)の5つを国立ジオパーク(地質公園)に指定し、最初にポッパ山を今年中に指定す…

中国からのマンダレー空港乗入れ便が3社就航

ロヒンギャ問題を契機として欧米からの観光客が減少しているバガンですが、海外からの乗り入れがもっとも近いマンダレー空港に5月だけで中国からの新規就航2社と新規路線の開設が1社ありました。 その結果現在運航中のマンダレー空港を発着する国際線は中国…

許可を得ずにドローン撮影をした観光客に懲役1ヶ月

首都ネピドーの国会議事堂付近を無許可で撮影していたフランス人観光客が逮捕され有罪となり、懲役1ヶ月の有罪判決を言い渡されたということです。 www.japantimes.co.jp ソース:ジャパンタイムスこの記事の中で注目すべきは、有罪となったフランス人は輸出…

☆速報☆ウィン・ミン氏がミャンマー次期大統領に選出

本日28日、前下院議長のウィン・ミン氏が議会によって次期大統領に選ばれたとミャンマータイムスが伝えています。同氏はさきに健康不安を理由に辞職したティン・チョー大統領の後任として就任することになります。ソース: www.mmtimes.com アウンサンスー・…

ウィン・ミン前下院議長が次期大統領候補に選出

突然のティンチョー大統領の辞任に伴うミャンマー次期大統領選出への手続きの一環として実施された副大統領選出投票において、前下院議長の国民民主連盟(NLD)のウィン・ミン氏が連邦団結発展党(USDP)のタウン・エイ氏を273対27の圧倒的大差で破り選出さ…

トリップアドバイザーのコメント操作とホテルの情報について

世界のホテルやエアラインのマイレージのお得情報に関する幅広い情報を提供しているLoyaltyLobbyさんが、トリップアドバイザーにコメントするとクレームが操作されることについて言及しています。 loyaltylobby.com この人はカタール・ドーハの5つ星ホテルに…

インドシナ民族

カンボジア人にミャンマーのロンジーの写真を見せると、「あ、田舎のカンボジアの服装だ」と言います。またミャンマー人にカンボジアの田舎の風景を見せると、「あ、ミャンマーといっしょだ」と言います(笑)。国境なんてものは、地図上の点線がなければ分…

お寺さんのリアルな裏話

こんな話がありました。 いまシュエジーゴンパゴダが金箔張替工事をしていますが、尖塔の傘の下あたりは金箔でなく、金の板を打ち付けてるのだそうです。それを聞いた地元の人と、パゴダの事務局長の話… 民 「そんな金があったらもっとバガンのために学校つ…

現地旅行社しか提唱できないサステイナブル・ツーリズム

こんにちは。今年2017年は国連が定めた「持続可能な観光の国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development)」で、これはサステイナブル・ツーリズムを普及させていこうという意図があります。 このサステイナブル・ツーリズムというの…

Airbnbで民泊を提供している貸別荘でバガンは紛糾

こんにちは。 ご存じのようにバガンは遺跡保護地域であるため現在宿泊施設としてのライセンス許可が一時中断し、景観を守るため10年以内にバガン・ニャウンウー地域のすべての宿泊施設をバガンから離れたホテルゾーンに移設すべきだという意見まででて、ホテ…

~バガンのガイド~

あまり裏話をしてもいけないのでしょうが、バガンのガイドは欲のない人が多いです。たとえば、よそのガイドさんですと、後出しじゃんけんのように「昼食いつもより余計にかかりましたから」と、事後申告をしてきてあ然とすることも時々あるのですが、バガン…

~ピュアな頑固~

バガンには、ピュアな頑固者が多くいます。どういう人かというと、徹底的に遠慮してまったく妥協しようとしない人達です(笑)。 たとえばうちのスタッフ達・・・。お昼は賄い付きなのですが、毎日毎日おんなじおかずを買ってくるので、「たまには違うもの食べ…

バガン・ニャウンウー空港は、実は国際空港だった

いまミャンマー国内線の時刻表改訂を行っているのですが、エアカンボーザがガパリ→ヤンゴン(復路便)を1日5便にしていたことが判明し、うえ~ガパリのホテルの収容人数超えちゃうじゃないか(笑)と思いましたが、すごいですね。 今年のハイシーズンはエア…

田舎暮らしのリアル

ヤンゴンの旅行会社の社長さんから、「よくバガンで生活できますね。私なら2週間以上持たない」と言われたことがありますが(笑)、いわゆる日本の田舎暮らしとはだいぶ違うかもしれません(笑)。 まず、バガンの人達は日の出とともに行動を開始します。わ…

バガンの未来(2)バガンの所有者

バガン王朝の国王だったチャンシッターは、当時仏教が衰退し荒れ果てていたインドの聖地ブッダガヤの寺院を修復しました。一昨年インド政府は、そのチャンシッターが建てたバガンのアーナンダ寺院を、インドにゆかりの深い寺院であるとして莫大な額の寄付を…

バガンの未来(1)雇用の創出というまじない

こんにちは。 またあんまり書くと怒られてしまいますが、バガンの観光発展も大国や商業主義、実力者の都合によって練られています。ユネスコだって「バガンが世界遺産に入っていないのはおかしい!」と圧力をかけているんですから、ただの権威主義ですよね。…

毎回同じメニューで飽き飽きするバンコクエアの機内食をリクエストするとどうなるか試してみた

こんにちは。 “アジアのブティックエアライン”を謳うバンコクエアウェイズは、タイを中心として短中距離を得意とした航空会社でインドシナ半島の国のかなりを網羅しています。また幅広くコードシェアを組んでいて搭乗率は高く安全性も高く評価されています。…

私がなぜ特定のエアラインばかり手配したがるか

こんにちは。 だいぶご無沙汰してしまいました。 手配の数が多くて、本業のはずの更新ができなくなってきてしまいました。 ですのでどうも真剣な話が多くなってしまってすみません(笑)。 さて、今回は次号から連載予定のヤンゴンプレス「バガン通信」の伏…

エアアジアのASEAN PASSを使ってみた

スタッフを視察のためにプーケットに連れていきました。 ルートは以下の通りです。 行き:マンダレー→ドンムアン→プーケット帰り:プーケット→ドンムアン→ヤンゴン エアアジアのASEAN PASSをスタッフのチケットには使ったのですが、気になったことがいくつか…

ヤンゴンプレス・2月号連載「バガン通信」

遺跡に囲まれたミンナントゥ村はいわば私のあこがれの場所でして、いつかこの村に住みたいと思っています。 ただ政府によってもうすぐ電気が通るようなので、この村も緩やかに近代化してしまうのかもしれません。 今回のバガン通信は、宮大工の末裔ミンナン…

ヤンゴンプレス12月号連載 「パガン五千坊」

こちらで戦争の話を聞く度に思うのは、ビルマの人々は日本兵の遺体を埋葬したり、お墓をつくってあげたりと熱心な仏教国らしく手厚くしてくれたということです。 遺骨収集が始まるということですので、これでやっと日本に帰れますね。 ヤンゴンプレス12月号…

空の青さとバガン晴れ

バガンにいて不思議なことがあります。 なぜか朝、雨が降らないのです。毎朝ニャウンウー空港に通ってますので分かりますが、今年に入って雨が降ったのはたった1度しかありません。午後になると雨は降りますが、それにしても午前の非降雨率は圧倒的に高いで…

お化け屋敷より怖い夜のオールドバガン

バガン遺跡の仏塔や寺院はすべて昔仏教寺院に寄進されたものです。ひとつひとつに寄進者がいて、己の功徳のために莫大な予算を費やして築造されました。 仏塔に残る碑文には、自分が寄進した仏塔を破壊したり、宝物を盗んだりした者への渾身の呪詛をこめたと…

ヤンゴンプレス8月号連載・バガン通信

執筆中のヤンゴンプレス「バガン通信」です。 バガンの人は穏やかで、口げんかですら見たことがありません。人間ですので、悪口や陰口は聞きますが、対立することはほとんどありません。平和というのはこういうことを言うんだなあとつくづく思います。 ~バ…